歴史を感じられる日本の美しい町を訪れ、非日常を味わってみませんか?
今回は ittaライターの旅のしおりの中から、タイムスリップ気分で散策したい「日本のレトロな町並み」をピックアップしました。気になる場所があれば写真下のリンクから、実際にその地を訪れたittaライターの旅のしおりもチェックしてみてください。
※お出かけの際は各自治体や施設の公式サイトにて、新型コロナウイルスに関する最新情報をご確認ください。また、こまめな手洗いや咳エチケットの徹底など、引き続き感染症対策を心がけましょう。
柴又(東京)
写真:「寅さんのまち『葛飾柴又』でタイムスリップ気分! 1DAY観光プラン」(ライター:ちゃんちか)より
東京都葛飾区の「柴又」は、映画『男はつらいよ』の舞台としても知られる、下町情緒あふれる町。「柴又帝釈天(題経寺)」までおよそ200メートル続く参道には、昔懐かしい団子屋や飲食店などが並びます。江戸時代から都内に残る唯一の渡し場「矢切の渡し」や、美しい日本庭園を眺めながらお茶を楽しめる「山本亭」など、見どころがたくさん。
川越(埼玉)
写真:「【埼玉】小江戸川越で食べ歩きに恋みくじを楽しむ」(ライター:ぱんだ)より
今なお城下町の面影を色濃く残し、“小江戸” と呼ばれる「川越」。東京都心から1時間ほどで行けるアクセスの良さも魅力で、日帰り小旅行にぴったり。歴史的建造物が残る「蔵造りの町並み」や、昔懐かしい菓子屋が軒を連ねる「菓子屋横丁」など、歩くだけでも楽しい観光名所です。
塩沢宿 牧之通り(新潟)
写真:「レトロだけど新しい? 新潟の宿場町『塩沢宿 牧之通り』を歩く」(ライター:ちゃんちか)より
三国街道沿いの宿場町として栄えた、塩沢宿の「牧之通り(ぼくしどおり)」。現在の景観は、道路改良事業を機に地域住民が一体となって街づくりに取り組み、当時の宿場町の風情が再現されたもの。全国有数の豪雪地として知られており、雪国特有の「雁木(がんぎ)づくり」も見られます。静かにのんびりと歩きたい、素朴で美しい町です。
ひがし茶屋街(石川)
写真:「【金沢】金箔ソフトは超リッチな気分! インスタ映えで大人気の『金沢箔一』」(ライター:Bremen)より
写真:「【石川】グルメ満載! 金沢『ひがし茶屋街』を散策しよう」(ライター:numata)より
石川県金沢市の「ひがし茶屋街」は、美しい出格子の町家と石畳の伝統的な町並み。伝統工芸品を扱うお店や、洗練されたカフェなどが立ち並ぶ、金沢を代表する観光スポットの一つです。着物を着て観光するのも良いですね。
奈良井宿(長野)
写真:「【電車で信州ひとり旅!その①】ノスタルジックな宿場町『奈良井宿』へ」(ライター:uri)より
中山道木曽路の宿場町として栄えた、長野県の「奈良井宿」。重要伝統的建造物群保存地区として当時の町並みが保存されており、まるで江戸時代にタイムスリップしたような気分が味わえます。歴史ある宿に泊まったり、地元のグルメを味わったり、ゆったりとした時間を楽しみたい町です。
おはらい町(三重)
写真:「【伊勢】レトロかわいい『おはらい町』『おかげ横丁』で食べ歩き観光!」(ライター:オルカ)より
三重県伊勢市の「おはらい町」は、伊勢神宮内宮の鳥居前町。約800m続く石畳の道に、土産物店や飲食店など古風な建物が立ち並び、多くの観光客で賑わう場所です。おはらい町の中ほどの一角には、江戸から明治期にかけての伊勢路の建築物が移築・再現された「おかげ横丁」があり、参拝後の食べ歩きが楽しめます。
近江八幡(滋賀)
写真:「【滋賀】近江商人のふるさと『近江八幡』を上(山頂)から、中(地上)から、下(川面)から眺めてみよう」(ライター:BLUE)より
写真:「京都から40分!水郷の町・近江八幡でのんびりと水の古都めぐり」(ライター:Bremen)より
滋賀県の「近江八幡」は、江戸時代に近江商人の町として栄えた地域。近江商人の本宅や土蔵が立ち並ぶ「新町通り」は重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。市街地と琵琶湖を結ぶのは、かつて城下町の繁栄に大きく寄与した人工水路「八幡堀」。現在は観光用に整備され、町並みを小型の船から眺めることができる「八幡堀めぐり」が運行しています。
倉吉白壁土蔵群(鳥取)
写真:「【鳥取】レトロな街並みが魅力の『白壁土蔵群』をのんびり散策しよう♪」(ライター:SAHO)より
鳥取県の中央に位置する「倉吉」は、室町時代に城下町として形成され、江戸時代には陣屋町として栄えた地域。白壁土蔵と赤瓦の古い町並みが残っており、重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。レトロなカフェや土産物店をのんびりと巡ってみましょう。
倉敷美観地区(岡山)
写真:「【岡山】倉敷美観地区で江戸時代にタイムスリップ! 倉敷川で川舟流しが楽しめます」(ライター:Bremen)より
岡山県の「倉敷美観地区」は、かつては江戸幕府の直轄領であり、物資の集積地として栄えた地。倉敷川沿いには、塗屋造りの町屋や白壁の土蔵といった当時の建築様式が残っています。観光川舟に乗って、柳並木や江戸の風情が漂う景観をゆっくりと観光することも可能。ギャラリーや雑貨屋、喫茶店なども点在しており、歴史ある町の中にモダンな文化が溶け込んでいます。
脇町うだつの町並み(徳島)
写真:「【徳島】江戸時代にタイムスリップ!?『脇町うだつの町並み』観光&藍染め体験」(ライター:itta編集部)より
“うだつが上がらない” という慣用句がありますが、徳島県美馬市の脇町には “うだつが上がった” 家々が軒を連ねる古い町並みが残っており、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。江戸時代に藍の集積地として栄えた町であり、現在は藍染め体験ができる施設も。静かにのんびりと散策したい、風情ある落ち着いた町です。
以上、ittaライターの旅のしおりの中から、タイムスリップ気分で散策したい「日本のレトロな町並み」をピックアップしてご紹介しました! 地域の人々が守ってきた歴史ある町並みは、歩いているだけでも非日常感を味わえることでしょう。