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2021-07-04

【宮島】コレクターにも好評! 厳島神社の御朱印と限定御朱印帳を深堀り


こんにちは、yuuです(ˊ˘ˋ*)♡
本日は、御朱印コレクターの方々からも文字が美しい!と人気が高い厳島神社の御朱印、また国内でも珍しい四季限定の御朱印帳について詳しくお伝えしたいと思います。



そもそも御朱印とは?

諸説ありますが、御朱印をいただく目的は本来、寺社を訪問し(巡礼)納経帳に墨書きと朱印のサインをいただくことで、自らと神仏とのご縁を結ぶことにあったと考えられています。
私はこの“神仏とのご縁を結ぶ”という考え方が好きで、なるべく参拝したお寺、神社では御朱印をいただき、ご縁を結んでいただくようにしています。


近年御朱印ブームに火が付き、「御朱印ガール」なんて言葉も耳にするほど、幅広い世代で御朱印人気が高まっている様子。

厳島神社も平成から令和へ元号が変わった、2019年5月1日は経験したことのない混雑となりました。
私は早朝にいただいていたため、混雑には巻き込まれませんでしたが、日中は参拝に約2時間!御朱印をいただくのに最高約6時間待ちとなったそう!!

▲ 2019年5月1日の神社参拝列



厳島神社の御朱印

厳島神社の御朱印は、絵が描いてあったり、カラフルで可愛い現代的な感じではなく、中央に『嚴(厳)島神社』の墨書きと、厳島神社の神紋である三つ盛り二重亀甲に剣花菱(みつもりにじゅうきっこうにけんはなびし)の押印がなされた、厳島神社らしさを感じるシンプルなデザイン1種類です。


書いてくださる神職さんによっても字体が変わり、流れるようにスタイリッシュなものから、力強く味のあるものまで、雰囲気がガラッと変わります。
また、何度も書いていただいていると同じ神職さんに当たることがありますが、「前回も自分が書いたようだから、字体を変えるね」なんて粋な計らいをしてくださる方もいらっしゃいました。



珍しい四季限定の御朱印帳

厳島神社では、2014年から参拝者の声に応えたオリジナルの御朱印帳を販売しています。
さらに2018年からは四季限定の御朱印帳の販売も始まりました。
その時期のものしか販売しておらず、別シーズンのものは購入できないという難点はありますが、絵柄、色、字体まで違う神社こだわりの御朱印帳は、何度も宮島を訪れ神社を参拝する理由になり得ます♪


3~5月:春季限定 桃色

舞い散る桜と、東回廊から大鳥居を望む干潮風景。
私も厳島神社境内で1、2位を争う大好きな景色です。あえて干潮時が描かれているのも嬉しいポイント。


宮島は花火大会(※残念ながら本年から廃止となりました)や紅葉で有名ですが、実は桜も約1,900本植えられており、お花見スポットとしても有名な場所です。



6~8月:夏季限定 水色

満潮時の海側から見た大鳥居と、海に浮かんでいるように見える厳島神社社殿の風景。
2014年から厳島神社のオリジナル御朱印帳として親しまれていたものが夏季限定となりました。


船に乗り、海側から参拝するのもまた趣があり、優雅で楽しいです。



9~11月:秋季限定 黄色

厳島神社の平舞台から境内の入口方向を見た、客神社と五重塔、紅葉している千畳閣のイチョウを入れた秋らしい風景。


有名な紅葉ではなく、秋の千畳閣から見られる、黄金に輝くイチョウが表現されているのが素敵。



12~2月:冬季限定 白色

大鳥居を背景に平舞台で舞う、舞楽、蘭陵王の風景。


蘭陵王は1/3の元始祭、4/15桃花祭、10/15菊花祭、または結婚式などで観ることができます。
冬の霜や雪を連想させるキラキラとした白色も可愛く魅力的です。

※販売期間は全て目安です。場合により1ヶ月位前後したり、月の途中で変更することもあると伺っています。



どこでもらえるか、価格やサイズなど

御朱印帳の大きさは一般的なサイズと言われている11㎝×16㎝。
御朱印の初穂料は300円、御朱印帳は本体価格1,000円で、境内の授与所(お守り等の奥側)にて、開門時間から閉門時間までいただくことができます。

早朝は神職さんが少ないため、ご本殿のすぐ右手側にお一人でいらっしゃる神職さんが御朱印を書いてくださいます。(8時頃になると2~3名体制となり、授与所で対応してもらえます。)



おまけ

厳島神社では御朱印帳を入れるオリジナルの巾着袋も販売しています。
こちらは本体価格1,500円。
デザインは蘭陵王の舞をメインにした1種類、青色と橙色の2色展開で、御朱印帳より少し大きめな巾着袋となります。
(※青色は愛用しているため、使用感から小さく見えますが両方とも同じサイズです)



まとめ

印刷物とは違う、一字一字丁寧に自分のためだけに書いて頂いた温かみのある美しい御朱印は、何度見返してもほっこりと幸せな気持ちになります。

宮島の四季の魅力がたっぷり詰まった素敵な御朱印帳、お好みの絵柄はありましたでしょうか?
神仏との素敵なご縁に感謝し、お好みの御朱印帳に御朱印をいただいて、楽しい宮島旅行の思い出をまた一つ増やしていただけたら嬉しいです♪



このしおりのライター

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