赤ちゃんと旅行にいくと悩ましいのが宿選び。
自由に動き回れるようにと和室を選ぶ方が多いと思いますが、今回洋室のホテルを選んで宿泊したところ、大満足だったのでご紹介させていただきます！
■GOOD NATURE HOTEL京都
京都最大の繁華街の中心である四条河原町駅から徒歩2分、複合型商業施設「GOOD NATURE STATION」の中にホテルはあります。
2019年にオープンした比較的新しいホテルですが、世界で初めて環境や健康に配慮された建物が認証されるWELL認証と、環境に配慮したグリーンビルディングを評価するLEED認証をダブルで受けたエコホテルだそうです。
■緑を感じられる中庭
ホテル4階から空へは中庭で貫かれ、それを囲むように客室が並んでいます。
ここは公共スペースとなっており、京都の植生を再現したテイカカズラの「大緑化壁」によって、京都のど真ん中にいながらも緑を感じることができる心地よい空間です。ソファ席もあるので、赤ちゃんを遊ばせながら過ごすこともできます。
■ベーシックから個性的な客室まで
客室は、濡れ縁ベンチや土壁など京都らしさを表現したデザインが基本のようですが、緑に囲まれたボタニカルルームやドライフラワールーム、プラネタリウムを楽しめるグランピングルームなど個性的な客室までの豊富なラインナップ。
■ “Welcome Baby Room"のベビーアイテム
今回宿泊したのはWelcome Baby Room。
予約の際に乳児がいる旨を伝えただけでしたが、空きがあるとのことで、ご好意でこちらのお部屋に。
大人用のベッドにガードがついている他、赤ちゃんのためのベビーベッド、バスチェア、バンボ（ベビーチェア）、ミルク瓶消毒ケース、食器、おむつ用ゴミ箱、ベビーカーまで装備。さらに、絵本やおもちゃ、寝相アートなどのお楽しみグッズまで揃っていて感激しました。
調べてみると、ミキハウス子育て総研の「ウェルカムベビーのお宿」にも認定されたそうで、納得の環境と品揃え。ただでさえ子連れ旅は荷物が多いので、これだけ揃っているホテルに宿泊できると身軽に旅行を楽しめて有難いですよね。
■SDGs 地球にやさしい取り組み
脱プラスチックへの取り組み強化として、アメニティは最少限の用意としたり、お部屋にはカカオの外皮まで使い切ったチョコとカカオティーがおいてあったりと、環境に配慮した取り組みを感じられるポイントやアイテムがいくつかあります。
その中でも気に入ったのはオリジナルコスメブランド「NEMOHAMO」のシャンプーとコンディショナー。
石油由来成分は一切使用せず、素材は全て自然由来成分とのことで赤ちゃんにも使用。私自身も傷んだ髪の毛もツヤツヤな仕上がりになり、3階のショップで購入出来ると聞いて早速購入するほどでした。
■館内で食事の調達もできる
4階〜9階が「GOOD NATURE HOTEL」のゾーンとなっています。
1階にはマーケット、2階にレストラン、3階に雑貨・コスメなどのショップがあり、3階はお隣の高島屋と繋がっています。
赤ちゃん連れの旅行だと夜ご飯のタイミングや場所に困りますが、今回は1階のマーケットで野菜たっぷりのお弁当を購入。
他にも地域の商品が売っていたりイートインがあったり、お洒落なカフェがあったりと、館内で楽しむことができるのは大きなメリットと感じました。
おまけ：鍵善良房 四条本店
ホテルから徒歩10分ほどのところに葛切りが有名な老舗和菓子店「鍵善良房 四条本店」というお店があります。
お菓子の販売スペースの奥に喫茶があり、常時混雑していますが、自分の順番が来たらスマホに連絡が入るようになっているので、周りの祇園を散策しながら待つこともできます。
2段になっている漆の器の中に、キンキンに冷やされた葛切りと蜜。（白蜜・黒蜜から選べます）
吉野葛の味がしっかりと感じられ、蜜はとろりと滑らかな口当たりで、すっきりとした味わい。
あまーいタレの様な蜜が苦手だった私も蜜を全て飲み干してしまうほどのおいしさでした。
スロープもあってベビーカーでも入れるので、もし近くにいらしたら是非試してみてくださいね。
