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わざわざ行きたい、全国の「道の駅」7選! 周辺の見どころもご紹介


車でちょっと遠出するとき、密かに楽しみにしているのが「道の駅」に寄ること。最近は、わざわざ行きたくなるような道の駅が増えていますよね。もはや旅の休憩地点としてではなく、“道の駅巡り” を楽しむファンも多いとか。

今回は、私がこれまでに訪れた中で特に印象に残っている道の駅をご紹介します!




1. 道の駅 保田小学校(千葉)

まずご紹介するのは、「保田小学校」という変わった名前の道の駅。文字通り、小学校がそのまま道の駅として利用されているんです!

2014年に廃校となり100年以上の歴史に幕を閉じた保田小学校が、体育館や校舎の面影を残したままリノベーションされ、2015年に道の駅として生まれ変わりました。もともと教室だった場所での食事や宿泊が可能で、随所に小学校の備品が使用されているため、子どもの頃にタイムスリップしたような懐かしい気持ちになれることでしょう。今では珍しい(?) 二宮金次郎像も残っていますよ。

道の駅 保田小学校は、都心から1時間半ほどで行くことができるアクセスの良さも魅力です。絶景スポットとして有名な「鋸山(のこぎりやま)」が近いので、セットで訪れてみてはいかがでしょうか。


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2. 道の駅 和田浦 WA・O!(千葉)

続いては、南房総の「道の駅 和田浦 WA・O!(ワオ)」。訪れたのが数年前なのと写真をほとんど撮っていなかったので、内装などは正直あまり覚えていないのですが・・・、とにかく “クジラづくし” の道の駅だということははっきりと覚えています。

まず出迎えてくれるのが、シロナガスクジラの全身骨格標本! 一枚の写真に全体を収めるのが難しいくらい巨大です。室内では、クジラ肉のジャーキーなどクジラ関連のお土産が多数販売されていてびっくり! このあたりはクジラ食文化が根付いた町として知られているんだそう。こちらの道の駅のレストランでもクジラ料理が提供されています。


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3. 道の駅 朝霧高原(静岡)

静岡県の「道の駅 朝霧高原」は、富士山周辺ドライブで寄りたいスポット。“道の駅”としてはごく一般的な施設なのですが、ここから見える富士山は壮観です! お天気に恵まれた日はぜひ、目の前にどーんと迫る富士山を眺めながら休憩してみてください。

また、このすぐ近くには富士山を背に牛たちがくつろぐ場所もあります。(※いつも牛がいるのかは不明。)他にも見どころが多く、東京からの日帰りドライブにもおすすめのエリアです。


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4. 道の駅 下賀茂温泉 湯の花(静岡)

こちらは南伊豆の自然に囲まれた「道の駅 下賀茂温泉 湯の花」。地元で採れた野菜や果物の品揃えが豊富で、地元の方が多く来られている印象でした。レストランはありませんが、旬の果物を使った生絞りジュースやソフトクリームを販売しているスタンドがあります。夏に飲んだスイカジュースが絶品でした!

また、川のすぐそばには下賀茂温泉の湯を使った足湯スペースがあります。2月〜3月頃には川沿いに桜と菜の花が咲き乱れ、春の訪れを感じながらゆっくりできますよ。


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5. 北欧の風 道の駅とうべつ(北海道)

▲ オープン前にお邪魔したときの写真なので、まだお店が入っていません。現在はお土産やスイーツのお店があります。

2017年9月にオープンした「北欧の風 道の駅とうべつ」は、札幌中心部から一番近い道の駅。ここ当別町はスウェーデンのレクサンドと姉妹都市だそうで、道の駅とうべつの建物はスウェーデンの伝統建築をモデルに作られています。三角屋根と開放的な内装がオシャレ!

9月にはこの道の駅から一面に広がるひまわり畑が見えました。地元の方によると、このひまわりたちは畑の肥料用に植えられているもので、花が咲いているうちに耕されてしまうんだとか・・・! 何だかもったいないような気もしますが、その話を聞いてより一層美しく見えたのでした。皆さんもぜひ、期間限定の黄色い絶景を狙って行ってみてください。


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6. 道の駅 のと千里浜(石川)

石川県羽咋(はくい)市にある「道の駅 のと千里浜」。こちらも昨年7月にオープンしたばかりの新しい施設で、「このロゴは誰が担当したんだろう・・・」と気になってしまうくらい、全体的に今っぽい可愛らしいデザインで統一されています。(「道の駅 のと千里浜」のグラフィックデザインは、石川県出身のデザイナー・田中聡美さんが担当されたそうです。)

地元の玄米粉を使ったパン屋さんは、焼きたてのパンが並ぶとお客さんが殺到するほどの人気ぶり。足湯やサンドアートもあり、想像以上に楽しい道の駅でした。日本で唯一の車で走れるビーチ「千里浜なぎさドライブウェイ」が近いので、車好きな方はぜひドライブしに行ってみてください。


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7. 道の駅 ふたみ(愛媛)

最後にご紹介するのは、愛媛県伊予市双海町にある「道の駅 ふたみ」。どこか懐かしい雰囲気のお店が並び、愛媛名物「じゃこ天」や手作りの「もちもちドーナツ」などがいただけます。

道の駅ふたみの最大の魅力は何と言っても、目の前に海が広がる贅沢なロケーション! この道の駅が併設されている「ふたみシーサイド公園」は、夏には海水浴客で賑わうスポットです。さらにここは、水平線に沈む夕陽が美しく見えることから「日本の夕陽百選」に選ばれています。“しずむ夕日が立ちどまる町” と称される双海町で、ロマンチックなサンセットタイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。






まとめ

絶景が楽しめる道の駅、お洒落な道の駅、コンセプトが面白い道の駅など、様々な道の駅がありました。1〜4は東京都内からの日帰り旅にもおすすめです。ドライブがてらどこかへ出かけたい気分のときは、個性的な道の駅を旅の目的地にしてみてはいかがですか?

進化を続ける道の駅、今後も目が離せません!

このしおりのライター

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