青い空、美しい海、照りつける日差し... そんな「南の島」のイメージが強い奄美大島ですが、実は年間日照時間が短く、雨が多いといわれています。
奄美大島旅行2日目のこの日も、曇り時々雨。
空がどんよりしていても楽しめそうなアクティビティを探して、マングローブカヌー(カヤック)を体験してみることにしました!
奄美大島のマングローブ
鹿児島県・奄美大島の住用川と役勝川が合流する河口域には、71ヘクタールにわたるマングローブ原生林が広がっています。
「マングローブ」とは、特定の植物の名前ではなく、熱帯・亜熱帯地域の汽水域(淡水と海水が混在しているところ)に生息する植物の総称なのだそう。
日本でマングローブ原生林が見られるのは、沖縄県・鹿児島県の一部地域のみ。「ここも本当に日本!?」と驚いてしまうような光景が楽しめます。
「マングローブ茶屋」で申し込み
奄美大島では、マングローブを満喫するさまざまなタイプのツアーが用意されています。
今回お世話になったのは「マングローブ茶屋」。
私たちはカヤックに乗るのが初めてではなかったので、団体でまわるツアーではなく、個人で比較的自由に楽しめそうなこちらを選びました。マングローブのトンネル入り口付近のみ、ガイドさんが案内してくれます。料金は大人1,700円。
申し込みを済ませたら車で近くの乗り場へ移動し、ライフジャケットを装着! 乗る前に漕ぎ方をレクチャーしてもらえるので、初めての方でも安心です。
いざ、マングローブのトンネルへ!
こんな景色を眺めながら漕ぐのはとっても気持ちがいい! 透き通った水の中を泳ぐ魚や、見たことのない珍しい鳥がいて、奄美の豊かな自然を感じられます。
しばらく漕ぐと、マングローブのトンネルに到着!
ゆっくりのんびり漕ぎながら、静かなマングローブのトンネルを堪能する癒しのひととき。
トンネルの奥のほうまで入ることができるのは水位が高いときだけだそうです。奄美旅行のプランを立てるときには、満潮・干潮時刻のチェックが必須ですね!
他の乗り場から出ているツアーの時間を事前に調べておき、団体と鉢合わせないように時間をずらして訪れたので、誰もいないマングローブのトンネルを楽しむこともできました。
不思議な世界に迷い込んでしまったような感覚に包まれます。
展望台から眺めてみよう!
時間と体力に余裕があれば、近くの展望台にも行ってみましょう! 入場無料です。
東南アジアのような風景。ここで景色を眺めながらおにぎりを食べている方もいましたよ。
まとめ
奄美大島でのマングローブカヤックは、この旅行の中でも特に印象に残る体験となりました。空がどんよりしていても楽しめます!
服装は多少濡れたり汚れたりしても構わない格好で。スマートフォンやカメラは防水対策をして、落とさないよう首からかけておくのがおすすめです。
神秘的なマングローブのトンネルをくぐりたい方は、ぜひ満潮の時間帯に行ってみてくださいね!