地形や気象条件によって違った姿を見せてくれる、幻想的な「雲海」。いつでも見られるわけではなく、さまざまな条件がそろったときにだけ見ることができる奇跡の絶景です。
今回はittaライターの旅のしおりの中から、日本国内の「雲海スポット」をピックアップ! 気になる場所があれば写真下のリンクから、実際にその地を訪れたittaライターの旅のしおりもチェックしてみてください。
星野リゾート トマム 雲海テラス(北海道)
写真:「まだまだ夏はこれから! 北海道の夏のおすすめ絶景スポットTOP3」(ライター:sorano)より
星野リゾートトマム内にある「雲海テラス」は、標高1,088mの絶景スポット。雲の上を歩くような感覚が楽しめるデッキ「クラウドウォーク」や、地上約3メートルのカウンターと椅子が並ぶ「クラウドバー」など、さまざまな展望スポットが用意されており、ここならではの体験ができます。
雲海シーズンは5月〜10月上旬ごろ。天候によってはゴンドラが運休となる場合もあります。最新の営業情報や雲海予報を確認しておきましょう。
美の山公園(埼玉)
写真:「【埼玉】都心から一番近い雲海スポット!『美の山公園』の魅力をご紹介!」(ライター:YUKIKO TAKEI)より
埼玉県秩父郡の「美の山公園」は、「蓑山(みのやま)」山頂付近にある自然公園。展望台の近くまで車でのアクセスが可能です。市街地を雲海が覆うと、街や工場のあかりが透けて見え、宝石のように輝く幻想的な光景を見ることができます。
雲海が発生しやすいシーズンは、10月~12月・4月。特に11月は発生率が高いといわれています。公園には外灯が無いため、訪れる際は懐中電灯を持参しましょう。
竹田城跡 / 立雲峡(兵庫)
写真:「冬でも楽しめる? 雲海に浮かぶ天空の城『竹田城跡』」(ライター:ちゃんちか)より
兵庫県朝来市の「竹田城跡」は、“天空の城”と称される絶景スポット。竹田城跡の麓から車で10分ほどの「立雲峡」は、幻想的な雲海に浮かぶ竹田城跡の撮影スポットとして知られています。
雲海シーズンは9月〜11月。この時期は早朝4時から竹田城跡へ登城することが可能となり、自分を包み込むような雲海を間近で楽しむこともできます。
高谷山(広島)
写真:「『霧の海』をみたいなら広島・三次市に行ってみよう① 〜高谷山編〜」(ライター:まさき)より
周囲を山々に囲まれ、3本の川を持つ三次(みよし)盆地は、雲海が発生しやすい地域。三次市では「霧の海」と呼ばれており、「高谷山」をはじめとした複数のスポットから眺めることができます。
霧の海がよく見られるシーズンは、10〜3月ごろ。日の出とともに美しく染まっていく様子は幻想的です。
以上、ittaライターの旅のしおりの中から、日本国内の「雲海スポット」をピックアップしてご紹介しました。雲海は必ず見られるという保証はありません。だからこそ、自分の目で見ることができたときの感動はひとしお! ぜひ、幻想的な絶景に会いに出かけてみてください。