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2020-08-22

いつか泊まってみたい!「世界の不思議な家」特集

自然環境や生活習慣が異なる国・地域の住居には、さまざまな特徴が見られます。中には、ホテルとして利用されている伝統的な住居や、ホームステイが可能なおうちも。

今回はittaライターの旅のしおりの中から、「世界の家」をピックアップ! 気になる場所があれば写真下のリンクから、実際にその地を訪れたittaライターの旅のしおりもチェックしてみてください。



とんがり屋根のトゥルッリ(イタリア)

写真:「いつか行きたい! おとぎの街アルベロベッロ」(ライター:ロマーニャ)より

イタリア南部のアルベロベッロには、伝統的な家屋「トゥルッロ」(複数形:トゥルッリ)が多数現存しており、「アルベロベッロのトゥルッリ」として世界遺産に登録されています。白い壁にとんがり屋根が特徴的なトゥルッロが並ぶ景観は、まるでおとぎの国のよう。現在も住居や店舗として使われており、中には旅行者が宿泊することのできるトゥルッロも。



洞窟住居群 サッシ(イタリア)

写真:「いつか行きたい! おとぎの街アルベロベッロ」(ライター:ロマーニャ)より

イタリア南部のマテーラは、石灰岩をくり抜いて形成された洞窟住居群の不思議な光景を見ることができる街。この住居群は「サッシ」と呼ばれ、「マテーラの洞窟住居と岩窟教会公園」として世界遺産に登録されています。過去には廃墟と化した地域ですが、世界遺産登録をきっかけに、世界に誇る観光地となりました。



巨石とともに暮らす家(ポルトガル)

写真:「【ポルトガル】巨石と共存する不思議な村『モンサント』へ。」(ライター:ちゃんちか)より

ポルトガルのモンサントは、巨石と共存する山の上の小さな村。巨石を避けて建てるのではなく、建物の一部として活用した住居が多数存在しています。中にはカフェや宿泊施設として営業している建物もあり、巨石が壁の一部となっている様子を内側から見ることもできます。



キューブハウス(オランダ)

写真:「【オランダ】面白い近代建築の宝庫! アートの街『ロッテルダム』で街歩きを楽しもう」(ライター:かずのこ)より

ユニークな近代建築の街として知られる、オランダ第二の都市ロッテルダム。ひときわ目を引くのが、立方体の家「キューブハウス」です。一般の住居ですが、一部はホステルとなっており旅行者が宿泊することもできます。



移動式住居 ユルト(キルギス)

写真:「【キルギス共和国】一度は行ってみたくなる!? 注目すべき10の魅力」(ライター:BLUE)より

キルギス人をはじめとするテュルク系遊牧民の伝統的な移動式住居「ユルト」。構造は、モンゴルで「ゲル」と呼ばれているものとほとんど同じです。キルギス国旗の太陽の中に描かれているシンボルは、ユルトの天井の骨組み部分を表したもの。現在は観光客の宿泊施設としても利用されており、ユルトでの宿泊や食事が可能です。



移動式住居 オルツ(モンゴル)

写真:「【モンゴル】トナカイ遊牧民との美しき日々」(ライター:孔雀)より

モンゴルの伝統的な住居といえば「ゲル」が広く知られていますが、こちらの旅のしおりでittaライター・孔雀さんが紹介してくれたのは、「オルツ」と呼ばれる移動式住居。モンゴル北部に住むトナカイ遊牧民の伝統的な住居で、円錐型のテントの中には薪ストーブが設置されています。



福建の土楼(中国)

写真:「【中国】NASAも驚いた?!山奥にある集合住宅、福建土楼を訪ねて」(ライター:BLUE)より

中国・福建省の山中に点在する「福建土楼」は、客家の一族が暮らす、要塞としての役割も兼ね備えた集合住宅。航空写真に写ったその奇妙な形から、NASAがミサイル基地だと勘違いしたこともあるといいます。観光客が宿泊可能な場所もありますよ。



ダグアウトハウス(オーストラリア)

写真:「【オーストラリア】素通り厳禁!過酷なアウトバックのオススメスポット10選」(ライター:SAORIGRAPH)より

オーストラリア内陸部、世界最大のオパール産地として知られるクーバーペディ。夏は気温が40度を超え、冬はマイナス10度以下にもなるこの土地で、人々は快適に暮らすために地下に家を作りました。こういった家は「ダグアウトハウス」と呼ばれ、ホテルとして営業しているところもあります。




以上、ittaライターの旅のしおりから「世界の家」をピックアップしてご紹介しました。 世界にはいろいろな家がありますね! その地域ならではの建物に宿泊することができたら、きっと最高の思い出になるでしょう。

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