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いつか行きたい! おとぎの街アルベロベッロ


白い壁にとんがり屋根がかわいい「トゥルッリ」が並ぶ街、アルベロベッロ。

世界遺産にも登録されており、人気の観光地ですが、アクセスがよいとは言えず、行こうと思って調べた時に情報も少ないと感じました。

今回、実際に行ってきたときの情報をご紹介しますので、いつか行ってみたい方、計画中の方にぜひご参考にしていただければと思います。




アクセス

アルベロベッロはイタリアのかなり南にあり、長靴の形をしたイタリアのかかとのあたりに位置しています。

拠点となるのはバーリという街。

バーリからアルベロベッロまでは私鉄で1時間半〜2時間ほどのようですが、比較の結果、今回はバスで行きました。

バス停はバーリ中央駅の裏側にあり、少々わかりにくかったのですが、バス停さえわかれば約1時間でアルベロベッロに到着します。

移動が不安な場合にはローマやナポリから日帰りや1泊の現地ツアーもありますが、比較的急ぎ足になってしまう上にツアー代金も割高なものが多いので、できれば個人で行く方がオススメです。




アルベロベッロの楽しみ方

アルベロベッロの街は歩いて回れる広さです。
リオーネ・モンティ地区という約1000のトゥルッリが並ぶ賑やかなエリアや、アイア・ピッコラ地区という今も多くの人が住んでいる閑静なエリアなどが中心です。


また、アルベロベッロで最も大きいトゥルッロ・ソヴラーノでは、博物館になっている内部を見ることができます。

ちなみに、「トゥルッリ」という名称が一般的かと思いますが、トゥルッリというのは実は複数形で、単数形は「トゥルッロ」となります。


街全体は1〜2時間ほどで回れてしまうので、あとはリオーネ・モンティ地区にたくさんあるお土産屋さんでお買い物をしたり、レストランでプーリア州の料理を楽しむのがオススメです。


また、高台のポポロ広場から眺める夕景にも感動しました。




トゥルッロに泊まる

せっかくアルベロベッロまで行ったら、トゥルッロに泊まってみてはいかがでしょうか?
トゥルッロに宿泊できるようにしているホテルは、実はたくさんあります。

今回私が泊まったところは、キッチンも付いており、なんだかホテルというより実際のトゥルッロのおうちに泊まっているようでワクワクしました。

アルベロベッロは日中はかなり混み合いますが、宿泊すると人が少ない夕方や朝に散歩や撮影ができるのもうれしいポイントです。





せっかくなのでマテーラもぜひ!

また、こちらも世界遺産であるマテーラという街も比較的近いので、ぜひ一緒に行ってみることをオススメします。

アルベロベッロからマテーラへは、公共交通機関で行くには一度バーリを経由する必要がありますが、直線距離だと車で約1時間なので、ネットで見つけた専用車のチャーターでアルベロベッロからマテーラ、マテーラからバーリへ移動しました。ホテルによっては事前に相談すれば送迎サービス(有料)を用意してくれるところもあるようです。

マテーラは洞窟を住居にしていた街で、アルベロベッロとは全く違う雰囲気を楽しむことができます。

今回、アルベロベッロだけにするかマテーラにも行くか悩んだのですが、マテーラにも行ってよかったと思いました!

また、マテーラは夜景も美しいようなので、お時間がある方はマテーラにも1泊するとよいかもしれません。




いかがでしたでしょうか。
いつかアルベロベッロに行く機会がありましたら、少しでも参考になれば幸いです。


このしおりのライター

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