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2020-03-16

レトロな雰囲気抜群!大井川鐵道のSLで絶景旅に行こう!


ターコイズブルーの夢の吊橋といわれている『寸又峡』や、絶景すぎる秘境の『奥大井湖上駅』など、静岡県の大井川鐵道の周辺には有名な絶景スポットがたくさんあります。

そんな絶景旅のお供に、わたしがオススメするのはレトロなSL。
今回は、そんなSLだけに着目して、その楽しみ方をご紹介します。

桜が咲き、春の陽気が気持ちのいいこれからの季節に、SLに乗って、特別な絶景旅に出てみませんか?




大井川鐵道とは?

大井川鐵道はSLのほかに、日本唯一のアプト式電車という赤いトロッコ列車や、機関車トーマスを再現した列車などが運行しています。

中でもSLは、年間300日以上運転しており、その数は日本一!また、総走行キロや現役運行台数も日本一なんです!

とはいうものの…
素人の私はSL自体の知識など、全くないまま乗りました…。
(もう少し下調べしていけばよかった、と後悔…)

ただただ楽しく乗り、帰ってきてから、いろいろ調べてみました。大井川鐵道には四種類の蒸気機関車が現役で運行していて、私が乗ったSLは『蒸気機関車C56形44号機』というものでした。

この蒸気機関車は、戦前、札幌で使われていたようです。大井川鐵道で使われるようになったのは、戦後。

このように、大井川鐵道のホームページにその機関車の歴史が紹介されています。

自分を乗せてくれた列車の歴史を感じられるのも、SLの旅の醍醐味ですね!




SLの乗り方

旅の始まりは、千頭駅(せんずえき)。ここからSLの旅スタートです!

乗車券は当日も先着順で販売していますが、毎日運行しているわけではなく、本数も日によって異なるので、予約するほうがベター。私も一ヶ月ほど前から予約していたので安心でした。

そして、この旅で私がオススメするのは、『フリーきっぷ』。有効区間全駅で有効期間の間なら、乗り降り自由というお得な切符なんです。わたしは大井川本線のフリー切符を購入しました。

寸又峡まで行くなら、井川寸又峡周遊切符などがオススメです。

なんにせよ、毎日同じ運行、同じ料金ではないので、よく下調べしてから行くのがこの旅のコツです!

ごとんごとん…と優しく揺れるSLにのって、風景もゆっくり変わっていきます。
SLの終点は『新金谷』。千頭からは1時間ほどで到着しました。

この駅にはSLや、駅舎、昔の電話ボックスなどなど、レトロなものが展示がされている、『ロコミュージアム』というものがあります。こちらの営業時間は9時~18時。見るだけではなく、触れることができるものも多くあり、帰りの電車も楽しく待つことができます。

また、この駅では駅弁も買えるので、旅のお供にぜひ。




SLに乗ってみると…

車内はこんな感じ。なんだか雰囲気抜群ですよね!
昭和10〜20年製らしく、座席や天井の扇風機がレトロな感じを醸し出しています。

SLは石炭を燃やして、お湯を沸かし、その時に発生する蒸気のエネルギーを使って走ります。その石炭をくべるところが見られるのも大井川鐵道の魅力。

ぜひ間近で蒸気機関車の心臓、エネルギーの源を見てみてくださいね!




SLから見える絶景

大井川鐵道のSLに乗りながら見る絶景でおすすめなのが、こちらの『塩郷の吊り橋』です。この吊り橋は大井川にかかる吊り橋の中で一番長く、スリルも寸又峡に負けません。


SLは吊り橋にだんだん近づいていき、こんなに近くまで!!吊り橋を下からのアングルで見られることなんてなかなかないので、新鮮でした。

逆に、この吊り橋の下を通るSLを見るなら、大井川鐡道の普通電車に乗って、塩郷駅で降りてください。この駅から歩いて2分ほどのところに塩郷吊り橋はあります。SLではこの駅に停車しないので注意してくださいね。

時間によっては、光が反射しすぎて、写真にうまく収めることができませんが、本当にターコイズブルーの美しい川なんです。肉眼で楽しまないともったいない!

SLを降りて、千頭駅の周りをのんびり歩いていると、満開の桜との美しい風景にも出会えました。

これからの時期に探してみてくださいね。



いかがでしたか?

都内から日帰りでも行きやすい大井川鐵道。SNSで話題になっている絶景スポットを、SLに乗って移動時間まで素敵な時間にしてください。



このしおりのライター

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