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2019-08-03

夏の日帰り旅行におすすめ! 自然の“涼”を感じられるスポット


暑い夏は、ついつい冷房の効いた室内にこもりがちという方も多いのではないでしょうか。せっかくの休日を楽しむなら、滝や氷穴など、自然の中で涼めるスポットにお出かけするのもいいですよ。

今回は、東京からの日帰り旅行にもおすすめの、涼を感じられる自然スポットをご紹介します!




駒門風穴(静岡)

写真:「【御殿場】アウトレットでのお買い物ついでにプチ冒険! 巨大な洞窟『駒門風穴』」(ライター:ちゃんちか)より

「御殿場プレミアム・アウトレット」から電車でたった2駅のところにある「駒門風穴(こまかどかざあな)」は、お買い物ついでにも寄れる洞窟。観光地化されすぎていないため人が少なく、冒険気分を味わえる穴場スポットです。

約1万年前に富士山の火山活動によってできた洞窟の中は、入り口から244m続いており、溶岩が作り出した奇景を観察できます。年間を通して13度という涼しさなので、夏でも羽織りものを持って行くと安心ですよ。




富岳風穴(山梨)

写真:「ハートの中は神秘の世界!富士の樹海の洞窟『富岳風穴』を探検してきた!」(ライター:ちゃんちか)より

富士山の麓、青木ヶ原樹海の中にある「富岳風穴(ふがくふうけつ)」は、国の天然記念物にも指定されている洞窟。入り口の階段に手すりが設置されているなど、駒門風穴よりも観光客向けに整備されています。

「天然の冷蔵庫」として使用されていたこともある洞窟内は、平均気温約3度! 「氷の池」や、養蚕に活用していた時代の記録などが展示されており、神秘的な光景が広がっています。




鳴沢氷穴(山梨)

写真:「秋のドライブにぴったり!絶景も温泉も全部楽しむ『山梨』の日帰り旅行プラン」(ライター:かずのこ)より

富岳風穴から近くセットで訪れることもできるのが、富士山の麓の「鳴沢氷穴(なるさわひょうけつ)」。最深部21mのところにある「地獄穴」は、伝説によると70~80km以上も先の江の島に続いているといわれています。

一年を通して氷に覆われている洞窟内の平均気温は約3度と涼しく、江戸時代には幕府に献上するための氷の貯蔵庫があったんだそう。営業時間は季節によって変動があるため、公式サイトでチェックしてから遊びに行きましょう!




源兵衛川(静岡)

写真:「『湧水の都・三島市』源兵衛川でせせらぎ散歩!三島駅からわずか5分のロケーション!」(ライター:Bremen)より

湧き水で有名な静岡県三島市の「源兵衛川」は、冷たい川の水に足を入れて涼むこともできる、子どもたちにも大人気の水遊びスポット。全長約1.5kmの川の中には遊歩道が設けられており、のんびり “せせらぎ散歩” も楽しめます。

「源兵衛川」へは三島駅から徒歩5分とアクセスも抜群。2019年8月15日(木)〜17日(土)には三島市最大のイベント「三嶋大祭り」が開催されるので、併せて楽しんでみてはいかがでしょう。




白糸の滝(静岡)

写真:「【静岡】この夏は、涼しい絶景スポットへ行こう! 世界遺産『白糸の滝』」(ライター:ちゃんちか)より

静岡県富士宮市にある「白糸の滝」は、全国的にも珍しい湧き水からなる滝。長さ150mにわたってカーテンのように流れる水は、想像以上にスケールが大きく、常にミストを浴びているような感覚になります。

滝壺は立ち入り禁止となっていますが、そばにある滝見橋や、滝の上にある展望台から眺めてもダイナミック。晴れていれば、展望台からは富士山も見えるそうですよ。




昇仙峡 仙娥滝(山梨)

写真:「駅ナカの観光案内所にワインサーバー!? 地元産ワインが『ちょい飲み』できる石和温泉駅」(ライター:ちゃんちか)より

山梨を代表する景勝地「昇仙峡」の中でひときわ涼しさを感じられるのが、覚円峰の麓にある仙娥滝(せんがたき)。地殻変動による断層によって生じた滝で、花崗岩の岩肌を削りながら、豪快な水の流れが30m落下していきます。

2019年7月20日(土)〜8月17日(日)の日没から21時までは、仙娥滝が幻想的な光に包まれるライトアップが開催。近くには昇仙峡の清流を使った「流しそうめん」が楽しめるお店もありますよ。




西沢渓谷(山梨)

写真:「【西沢渓谷】滝が織りなす渓流美!マイナスイオンたっぷり、癒しの溪谷へ」(ライター:BLUE)より

山梨県山梨市にある西沢渓谷は、「癒し効果のある森」として森林セラピー基地にも認定されている景勝地。散策コースは標高1,100m~1,370mに位置しており、平地よりおよそ5~6度気温の低い渓流沿いを、涼を感じながら歩くことができます。

西沢渓谷の見所は、なんといっても「日本の滝100選」に選ばれている「七ツ釜五段の滝」! 大小五段の階段状に落ちる滝で、鮮やかなコバルトブルーの滝壺はハっと息をのむほどの美しさです。




一之釜(山梨)

写真:「【山梨】今話題になりつつある絶景スポット、名瀑『一之釜』へ行ってきた!」(ライター:ちゃんちか)より

山梨県の「一之釜」は、落差21mの迫力のある滝を、すぐそばまで近づいて見ることができると人気のスポット。道中は比較的歩きやすく気軽なウォーキングにも適していますが、小さな吊り橋や複数の滝が点在し、秘境っぽさ満点です!

一之釜は季節や気候によって表情を変える滝なので、条件が合えば滝壺が綺麗なエメラルドグリーン色に見えることも。都会の喧騒から離れ、自然の中で静かに涼を満喫したい方は、ぜひ訪れてみてください。




以上、夏の日帰り旅行におすすめの、自然の“涼”を感じられるスポットをご紹介しました。避暑地へお出かけする際も、熱中症対策は忘れずに! 自然の中で快適な夏を過ごしましょう。


このしおりのライター

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