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【6月が見頃】14万株のハナショウブが彩る「横須賀しょうぶ園」

6月の花といえば「紫陽花(アジサイ)」を思い浮かべる方が多いかと思いますが、古くから日本で親しまれてきた「花菖蒲(ハナショウブ)」も、この時期に見頃を迎える花です。

神奈川県横須賀市の 「横須賀しょうぶ園」 では14万株ものハナショウブが見られると知り、見頃を狙って行ってきました!

(撮影日:2019年6月上旬)




「横須賀しょうぶ園」への行き方

「横須賀しょうぶ園」へ公共交通機関で向かう場合は、京急「汐入駅」またはJR「衣笠駅」からバスを利用します。

今回は汐入駅前のバス乗り場(5番)から、しょうぶ園直行の臨時バスに乗りました。
汐入駅からバスで向かう場合は本来、しょうぶ園からやや離れたバス停で下車して15分ほど歩く必要があるのですが、現在はハナショウブの見頃に合わせてしょうぶ園直行の臨時バスが運行しています!(2019年6月23日まで)




「花しょうぶまつり」開催中!

412品種・14万株ものハナショウブが、5月下旬から7月上旬にかけて次々と開花する「横須賀しょうぶ園」。2019年6月1日(土)〜6月30日(日)には「花しょうぶまつり」が開催されています。

まずはこちらの券売機で入園券を購入!
フジやハナショウブなどが見頃となる4〜6月の入園料は、大人310円・小中学生100円。7〜3月は入園無料だそうです。

入園ゲートにあった注意書き。「ふじまつり」と「花しょうぶまつり」の期間中は三脚の使用が禁止されているそうなので、写真を撮りに行かれる方はお気をつけください。




のどかな園内で、色とりどりのハナショウブを観賞!

園内マップによると、ハナショウブは大きく分けて2つのエリアで見られるようです。最初に向かったのは、入って左側のエリア。

木で作られた遊歩道を散歩しながら、両サイドに咲いているハナショウブを見ることができます。ハナショウブは品種ごとに分けて植えられており、「初鏡(はつかがみ)」「春の琴(はるのこと)」「蛇の目傘(じゃのめがさ)」など、なんとも優美な名前が付けられていました。

じゅうぶん綺麗ですが、こちらのエリアにはまだ咲いていないハナショウブも。見頃はこれからかな?

あえて軽トラも入れて撮りたくなる、のどかな園内。田舎に帰ってきたような、懐かしい気持ちになりました。




もう一つのしょうぶ苑

続いてもう一方のエリアへ。
レストランや売店の入った建物に沿って奥へ進むと、水車小屋とハナショウブとのコラボが見られました!(まだ少ししか咲いていないけど)

さらに奥へ進むと、

こちらはすでに多くのハナショウブが見頃!

美しいハナショウブを観賞しつつ、ほかの来園者の方々の「うわあ、綺麗!」「黄色もあるんだね〜」といった楽しそうな声を聞いて心が和みました^^




伝統的な衣装で花がら摘み

園内では、笠に紺絣(こんがすり)といった昔ながらの衣装に身を包み、ハナショウブの手入れをする “花摘み娘” の姿も見られました。風情たっぷり、絵になる光景です。

ちなみにこの日は最高気温31度。暑い中ご苦労様でした...!




関口牧場のソフトクリーム

暑い日にお出かけ先で食べたくなるものといえば、ソフトクリーム!
売店で「関口牧場ソフトクリーム」(300円)を買って、少し休んでから帰ることにしました。

恥ずかしながら知らなかったのですが、「関口牧場」は三浦半島で大人気の牧場で、自家製ソフトクリームが美味しいと評判なのだそうです。ソフトクリームを食べるためにわざわざ足を運ぶ方も多いのだとか。いつか関口牧場に行って食べてみたい...!




横須賀観光とセットで楽しんでみては。

▲ 汐入駅から徒歩3分の「どぶ板通り」

今回撮影したのは6月の初めで、まだ咲いていないハナショウブもありました。これからが一番の見頃となるでしょう。

東京都内から「横須賀しょうぶ園」へは片道1時間半ほど。ついでに、「ヨコスカネイビーバーガー」「海軍カレー」などの横須賀グルメや、「どぶ板通り」「三笠公園」などの観光も楽しめます!
季節の花も観光も満喫する、横須賀日帰り旅はいかがですか?



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このしおりのライター

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