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2018-08-13

【東京ガイド】タイムスリップ気分が味わえるかも? 都内のレトロな街を歩こう!

◎谷根千

写真:「東京の下町ぶらり旅。谷根千エリアで春を見つけよう!」(ライター:うばた) より

「谷根千(やねせん)」とは谷中・根津・千駄木周辺の、下町風情漂うエリア。歴史ある寺院や個性的なカフェが集う街として、近年は観光スポットとしても賑わっています。




・「谷中銀座商店街」

写真:「東京の下町ぶらり旅。谷根千エリアで春を見つけよう!」(ライター:うばた) より

谷根千といえば有名なのが「谷中銀座商店街」。全長170mの通りには約70店舗が連なっており、食べ歩きにもピッタリなスポットです。

メンチカツの美味しいお肉屋さんや、老舗のおせんべい屋さん、かき氷で有名な「ひみつ堂」など、魅力的なグルメが満載で、何を食べようか迷ってしまいそう。また、この商店街は「猫の町」としても有名で、そこらじゅうに招き猫の置物があります。猫のしっぽモチーフの焼きドーナツや、猫の形のたい焼きなど、食べ歩きスイーツも充実!




・古書店カフェ「books&cafe BOUSINGOT」

写真:「東京の下町ぶらり旅。谷根千エリアで春を見つけよう!」(ライター:うばた) より

千駄木駅の近くにある「books&cafe BOUSINGOT」は、店主の気分でオープン時間が決まる古書店を兼ねたカフェ。お店のツイッターアカウントが、夕方ごろに「オープンなう」とつぶやくことで、開店を知ることができます。

店内ではコーヒーを飲みながら、お店で売っている古本を読むことも可能。フランスのシャンソンを聴きながら優雅な時間を過ごせる空間です。




◎門前仲町

写真:「お江戸深川の川面に咲く美しい桜!大横川でお花見!」(ライター:ZEN) より

富岡八幡宮や深川不動尊など多くの寺社がある門前仲町は、江戸の風情が残る下町。伊能忠敬ら多くの著名人が住んでいたことでも知られています。




・深川めし「門前茶屋」

写真:「【門前仲町】深川めしに、ワイナリー見学。東京の魅力再発見!門前仲町ぶらり旅」(ライター:nak) より

門前仲町といえば、日本五大銘飯にも数えられている「深川めし」が名物グルメ。なかでも「門前茶屋」は、出汁で炊かれた「深川あさり蒸籠めし」が有名なお店です。

実は深川めしには、漁師の日常食だった「ぶっかけ」と、職人さんがお弁当として持って行っていた「炊き込み」の2種類があるってご存知でしたか? どちらもこの街の伝統的な郷土料理なので、食べ比べしてみても面白いですね。




・深川ゑんま堂

写真:「【門前仲町】深川めしに、ワイナリー見学。東京の魅力再発見!門前仲町ぶらり旅」(ライター:nak) より

法乗院の「ゑんま堂」には、日本最大の閻魔大王座像があります。平成元年に建立されたこちらの像の前には、19の御祈願それぞれに対応するお賽銭用の筒があり、自分の祈願した内容に合わせて、閻魔大王のご説法が流れるというシステム。

また、本堂の一階に展示されているのは、全16枚からなる「地獄極楽絵」。冥途(死者の霊魂がいく世界)で死後の人々を裁く閻魔大王の姿などが描かれています。裁判中は怖い顔の閻魔大王ですが、本来の姿は柔和な姿をした菩薩なんだそう!




◎戸越銀座

写真:「下町風情とB級グルメを求めて、戸越銀座商店街で食べ歩き!」(ライター:ちゃんちか) より

東急池上線沿いにある「戸越銀座駅」の駅名は、商店街の名前が由来。東京で一番長い、全長約1.3kmの「戸越銀座商店街」は、観光スポットとしても人気があるんです。




・「後藤蒲鉾店」

写真:「下町風情とB級グルメを求めて、戸越銀座商店街で食べ歩き!」(ライター:ちゃんちか)より

おでん屋さんである「後藤蒲鉾店」では、1個70円というお手頃価格の「おでんコロッケ」が販売されています。ここ戸越銀座商店街では、様々なお店が独自のコロッケを作って売り出しているのだそう!

気になるコロッケの中身はというと、じゃがいもにさつま揚げ、昆布、なると、つみれ、大根などの「おでんの具」が入っています。おでんのダシが染み込んでおり、ソースをかけずにそのまま食べられる珍しいコロッケ!




・中華料理店「龍輝」

写真:「下町風情とB級グルメを求めて、戸越銀座商店街で食べ歩き!」(ライター:ちゃんちか)より

後藤蒲鉾店の近くにある中華料理店「龍輝」は、焼き小籠包と鶏粥が名物のお店。店頭のショーケースでは、焼き小籠包が2個入り250円から販売されています。

小籠包のモチモチとした皮を破ると、中から溢れ出してくるのはコラーゲンたっぷりの肉汁! 店内席もあり、中華おつまみをお供にお酒を飲むこともできるんです。




◎柴又

写真:「都内の穴場スポット!?下町情緒あふれる街・葛飾区柴又の歩き方!」(ライター:のん)より

柴又は、映画「男はつらいよ」の舞台にもなった門前町。レトロな雰囲気漂う街並みが残っており、外国人観光客からも人気があります。




・「帝釈天参道」

写真:「都内の穴場スポット!?下町情緒あふれる街・葛飾区柴又の歩き方!」(ライター:のん)より

柴又駅を降りて道なりに進むと、「帝釈天参道」という通りがあります。帝釈天へと続く約200mのこの参道には、ランチや食べ歩きにぴったりなグルメが盛りだくさん。

寅さんの実家として撮影されていた「柴又門前とらや」で購入できる草だんごは、柴又名物のお土産です。土・日・祭日限定の「焼き草だんご」には海苔が乗っているんだとか!




・渡し船「矢切(やぎり)の渡し」

写真:「都内の穴場スポット!?下町情緒あふれる街・葛飾区柴又の歩き方!」(ライター:のん)より

帝釈天から徒歩5分。柴又公園の奥にある「矢切の渡し」は、都内に唯一残る渡し船。江戸時代初期から、柴又と対岸の千葉県を結んでいます。

なお現在は、1回200円で手漕ぎの和船に乗船することが可能。小説や歌にも登場するこの船の上で、情緒的な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。




◎三ノ輪橋

写真:「【 #路面電車の日 】 400円で、都電荒川線沿いのあじさいスポットを巡る旅」(ライター:かずのこ)より

都電荒川線の終点、三ノ輪橋。駅前には活気のあるアーケード商店街「ジョイフル三ノ輪」があります。衣料品店や八百屋さん、お肉屋さんなど、昔ながらの専門店が並んでおり、懐かしい味を食べ歩きするのも楽しいですよ。




・コーヒーショップ「ぱぱ・のえる」

写真:「【東京・下町観光】都電荒川線で行く、昭和世界へのタイムトリップ」(ライター:RIO)より

1984年創業のコーヒー店「ぱぱ・のえる」では、焙りたてコーヒー豆が販売されています。店の奥にはカウンター席があり、そこで淹れたてののコーヒーをいただくことも可能。

おすすめは、この地にちなんだ自家製の「都電ブレンド」。お手頃価格で購入できるので、商店街散策の休憩で立ち寄ってみるのもいいですね。




◎吉祥寺 

住みたい街ランキングでは常に上位に入り、駅ビルや周辺の繁華街が賑わいを見せる吉祥寺。実は、老舗の喫茶店やレストランも多い街なんです。




・「茶房 武蔵野文庫」

写真:「コッペパンに、おからのケーキ!都内穴場の優しく懐かしい味に会いに行こう」(ライター:オルカ)より

駅から少し離れた「茶房 武蔵野文庫」は、1985年創業のレトロな喫茶店です。早稲田大学の近くにあった「早稲田文庫」が35年の歴史に幕を閉じた後、学生時代からそこで働いていたという方がオープンしたお店。

「焼きりんご」や「レモンケーキ」といったメニューは、「早稲田文庫」を経営していた夫婦から受け継いだものなんだそう。他にも「こけもものゼリー」や、おからのケーキ「ボーネントルテ」など、コーヒーに合う優しい味のスイーツが揃っています。




以上、東京のレトロスポットをご紹介しました。グルメやものづくりなど楽しみ方もさまざまなので、気になる場所があれば訪れてみてください。


このしおりのライター

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