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2016-11-26

【東京・下町観光】都電荒川線で行く、昭和世界へのタイムトリップ

過ごしやすいお天気となった週末、カナダからやってきた知人らと共に、都電荒川線で「下町の旅」に行くことになりました!

昭和の世界へタイムトリップ!?

日比谷線から都電荒川線への乗り換えには約300m程歩くのですが、標識が小さくわかりづらいので、通り過ぎてしまう外国人観光客も多いのだとか。

私もアテンドしてもらわなければ気付かないくらいに、ひっそりと入口がありました!商店街に入っていくところから、タイムトリップしたかのような昭和の雰囲気が漂います♪

 

荒川線に乗り込む前に・・・商店街の「ジョイフル三ノ輪」を散策することに。

 

ほとんどシャッターが閉まってる?と思いきや、最初の角を曲がると、長く続くアーケードに沢山のお店と、自転車で買い物に来るお客さんでとても賑やか!八百屋さんやお肉屋さん、洋品店など、まさに昭和の専門店が立ち並びます。

お肉屋さんの焼き鳥が絶妙な塩加減で美味!!(すぐに食べると伝えると温めてくれますよ☆)
お腹が空いていたので、写真を忘れてしまいました!食いしん坊万歳(笑)

 

愛情のこもった「都電ブレンド」

次に目についたのがコーヒーショップ『ぱぱ・のえる』さん。

ここでは「都電ブレンド」をオーダーしてみました。香ばしいコーヒー豆の香りが店内に漂っていて、とってもいい香り~♪ 本格派コーヒーショップの、こだわりとコーヒー豆への愛情を感じます。自家製・都電ブレンドのドリップは、自宅用として購入も出来ますよ!

 

昔ながらのパン屋さんや、格安のお弁当も販売しているお惣菜屋さん(会社の近くに欲しい!)など、見れば見るほどあれこれ食べたくなってしまう、何とも誘惑の多い商店街でした。

 

手造り味噌を販売しているお店の元気なおばちゃんからは、味噌コンニャクやみょうがの味噌漬けなどを試食させてもらいました。コクとまろやかさがあり、ご飯が欲しくなる優しい味!体にも良さそう!!

 

大事に残したいモノ

手間暇かけて作られた商品や、こだわりの品を集めた専門店など・・・普段ではなかなか触れる機会が少ない希少なお店を、これからも大事に残して欲しいなと思いました。外国人観光客は多くはない様子でしたが、そもそも東京在住の人ですら、こういった商品やお店の良さを知っている人は少ないのではないでしょうか?実際私も、都営荒川線は知っていたけれど乗るのは初めてで、このような下町の深みまでは知りませんでした。

 

知る人ぞ知る、昔ながらの「チンチン電車」

東京都心に唯一残る、一両編成の路面電車。

運転手さん1人のワンマン運転で停留所にて・・・前の扉から乗車し、降車は後ろの扉からというルール。私達は乗り降り自由の1日乗車券(¥400)を購入。次に目指したのは飛鳥山公園。最初は空いていた車両が、早稲田方面へと進むにつれてどんどん人が増えてきて、満員電車に近い状態に!スムーズに乗車が出来るよう、自然と乗客は奥の方に詰めていて、マナーが素晴らしかったです!!

 

日本で最初に指定された公園の一つ「飛鳥山公園」

飛鳥山に着いた時にはだいぶ日も暮れてきていました。

 

ここ飛鳥山公園は江戸時代から続く桜の名所なのだそうです!桜の季節にまた訪れてみたいなぁ。

 

山というより丘に近いような…小さな山ですが、自然の中でゆったりとした時間を楽しむ人、ダンスの練習をしている若者達、遊具が置いてあるエリアでは沢山の子供達で賑わっていました。

 

D51型SLや、昔の都電荒川線車両も展示されていて親子で楽しむ姿が♪

 

楽しみ方未知数!是非みなさんも!

最後は大塚駅まで行き、荒川線の旅もこれにて終了。

時間があれば途中下車してみたい駅が沢山あったので、楽しみ方未知数の都電荒川線。下町の雰囲気を感じ、地元民との会話を楽しみ、途中下車しての沿線散策♪季節によっても様々な旅の楽しみ方が出来そうです!

またゆっくりとノスタルジックな下町に会い行きたいと思います。

このしおりのライター

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