“コンクリートジャングル”というイメージの強い東京都ですが、実は330もの島があり(有人島は13島)、その島々の多くは東京都とは思えない大自然が広がっています。
今回はそんな東京都の島の1つで、都心からおよそ3時間で訪れることができる「式根島」の主な見所をご紹介します。短い休暇でも訪れることのできる式根島で大自然を満喫しましょう。
式根島までのアクセス&島内の移動手段は?
式根島までのアクセス方法で最もノーマルなものは、竹芝桟橋から出航している東海汽船の船を利用する方法です。夜中発の大型船でおよそ10時間、朝発のジェット船でおよそ3時間となっています。
また、近くにある新島との間には「連絡船にしき」が1日3便(往復6便)運航しており、時間も15分程度と短いので新島と合わせて訪れるのもおすすめ。
式根島は前回ご紹介した新島よりは広くはないので徒歩での移動も可能です。しかし島をぐるりと1周したい場合などは、レンタルバイクやレンタサイクルを利用すると楽に移動することができます。
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抜群の透明度を誇る絶景ビーチ「泊(とまり)海水浴場」
東京都の海とは思えないほど澄んだエメラルドグリーンの海が広がる「泊海水浴場」。ビーチの周囲が小高い岩山に囲まれているので波がかなり穏やかで泳ぎやすいです。子供を連れて行っても安心して海水浴を楽しめます。
近くに寄って見るとその透明度にさらに驚かされます!
少し小さめではありますが、ビーチには夏季限定で売店もオープンします。海で泳ぐだけではなく、レジャーシートを広げて軽食を食べながら綺麗な海と空を眺めるのもおすすめです。
少し奥まで泳いで行くと、身長が180cmある私でも到底足が届かないほど深い場所(推定2.5m〜3m)もあるので、シュノーケリングなどのアクティビティを楽しむことができます。
式根島のおしゃれカフェ「島cafe963(クロサン)」
2017年に古民家を改装してオープンした「島cafe963」。泊海水浴場でたくさん遊んだ後にぴったりのカフェで、島の野菜や魚などの島食材を使った料理をいただくことができます。
式根島のごはん処は、昼間や夜間のみの営業だったり、夏季のみの営業だったりと営業時間が短いお店がほとんどです。そんな中、島cafe963はモーニング・ランチが8:30〜15:00、ディナーが17:30〜22:00と昼も夜も営業しており、シーズンオフも営業しています。(シーズンオフはオープンの時間が10:30になる点だけ注意!)
島の食材である「明日葉」を使ったオリジナルのガパオライスや、スパイスの効いたカレーは絶品。また、世界各国のビールが置いてあるので、バイクなどの車両等を運転しない人はぜひ食事と一緒に飲んでみてくださいね。
週末の1泊2日でも十分に満喫できる式根島は、澄んだエメラルドグリーンの海、美味しい島の料理など非日常を体験することができます。今回紹介した場所以外にも地鉈(じなた)温泉などの天然温泉や、神引(かんびき)展望台から眺める星空、中の浦海水浴場でのダイビングなど見所やアクティビティがたくさんあリます。
たまには大自然を満喫したいけれど、なかなか時間が取れないという方には式根島はぴったりの旅行先ですよ。