有名リゾートホテルとして名高い「星野リゾート」のひとつ、「界 鬼怒川」に宿泊したときの旅のしおりです。今回は食事編(※食事内容は2020年度のものです)!
「星野リゾート 界 鬼怒川」の全てを知りたいという方は、ぜひ宿泊記を読んでみてください!
>>大人の贅沢旅で行きたい!「星野リゾート 界 鬼怒川」宿泊記(前編)
>>大人の贅沢旅で行きたい!「星野リゾート 界 鬼怒川」宿泊記(後編)
プライベートな空間で食事を楽しめる
「界 鬼怒川」の食事処は、軽くおしゃべりしながら食事を楽しむ、上品で大人な雰囲気。座席は、中庭を眺めながら食事を楽しめるカウンター席、半個室のテーブル席があります。
私は半個室のテーブル席に案内されたので、他の人から見られない&他の人も見えないプライベートな空間で、ゆっくり美味しい料理を堪能できました。
秋冬の特別会席を堪能
夕食は和食メニューで、「季節の会席」と「特別会席」の2種類から選ぶことができます。今回は贅沢に「特別会席」をいただきました(特別会席は宿泊5日前までの事前予約が必要)。
先付けで出てきたのが「牛肉とらっきょうのタルタル とちおとめのドレッシング」。柔らかくてトロッとした牛肉とシャキシャキ食感のらっきょうは相性抜群!とちおとめのドレッシングの甘酸っぱさがいいアクセントになっており、全体の味をまとめていました。
次に出てきたのが、煮物椀の「南京のすり流し 大根餅の揚げだし」。濃すぎず、薄すぎず、絶妙な味の濃さのすり流しは、かぼちゃの自然の甘みも感じられました。大根餅はモチモチ食感で、一口食べると大根の風味が口いっぱいに広がりました。
ちょっとずついろんな料理を味わうことができる「宝楽盛り」は見た目も鮮やかで、味も絶品!クワイやなまこなど、普段の生活ではなかなか口にする機会がない食材もあり、新しい料理との出会いを楽しめました。
揚げ物は「鶏と根菜とフォアグラの東寺揚げ 野菜天麩羅 抹茶塩 レモン」。東寺揚げとは、衣にゆばを用いた揚げ物のことで、フォアグラとゆばの食感のギャップが新鮮で美味しかったです。天麩羅は、蓮根と芽キャベツでした!
特別会席の目玉「伊勢海老と牛ロースの龍神鍋」
特別会席の目玉である「伊勢海老と牛ロースの龍神鍋(秋冬限定)」。お鍋のメインである伊勢海老や牛ロースのほかに、巻き湯波やかんぴょうなど栃木らしい食材も入っていて大満足!
先ほどの具材を鍋に入れたあと、約800℃に熱した焼き石を入れて、完成!スタッフの方が焼き石を入れる瞬間を目の前で見ることができ、ただ食事をするだけではない素敵な食事体験になりました。
一気にスープの温度が上がり、湯気が立ちます。その光景はまるで龍が舞っているよう!
味噌ベースの優しい味付けですが、伊勢海老と牛肉の旨味もしっかり感じられる絶品の鍋でした。
ちなみに秋冬は、9月〜2月。春夏(3月〜8月)の特別会席は「伊勢海老と牛ロースの龍神蒸し」になります。
「星野リゾート 界 鬼怒川」の秋冬限定の特別会席『伊勢海老と牛の龍神鍋会席』は、栃木らしい食材も盛り込まれており、美味しい料理ばかりでした!
特別な日に宿泊して、ぜひ美味しい料理を堪能してみてください。