少しずつ秋らしい気候になってきた近頃。今年はどこへ紅葉を観に行こうかと悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
関東の紅葉の名所と言えば「日光」が有名ですが、中でもいち早く紅葉の見頃が訪れることで知られているスポットがあります。それは、奥日光の「竜頭ノ滝」周辺。
今回は、「竜頭ノ滝」の見所や現在の紅葉のようすをお届けします!
※撮影日:2017年9月24日
奥日光三名瀑!「竜頭ノ滝」とは
「竜頭ノ滝(りゅうずのたき)」とは、男体山の噴火によって出来た溶岩の上を210メートルに渡って流れ落ちる、奥日光を代表する美しい滝。「華厳の滝」、「湯滝」とあわせて「奥日光三名瀑」と呼ばれています。
また、「竜頭ノ滝」は奥日光で最も早く紅葉が楽しめる場所だと言われており、例年9月下旬〜10月上旬にかけて見頃を迎えます。
「竜頭ノ滝」へのアクセス
「竜頭ノ滝」へは、東武日光駅からバスでおよそ1時間。バス停「竜頭の滝」で下車し、歩いて2分ほどで入り口に着きます。
案内に従って階段を上ると・・・
滝の正面に位置する観瀑台から、目に飛び込んでくる景色がこちら!
写真ではなかなか迫力が伝わりませんが、滝は水しぶきが感じられるほど勢いがあり、思わず感嘆の声が漏れます。風情を感じるこの景観は、まるで大きな日本庭園のよう。
ちなみに、この写真を撮影したのは2017年9月24日。まだまだ紅葉の見頃とは言えませんが、ところどころ赤く色づいている部分が見られました。
美しい景観を眺めながら一服できる茶屋
観瀑台のすぐ隣には、こんな美しい景観を眺めながら美味しいお団子やお茶をいただける茶屋があります。
目の前には、ガラス張りの大きな窓。このままポストカードにできそうな絶景が楽しめます。
お店の奥で食事を注文し、こちらの贅沢なスペースでちょっと休憩していきましょう。
みたらしだんご(400円)。温かいお茶も出してくださいました。
素敵な景色を眺めながらの贅沢なひと時。このために奥日光を訪れても良いくらいです。滝の音を聞きながら静かに景観を楽しみ、日本の良さを改めて感じられました。
遊歩道はもっと近い!迫力満点の滝
観瀑台や茶屋からでも十分「竜頭ノ滝」の美しい景観を楽しめるのですが、より一層迫力を味わいたい方には、遊歩道からの眺めが最もおすすめです。
運動不足解消にも良い遊歩道。
滝の流れに沿って設置された階段を登っていきます。
滝との距離が、驚くほど近い...!
上へ行くに連れてますます涼しくなり、9月でも羽織るものが必要なほどでした。
自然に囲まれて散歩を楽しめる迫力満点の遊歩道、おすすめです!風邪をひかないよう暖かい格好で足を運んでみてください。
以上、奥日光三名瀑の一つ「竜頭ノ滝」をご紹介しました!
紅葉シーズンでなくても、それぞれの季節ごとに違った魅力を見せてくれます。都内から日帰りでも行けますので、休日のお出かけ先候補にいかがでしょうか。