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【セブ島】セブシティの観光名所「マゼランクロス」へ行く前に 知っておきたいこと3つ!


セブ島はリゾートだけでなく、東南アジアらしいシティの雰囲気も楽しむことができます。セブシティを訪れた多くの人が足を運ぶ定番スポットと言えば、十字架と美しい天井画で有名な「マゼランクロス(Magellan’s Cross)」。

今回は、マゼランクロスへ行く前に知っておきたいことをご紹介!


1. 他の観光スポットとセットで行くのがおすすめ!

行く前に知っておくべきこと一つ目は、マゼランクロスから歩いて行ける範囲に、セブシティの観光名所が集中しているということ。

セブシティの主な観光スポット「マゼランクロス」、「サントニーニョ教会」、「セブ・メトロポリタン大聖堂」、「サン・ペドロ要塞」、以前ご紹介した「カルボンマーケット」は、全て徒歩圏内にあります。

▲ セブで最も大きな市場「カルボンマーケット」

▲ スペイン統治時代に建てられた、フィリピン最古の要塞「サン・ペドロ要塞」

このあたりまでタクシーもしくはジプニーで行き、あとは歩いてまとめて観光すると良いでしょう。(※歩くときはスリに注意!)

他のエリアを含めてもセブシティの観光名所はあまり多くないので、1日で一通り観光することができます。



2. 歴史的背景を知ってから訪れるべし!

マゼランクロスがあるのはこちらの建物。こじんまりとした場所ですので、ただ見て写真を撮るだけでは一瞬で終わってしまい、あまり面白くないかもしれません。せっかく行くのであれば、歴史的背景を少しは知った状態で行かれることをおすすめします!

マゼラン(Ferdinand Magellan)は、大航海時代の航海者。彼自身は航海途中の1521年にフィリピンで戦死していますが、彼が率いていたスペイン艦隊は、1522年に史上初の「世界一周」を成し遂げました。ここまではきっと多くの方が学校の授業で習ったのではと思います。

実はマゼランは、1521年にここセブ島でキリスト教の布教活動をしており、多くの住民が洗礼を受けています。そのときに建てられた十字架が、このマゼランクロス。

かつては この十字架の破片を飲むと万病に効くと信じられており、少しずつ削り取られてしまったそう。そのため現在では、十字架を保護する目的で木製のカバーが付けられており、本物の十字架を見ることはできません。

美しい天井画は、当時の洗礼の様子を表しています。

観光スポットではありますが、観光客だけでなく現地の方も多く訪れる場所です。現地の方がマゼランクロスの前を通る際にお祈りしておられるのを見て、神聖な場所であることを実感しました。



3. 遅い時間に行くのは避けた方が良い

マゼランクロスへ行く前に知っておきたいこと3つ目は、遅い時間に行くのは避けた方が良いということ。

マゼランクロスを見学できるのは通常18時頃までなので、あまり夜遅くまでいることはまずないかと思いますが、なるべく早めの時間に観光して日が暮れないうちにダウンタウンを出るよう心がけてください。夜は麻薬常習犯やスリが多いです。

と言っておきながら... 私はこの日 欲張って周辺のスポットもじっくり観光したため、ダウンタウンを出る頃には日が暮れてしまいました。

帰りにはストリートチルドレンにお金をせびられ、治安の悪さを体感。タクシーに乗っていても、信号待ちの間に物乞いの子供がタクシーのすぐそばまで寄ってきます。

ダウンタウンの観光はなるべく早い時間に楽しみましょう!



以上、セブ島の観光名所「マゼランクロス」を訪れる前に知っておきたいことを3つご紹介しました! リゾートホテルでのステイや美しい海でのアクティビティも良いけれど、シティの観光名所へもぜひ足を運んで、セブ島の歴史を感じてみてください。

このしおりのライター

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