今回はittaの旅のしおりから、日本全国の奇勝(=珍しい景色)をピックアップしました。気になる場所があれば写真下のリンクから、実際にその地を訪れた旅のしおりもチェックしてみてくださいね。
白い道(北海道)
写真:「【北海道】砕いたホタテの貝殻が敷き詰められた「白い道」」より
北海道・宗谷丘陵にある「白い道」は、日本最北の地の写真映えスポットとして知名度が急上昇している奇勝地。再利用方法がないと言われていたホタテの貝殻を砕いて敷き詰めた道で、丘陵の緑と青い海とのコントラストが美しいです。晴れていれば、利尻島まで見渡せるロケーションの良さも人気の秘密です。
冬季は閉鎖されているので、ご注意ください。
浄土ヶ浜(岩手)
写真:「【岩手】極楽浄土に来たかのような不思議な景観が広がる「浄土ヶ浜」」より
岩手県の三陸ジオパークにある「浄土ヶ浜」は、その名の通り、極楽浄土に来たかのような不思議な景観が広がる海岸です。澄んだ青い海に白い岩肌の奇石群が林立する景観は、ここだけの絶景。人が少ない時期に訪れると、違う世界に足を踏み入れてしまったかのような浮世離れした景色を見られます。
東尋坊(福井)
写真:「【福井】東尋坊と日本海を見渡せる「東尋坊タワー」」より
福井県三国町にある「東尋坊」は、波の浸食によって荒々しく削られた断崖絶壁が約1kmにわたって続く奇勝地。そんな東尋坊を一望するなら「東尋坊タワー」がおすすめ。展望エリアからは東尋坊を見下ろせるだけでなく、天気の良い日には雄島、三里浜、能登半島まで見渡せます。
千畳敷カール(長野)
写真:「【長野】ダイナミックな絶景が広がるハイキングスポット「千畳敷カール」」より
長野県駒ヶ根市、中央アルプスの一角に位置する「千畳敷カール」は、氷河期の氷で削られた、スプーンでえぐったような形が特徴的な奇勝地。標高約2,500mのハイキングスポットで、夏場は山肌に可憐な高山植物などの草木が咲き乱れ、ダイナミックな絶景が広がります。ちょっと散策するだけなら特に装備なども必要ないので、登山に慣れていない人でも大丈夫。
鬼押出し園(群馬)
写真:「【群馬】浅間山と奇岩群の絶景が広がる「鬼押出し園」」より
群馬県嬬恋村にある「鬼押出し園」は、奇岩がゴロゴロと転がっている不思議な景観が広がっています。奇岩の正体は、1783年の浅間山の噴火で流れ出た溶岩が固まったもの。浅間山は最近でも活動しているので、ときどき噴煙が上がっている様子が見えることもあります。ここから見る浅間山は雄大です。
丸山千枚田(三重)
写真:「【三重】美しい棚田の絶景が広がる「丸山千枚田」」より
三重県熊野市にある「丸山千枚田」は、美しい棚田の絶景が広がっています。名前に“千枚田”と付いていますが、実際には1,000よりも多い、1,300もの田んぼがあるそうです。見渡す限りぜーーーんぶ田んぼで、自分も棚田の風景の一部になったような気分になります。
橋杭岩(和歌山)
写真:「【和歌山】朝日に照らされた「橋杭岩」はとても美しく、幻想的!」より
和歌山県串本町に位置する「橋杭岩」は、大小40余りの岩柱が約850mにもわたって続いています。その規則的な並び方が橋の杭に似ていることからこの名が付きました。
橋杭岩を訪れる時間帯で特におすすめなのが、朝焼けの時間帯です。朝日に照らされた橋杭岩はとても美しく、幻想的。
王子が岳(岡山)
写真:「【岡山】パラグライダーも楽しめる絶景スポット「王子が岳」」より
岡山県最大の渋川海水浴場のすぐそばにある「王子が岳」は、一帯に奇岩や巨岩が多い奇勝地。代表的なのは笑っている横顔に見えるニコニコ岩。上に登ることができる奇岩もあり、山の上からは瀬戸内海を一望することができます。
滞迫峡(大分)
写真:「【大分】70mもの絶壁に囲まれた美しい峡谷「滞迫峡」」より
大分県豊後大野市にある「滞迫峡(たいさこきょう)」は、両側が絶壁に囲まれていて、壁の高さは高いところで70mにもなるダイナミックな地形の峡谷。峡谷には澄んだ美しい川が流れており、夏は冷たい川で川遊びしながら絶景を楽しむことができます。
ホノホシ海岸(鹿児島)
写真:「【鹿児島】丸い石ころが広がる珍しい海岸「ホノホシ海岸」」より
鹿児島県奄美大島の南端にある「ホノホシ海岸」は、他の奄美のビーチでは見ることのできない貴重な光景が広がる場所です。ビーチには砂ではなく無数の丸い石ころが転がっています。石が太平洋の打ち寄せる波に揉まれ、玉石となっているのだそう。
訪れた際は、石が波にさらわれて鳴る「カラコロ」という小気味の良い音に耳を澄ましてみてください。
日本全国の奇勝をピックアップしてご紹介しました!
今回ご紹介したところ以外にも、日本にはたくさんの素敵なスポットがあります。ぜひ自分のお気に入りのスポットを見つけてみてくださいね。