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2021-04-29

【長野県】日本人なら一生に一度は!「善光寺参り」


その昔江戸時代から、「遠くとも一度は参れ善光寺」と語り継がれてきた、長野県の「信州善光寺」。
現在も年間を通してたくさんの参拝客が訪れる善光寺は、長野県を代表する観光名所であり、様々なご利益があるとされているパワースポットでもあります。

そんな善光寺に、ワタシもついに参拝をしに行ってきました。
人生初の善光寺、果たしてどんなお寺さんなのでしょうか!?



信州善光寺とは

JR長野駅から徒歩で30分ほどの場所にある「善光寺」は、今から約1,400年前に創建された、長い歴史を持つお寺です。
古くから、「お参りをすると極楽往生が叶う」と伝えられていた善光寺は、江戸時代の人々にとってはメッカのようなあこがれの地だったのでしょう。


まだ仏教の宗派ができる前に開山された善光寺は、無宗派の単立仏教寺院です。
つまり、宗派を問わず誰でも受け入れてくれる、器の大きなお寺さんなのですね。
善光寺にお参りをすると、極楽往生が叶う他、来世にもご利益があるとされています。

七年に一度の「御開帳」(秘仏である御本尊の御身代わり「前立本尊」が公開されること)の際には、多ければ700万人を超える参拝客が訪れるのだそう。
極楽往生が叶うだけでもありがたいのに、災い除けや女性の幸せ・開運、学業成就など、境内には様々なご利益のあるパワースポットが点在しています。



いざ境内へ

写真は善光寺の山門(三門)。
国の重要文化財です。


山門にはのぼることができ、2階からは善光寺の参道を見渡せます。
ちなみに山門内の仏像や建物内部は写真撮影禁止となっているので、ご注意ください。
山門にのぼることのできるお寺は全国的に見ても少なく貴重なので、お時間に余裕のある方はぜひ。


そしてこちらが善光寺の本堂です。
さすがの風格!
本堂内もそれはそれは立派なのですが、やはり写真撮影は禁止。
ここではお見せすることができないので、ぜひご自身の目で見てみてください!

本堂内では、ご本尊様の下の真っ暗な階段をおりて行って、一寸先も見えない暗闇の中を手探りで進む「お戒壇巡り(おかいだんめぐり)」という体験ができます。
ほんの短い道のりなのですが、初めて体験する真の暗闇の中、壁だけを頼りに進んで行き、出口の明かりが見えた時には、なにやら生まれ変ったような心持になりました。

真っ暗な回廊を巡り、ご本尊様の真下にある「極楽のお錠前」に触れると、善光寺如来様とのご縁が結ばれるとのこと。
これでワタシも極楽往生できるのでしょうか!?


善光寺資料館には、般若心経の中から一文字選んで写経をし、お願いごとを書くと叶うとされている用紙が置いてあります。
般若心経を全て写経するのはとっても時間がかかるところ、たったの一文字でいいなんて!
ワタシは「明」の字を選んで写経しました。



参拝後のお楽しみ

善光寺の参道には、飲食店や旅館、土産物店など、50店舗を超える商店が軒を連ねています。
お参りのあとのお楽しみと言えば、食べ歩き!


数ある食べ歩きグルメのお店の中でも、特にオススメなのが「すや亀」さんの「みそソフトクリーム」です。
わりとしっかりめに味噌感がきいていて、濃厚でクセになる美味しさです。
小腹がすいた時にもピッタリ!
近所にあったらリピートするのになぁ。

その他、仲見世通りには美味しそうなお蕎麦屋さんが何店舗かありました。
ちょうどランチと夕ご飯の中間の時間帯だったので入れませんでしたが、信州のお蕎麦、きっと美味しいはず!


参道には素敵な宿坊もたくさんあります。
宿坊に泊まって、座禅や写経など、日ごろ体験できないことをしてみるのもおすすめです。



まとめ

今回は善光寺に到着した時間が遅く、かけ足で参拝をしましたが、今度はもっとゆっくりじっくりと境内を散策してみたいなと思いました。
みなさんも「極楽往生」を叶えるため、善光寺参りをしてみてはいかがでしょうか!?



このしおりのライター

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