2021年は丑(うし)年ということで、「牛」に所縁のある神社に注目! 東京都内の2つの神社をご紹介します。
牛嶋神社
まずご紹介するのは、東京都墨田区の「牛嶋神社」。
アクセスは、本所吾妻橋駅より徒歩約5分。浅草駅からは徒歩10分ほどです。隅田公園に隣接しており、境内からはスカイツリーも見えました。
上の写真を見ていただくと分かるとおり、鳥居が少し変わった形をしていますよね。大きな鳥居の両脇に小さな2つの鳥居を組み合わせた「三ツ鳥居(三輪鳥居)」と呼ばれる様式で、全国的にも珍しいものだそうです。
本殿のそばには、狛犬ならぬ「狛牛」が鎮座。狐や猿は見たことがありますが、牛バージョンは初めて見ました!
そして牛嶋神社といえば、こちらの「撫牛(なでうし)」が有名! 自分の体の悪い所と同じ部分を撫でると、病が治ると言い伝えられています。
コロナ対策として横に消毒用アルコールも設置されていました。
新年の御朱印にも牛があしらわれています(※1月中は書き置きでの対応)。
牛天神北野神社
続いては、東京都文京区の「牛天神北野神社」。
後楽園駅から徒歩10分ほどで到着。住宅街にひっそりと入り口があります。
1184年、源頼朝により創建された牛天神北野神社。学問の神様・天神様として知られる菅原道真が祀られています。
こちらでも可愛らしい「狛牛」を発見!
境内には、「ねがい牛(撫で岩)」と呼ばれる岩も。
源頼朝がこの地で休んでいたときに、牛に乗った菅原道真が夢の中に現れ、願いが叶うことを告げられたという伝説があります。源頼朝はその後、ここにあった牛に似た形の岩を御神体として祀ったのだそう。
撫でると願いが叶うと伝えられ、信仰を集めています。
「牛」に所縁のある東京都内の2つの神社をご紹介しました!
丑年の今年、ぜひ参拝してみてください。