江ノ島の冬の風物詩「湘南の宝石 〜江の島を彩る光と色の祭典〜」は、今年で21年目を迎える人気のイルミネーションイベント。「さがみ湖イルミリオン(神奈川)」と「あしかがフラワーパーク(栃木)」と並んで、関東三大イルミネーションのひとつにも数えられている光と色の祭典です。
なんの予定もなかった休日、ふらっと「湘南の宝石」に行ってきました!
※今年度は、2020年11月21日(土)〜2021年3月7日(日)の開催です。
イルミネーションを見るまでも楽しい
渋滞するだろうし、駐車場待ちすごいだろうし、江ノ島ビール飲みたいしということで、車ではなく電車に乗って江ノ島へ。
江ノ島に向かってるうちにすっかり夕方に...。この時間帯に江ノ電から見る、オレンジ色に染まった太平洋は本当に綺麗です。車を運転していたらなかなかよそ見できないので、車窓からこの景色を見られるのも電車の良さ。
江の島弁天橋を渡ってすぐの場所にある「貝作」というお店で、イカを丸々1杯使った いか丸焼き(税込 800円)をいただきました。甘しょっぱい醤油タレと新鮮なイカの相性は抜群。
貝作で小腹を満たしたら「とびっちょ 江の島弁財天仲見世通り店」で、江ノ島ビール(税抜 650円)で乾杯。この時期に外で冷えたビールを飲むのはちょっと寒いですが、贅沢なひとときです。
江ノ島全体がライトアップ!
江ノ島の頂上にある「サムエル・コッキング苑」が湘南の宝石のメイン会場ですが、頂上に向かうまでの道中にもライトアップされた箇所がいくつか点在しています。写真は中津宮広場近辺のイルミネーション。ここは無料で楽しむことができます。
江ノ島には「エスカー」という頂上まで楽に行ける屋外エスカレーターがありますが、これを使うと便利な反面、島内に点在するイルミネーションをあまり楽しめなくなってしまいます...。イルミネーションを楽しみたいならエスかーは使わずに歩くのがおすすめ。
当日でも買える前売りチケットがおすすめ
入場料のかかる「サムエル・コッキング苑&シーキャンドル」の点灯時間は17時から。私は17時10分ごろ訪れたのですが、当日チケットの購入列はすでに長蛇の列...。ダメ元でネットで購入できる前売りチケット(800円)を確認しました。
そしたらなんと当日でも前売り券を購入することができました!しかもチケットは発券する必要がなく、入力したメールアドレス宛にQRコードが添付されたメールが届くので、それを受付で係員に見せればOK。
サムエル・コッキング苑だけの場合、入場料は200円なのでチケット列に並んだほうがお得です。しかしシーキャンドルとセットの場合は700円になるので、前売りチケットの値段とほとんど変わりません。寒い中並ばずにストレスフリーで入園できることを考えると、前売りチケットのほうがおすすめです。
幻想的な「サムエル・コッキング苑」
江ノ島の頂上にある和洋折衷の植物園「サムエル・コッキング苑」が、湘南の宝石のメイン会場。約20,000平方メートルの敷地内に色とりどりのライトがキラキラと輝いています。煌めくライトの中を歩いているとなんだかワクワクしてきます。
シーキャンドルへと続く煌びやかな光のトンネル「湘南シャンデリア」は、湘南の宝石の見所の1つ。トンネルに一歩立ち入ると皆歩くのが遅くなり、その美しさに魅了されている様子で、あちこちから「きれい〜」という声が聞こえてきました。
頭上を見上げると最高級クリスタルである“スワロフスキー・クリスタル”をふんだんに使用したゴージャスなシャンデリア。そのシャンデリアの周りにはクリスタルの蝶が舞っています。
江の島のシンボル「シーキャンドル」の周りには360度、直径70mを超える日本有数の規模を誇る「光の大空間」が広がっています。
夕方〜夜にかけて訪れると、富士山のシルエットやマジックアワーの美しい色彩の空とイルミネーションのコラボを楽しむことができます!
「湘南の宝石」は街中で開催しているイルミネーションとは異なり、ビルや生活感のある建物がないので、まるで別世界に迷い込んだかのようでした。
関東三大イルミネーションの中では一番都内からのアクセスがいいと思うので、ぜひ足を運んでみてください。