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【山梨】秋の「西沢渓谷」を歩く。見どころ・服装・持ち物など

山梨県の「西沢渓谷」は、日本の滝百選に選ばれた「七ツ釜五段の滝」をはじめ、さまざまな滝が織りなす渓谷美を楽しむことができる景勝地。秋は紅葉の名所としても人気があります。

昨年の10月下旬、西沢渓谷のハイキングコースを歩いてきました! 服装や持ち物、渓谷内の見どころなどをご紹介します。


※2020年10月現在は「三重の滝~カワズ池」間が通行止めとなっています。お出かけ前に最新情報をご確認ください。




準備(服装・持っていくと良いものなど)

西沢渓谷にはハイキングコースが整備されており、所要時間は4時間前後。

「ハイキングコース」と聞くと気軽に行けるイメージがありますが、西沢渓谷のハイキングコースは岩場が多く、スカートやサンダルなど普段着と変わらない服装で入山するのは危険です。ストレッチ性のある動きやすいパンツと、歩きなれた靴(できればトレッキングシューズ)がおすすめ!

コースは標高1,000m以上の場所にあるため、少しひんやりとしています。気温が平地よりおおよそ5〜6度低いことを考慮して、防寒着を持っていきましょう。


▲ 10月下旬に西沢渓谷へ行ったときの写真

他に持っておくと便利なものは、虫除け、軍手(鎖を掴みやすいように)、タオル、飲み物や軽食、ゴミ袋など。

写真のように晴れている日でも前日までの雨で水没している箇所があったので、念のため靴下の替えも持っておくと良いと思います。


あとは、暗くなる前に出られるよう計画を立てておくことと、通行止めなどの最新情報を確認しておくことも大切!




渓谷美を楽しもう!

西沢渓谷入口からしばらく舗装された道を歩き、このあたりから徐々に山らしい道になります。


渓流のすぐ横を歩くので、すべらないように気を付けながら...。


入口から70分ほど歩くと現れるのが、竜神の滝。

西沢渓谷は有名な「七ツ釜五段の滝」へ辿り着くまでにもたくさんの滝があり、歩いていて飽きることがありません。




迫力満点!「七ツ釜五段の滝」

西沢渓谷入口から歩くこと約2時間。ついに、このコースのハイライトともいえる「七ツ釜五段の滝」に到着しました!

前日までの雨の影響で水量がかなり多くなっており、想像していたよりも激しい流れ。水の音がゴーーーッと響き、癒しどころか恐怖を感じます...(笑)


滝の上のほうは段々になっていて、なんとも優美な風景。もう少し流れが穏やかな日にまた来てみたいなぁ。

この後はベンチでおにぎりを食べて休憩し、旧森林軌道(トロッコ道)を下って入口に戻りました。ほどよい疲労感が気持ち良い!




おわりに

西沢渓谷のハイキングコースは、それなりにアップダウンがあり、滝などの見どころも多く飽きないコースでした!

服装や事前の情報収集さえしっかりすれば、あまり登山経験のない人でも楽しみながら歩けると思います。渓谷美に癒されに、ぜひ足を運んでみてください。


このしおりのライター

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