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【茨城】素敵なうつわを求めて、笠間日帰り旅

自宅で過ごす時間が増えた2020年。食卓を彩る “器” にこだわるようになりました。

毎日の食事をより楽しいものにしてくれる素敵な器を求めて、先日、焼き物の町「笠間」へ日帰りで行ってきました!



「笠間焼」の産地、茨城県笠間市

茨城県笠間市は、江戸時代中期からの歴史をもつ伝統的工芸品「笠間焼」の町。

多くの陶芸作家や窯元が集まる窯業産地として知られ、お隣の栃木県にある焼き物の町・益子町とセットで「かさましこ」と呼ばれています。

東京から笠間へのアクセスは、秋葉原発着のバス「関東やきものライナー」が便利。(※現在一部運休)

JR笠間駅からは、レンタサイクルや1回100円で乗れるバス「かさま観光周遊バス」を利用しながら観光しましょう。




うつわにもこだわったカフェでランチ

笠間には、ドリンクやフードを提供する際の器にもこだわったカフェが多数! カフェ巡りも楽しいエリアです。

この日訪れたのは、「Cafe WASUGAZEN(カフェワスガゼン)笠間店」


木のぬくもりを感じられる落ち着いた雰囲気の店内で、グリーンカレーとアイスコーヒーをいただきました。暑い日にぴったり!

緑に囲まれたテラス席も素敵でしたよ。



オープンエアのお洒落なギャラリーでお買い物

カフェワスガゼンから7分ほど歩き、「回廊ギャラリー門」へ。

中庭を囲むようにたくさんの作家さんの作品が並ぶ、風情あるギャラリー。気に入ったものがあれば気軽に購入することができます。


渋い色味のものから可愛らしいものまで... 笠間焼ってこんなにいろいろなデザインがあるんだ!と驚いてしまいました。

この日、こちらのギャラリーでは器を3点購入。使うのが楽しみです!



「陶の杜」をお散歩

回廊ギャラリー門から10〜15分ほど歩き、笠間芸術の森公園内の「陶の杜」へ。

およそ2kmの美しいヒノキの森をお散歩しました。自然に癒されながら、森に溶け込むように点在する陶の作品を楽しむことができます。


「ローズマリーの爪」「発掘された古文書」「マジシャンクレーのプラットホーム」など、まるで魔法使いが住む森のような、不思議な世界観の作品を見つけながら歩くのが楽しい。作品に直接触れて楽しむことができるのも魅力です。



「笠間工芸の丘」でちょっと休憩

お散歩後は、同じ公園内にある「笠間工芸の丘」のカフェで休憩。笠間は栗の生産量が日本一ということで、栗のソフトクリームをいただきました!

この施設にはカフェの他に、笠間焼を中心とした工芸品の展示・販売が行われているスペースや、陶芸体験ができるスペースも。陶芸体験をしてみたい方は事前にwebで予約しておきましょう。



日本三大稲荷に数えられる「笠間稲荷神社」

最後に、笠間芸術の森公園から「かさま観光周遊バス」に乗って、日本三大稲荷の一つとされている「笠間稲荷神社」へ。バスの本数はあまり多くないので、あらかじめ時刻表を確認しておくのがおすすめ。

笠間稲荷神社周辺にはレトロなお店やカフェがあり、なかなか雰囲気の良い場所です。

毎年10月中旬〜11月下旬ごろには、笠間稲荷神社をメイン会場として「笠間の菊まつり」が開催されています。私はまだ一度も見に行ったことがないのですが、境内と周辺で色とりどりの菊が見られるそうです。



のどかな雰囲気に癒され、素敵なギャラリーで良い買い物ができ、大満足の1日となった笠間日帰り旅。次は陶芸体験もしたいなぁと考えています。


このしおりのライター

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