宮城県には東北地方最大の都市・仙台をはじめとし、日本三景の松島や、冬に樹氷の絶景を見られる蔵王など、魅力的な観光地が盛りだくさん!
そんな宮城県には水辺の絶景スポットもたくさんあります。
今回は、宮城県内にある夏にピッタリの涼しい水辺スポットおすすめ3選をご紹介していきます!
鳳鳴四十八滝
最初にご紹介するのは、仙台市内から山形県へと続く国道48号線沿いにある「鳳鳴四十八滝(ほうめいしじゅうはちたき)」です。
階段状に大小いくつもの滝が流れ落ちる鳳鳴四十八滝は、その美しい水音が中国神話に出てくる伝説の鳥「鳳凰」の鳴き声のように聞こえることから、その名がつけられたと伝えられています。
新緑の時期にはうっそうと茂る緑の中に流れ落ちる滝が清々しく、紅葉の時期になると色づいた木々と滝のコラボレーションが素晴らしい絶景スポットです。
鳳鳴四十八滝の近くには歴代仙台藩主からも愛された「作並温泉」や、ニッカウヰスキー仙台工場などの観光スポットがあります。
素晴らしい景観を観賞できる鳳鳴四十八滝ですが、観光客の姿はいつもまばらです。
宮城県で穴場絶景スポットをお探しの方におすすめですよ!
潟沼
宮城県の人気観光地・鳴子温泉の近くにある「潟沼(かたぬま)」は、今から1,000年以上前の火山の噴火によってできたカルデラ湖です。
潟沼は、世界でもトップクラスの強酸性の湖です。
その日の天気によって色を変える湖の景観は、何度も訪れたくなってしまう不思議な眺めです。
ワタシが訪れた日はあいにく曇り空だったのですが、それでも写真のような鮮やかな青色の湖を見ることができました。
青空のもとでは一体どんな色に見えるのでしょうか。
ちなみに、小一時間ほど湖を眺めてから駐車場に戻ってみると、車に大量の蚊のような虫がはり付いていてビックリしました。
その正体は「ユスリカ」という、人を刺したりしない虫で、潟沼の周辺にたくさん生息しているようです。
潟沼で大量の虫に出会っても害はないので安心してくださいね。
秋保大滝
最後にご紹介する宮城県の水辺スポットは、仙台の奥座敷・秋保温泉にある「秋保大滝(あきうおおたき)」です。
宮城県を代表する名瀑である秋保大滝は、幅6m、落差55mを誇る迫力ある滝です。
日本の滝百選にも選定されているため、先にご紹介した2ヵ所の水辺スポットに比べると観光客の姿は多いかもしれませんが、壮大な滝の眺めは一見の価値ありです。
秋保大滝は、滝壺のすぐ近くまで下りて行くことができます。
滝壺は夏でもひんやりと涼しく、マイナスイオンたっぷりで癒されますよ。
滝壺までの遊歩道にはわりと急な階段もあるので、歩きなれた靴で行きましょう。
まとめ
宮城県の水辺スポットを巡ってみて感じたことは、関東の絶景スポットと比べてとにかく人が少ない!ということです。
今、人がたくさんいる観光地を訪れることに抵抗がある方も、今回ご紹介した鳳鳴四十八滝や潟沼なら、「三密回避」で楽しめるのではないでしょうか。