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東京オリンピックが延期され残念な気持ちも少しありますが、前向きに捉えればもう一度改めて準備ができるチャンスです。

基本的に日本は便利で綺麗、おもてなしも素晴らしく、海外の方から大人気です。ただ島国ということもあり、多様な文化を受け入れる体制、私たちの心構えは向上の余地ありだと思います。そして日本人なのに知らないことってたくさん!

海外を度々訪れたことで、海外から友達が来日し、パーソナルツアーガイドをした事が何度かありました。日本人の私からすると、意外なところが好評だったり、質問に応えられずまだ知らないことがあると気付かされたり、色々な発見がありました。

今回は海外の友達に好評だった「日本ならでは」を観光地と食べ物に分けてご紹介しながら、もし海外の方を案内することになったら?という視点で、おもてなしに役立ちそうな情報をシェアしたいと思います。

まずは観光地について
海外の方から人気の観光地は多々ありますが、今回は実際に海外の友達を連れて行って好評だった観光地をご紹介します。




【須賀神社と階段】「君の名は。」で有名なあの場所

日本のアニメは大人気で、「君の名は。」も海外で大変有名です。
映画のラストシーンでも登場する東京の四谷にある須賀神社の近くにあるあの階段、友達からのリクエストで訪れました。四ツ谷駅から徒歩15分ほど歩いたところにあります。
わたし自身は友達に言われるまで知らなかったのですが…何の変哲もない住宅街にファンと思われる人がけっこういて、ほとんどが日本人ではなさそうでした。
アニメの画像と比べてもほとんど同じなので、なるほどファンにはたまらない場所ですね。


わたしは友達のために制服を用意して、アニメと同じように写真を撮って差し上げました。日本の制服も彼女にはとても新鮮だったようでとても喜んでいました。
神社もとても素敵なのでぜひお参りを。
住宅街にあるので、訪れる際は節度のある行動を心がけましょう。




【神社】お参りの作法知っていますか?

日本らしさが感じられるものの代表ともいえる神社、観光地としてもとても人気があります。
特に都内には沢山神社があり、交通が便利で訪れやすいので、電車やバスの一日券などを購入して色々と回ってみるのもよいかもしれません。
神社の中では明治神宮がダントツ人気のようです。

休日に訪れると神前式の結婚式をやっていることがあり、日本式の結婚式を初めて見る友達はみんな興味津々でした。そして「なぜめでたい日なのにみんな静かで笑顔じゃないの?」と聞かれることが多々ありました。
これについては説明するのが難しいと感じたのを覚えています。厳格な雰囲気の結婚式はとても不思議に見えるようです。


ちなみに手水舎での手水の作法知っていますか?こんなときにスムーズに説明できるといいですよね。事前に復習しておきましょう。
そして神社のお参りの作法、二礼二拍手一礼も教えてあげましょう。
海外では宗教に厳格な方も多いので、神社の参拝は大丈夫か、そういった気遣いも必要だと思います。




【温泉】湯上りに着る浴衣まで新体験

温泉も日本ならでは。海外の方にも人気です。
自然の中にある本格的な露天風呂もよいですが、初めての方は大規模な温泉施設や、スーパー銭湯の方がなじみやすいかもしれません。

裸で他人と一緒にお湯に浸かる文化に抵抗がある人もいるので、事前に確認してあげましょう。水着で入浴できる大江戸温泉などもとても人気があります。
ちなみに海外はタトゥーが入っている方の割合が日本人より多く、温泉では禁止されているところが多いので、事前に確認できるといいと思います。海外ではファッションとして取り入れていることが多いのですが、ここも文化の違いですね。


館内で浴衣が着られるサービスも人気です。好きな浴衣を選んで着せてあげましょう。アレ、右上だっけ、左上だっけ?なんてならないように!




【富士山】実はなかなかお目にかかれない

日本人にとってなんだか当たり前の存在のような気がしてしまう富士山ですが、やはり一度は自分の目で見てみたい!と海外から訪れる方は多いようです。
わたしもリクエストに応えて何度か訪れたのですが…実ははっきりとした富士山を見せてあげることができませんでした。
知識不足だったのですが、富士山の見える確率ってあまり高くないんですね…夏の期間に至っては20%以下の確率、年によっては夏はほとんど見えないそうです。空気が澄んだ冬でも半分くらいの確率なので、なかなかハードルが高いようです。

富士山が見えなかった場合は近隣のミュージアムなどに立ち寄ってみるのも良いかもしれません。わたしは富士山世界遺産センターを訪れましたが、富士山の歴史などとても深く学べたので、とても勉強になりました。




【チームラボ】忘れられない感動体験を!

こちらも大変好評で、調べてみると来場した5割が外国人観光客だったようです。東京のお台場と豊洲にあり、お台場は常設、豊洲は期間限定です。
一緒に行った友達は本当に感動していて、ものすごい量の写真を撮っていました。
海外では日本よりもアートが重視される国が多いのですが、海外からの来場者が多いことから高く評価されていることがうかがえますね。


展示には時々日本らしさを感じられるところがあり、日本が誇れる素敵なところだと感じました。




そして食べ物について
海外からせっかく来てくれたのだからおいしいものを食べてもらいたい、でも何がいいか迷いますよね。基本的に日本食はどこの国からも評判がいいです。そんな中で少し意外だけど好評だった食べ物をご紹介します。



【ラーメン】寿司より人気かもしれない?

海外の方から人気の定番といえば寿司ですが、ラーメンも同じくらい人気があります。寿司は今や全世界で食べられているので、ラーメンの方が珍しいのかもしれません。
特に好評だったのがグルメサイトで一位も獲得した「麺屋 一燈」。今まで食べた麺類の中で一番おいしいと大変評価の高い逸品。こちらはつけ麺がメインですが、麺もスープも絶品です。
印象的だったのがスタッフの方が英語を話していたこと。やはり海外からの方も多いようです。そして海外展開もされているようで流石だな、と思いました。


驚いたのが、汁がはねて洋服につかないようにと提供されていた紙のエプロンに友達が感動していたことです。たまに髪を束ねるゴムまで置いてあることがありますが、そういった心遣いは日本人らしくてとても素敵とのことです。日本人の私からすると当たり前になりつつありますが、改めて感じることができた日本のおもてなし、でした。




【和牛】圧倒的なブランド力

何か食べたいものある?と聞くと、けっこうな確率で「肉!」という返事が返ってくることが多いのですが、彼らが求めているのは和牛のようです。
「Wagyu」としてしっかりと海外に根付いていることをわたしは知りませんでした。確かにこの繊細でやわらかい牛肉、海外ではなかなか出会えません。

そんな和牛を楽しむのは焼肉でしょうか、すき焼きでしょうか。わたしは奮発して食べ放題のお店にお連れして、せっかくの機会ですし、思う存分和牛を楽しんでもらうのがいいかなと思います。




【うどん】好き嫌いが分かれるけどハマっちゃう人多数

白くて太い麺に海外の人はあまり馴染みがないようで、太すぎて食べにくく苦手という方も正直いますが、密かに人気なのがうどんです。
わたしの個人的なおすすめは「つるとんたん」
こちらはアレンジされたうどんが沢山あり、洗練された店内も素敵で、ハマってしまう方も多いです。ちなみにつるとんたんも、海外進出されているようです。
写真は「丹波黒豆 納豆のおうどん」
納豆は苦手な方が多いのですが、こちらはぜひ試してほしい一品です。




【居酒屋】タブレットにも興味津々

居酒屋?と思われる方もいらっしゃると思いますが、チェーン店の居酒屋も日本ならでは、しかも基本的に多国籍の料理が食べられて、元気いっぱいの店員さんがいて、とても好評です。たまにテーブルに置いてあるタブレット、これにはみんな興味津々で、他言語に対応するタブレットもあるようなので、これは今後も広がっていきそうですね。

そして海外の方を特に感動させるのが、トイレです。日本のトイレは世界一綺麗なのに加えて、居酒屋によくあるアメニティ(女性の方は特にわかると思いますが、綿棒やティッシュ、マウスウォッシュなどが置いてあります)に感動する方が多いです。こういった細やかな気遣いこそ日本らしさではないでしょうか。




また食べ物については、アレルギーや宗教上食べられないものがある、生モノが苦手、ベジタリアンなど人によって様々です。またベジタリアンよりも厳格なヴィーガンの方も日本より多く、動物性食品を一切口にしないヴィーガンの場合は対応しているレストランに行く方が賢明です。
またシリアックといわれるグルテンを摂取できない人も海外にはとても多いです。
最近ではそういった表示も増えてきましたが、日本ではまだまだ対応していないと思うので、事前に調べてみましょう。



いかがでしたでしょうか。
私たちには当たり前でも、海外から見ると素晴らしいと評価されるおもてなしが日本にはたくさんあります。
私自身も案内することで本当にたくさんのことを学ばせてもらいました。

もし海外から来た方を案内することがありましたら、参考にしていただけると嬉しいです。多様性を受け入れて、おもてなしを磨き、来たるオリンピックを万全の状態で迎えられたらよいですね。



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