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2019-05-31

タイムスリップ気分! 全国の「江戸情緒あふれる町」

写真:「京都から40分!水郷の町・近江八幡でのんびりと水の古都めぐり」(ライター:Bremen)より

全国には、江戸時代の面影を残しつつ、現在も観光地として親しまれ続けている「小江戸」が点在しています。歴史の息づく町の中を、のんびり散策する旅行というのもいいですよね。

今回はittaの旅のしおりの中から、江戸時代にタイムスリップしたかのような気分が味わえるスポットをピックアップしました!





金沢(石川県)

写真:「【初めての金沢】これを見ておけば間違いなし!『金沢』1泊2日おすすめ観光プラン」(ライター:かずのこ)より

江戸時代の武家屋敷跡や庭園が残る、石川県金沢市。日本三大名園のひとつに数えられる「兼六園」は、加賀藩の歴代藩主によって長い歳月をかけて作られたもので、四季折々の美しい景観を味わえる廻遊式の庭園です。

写真:「【石川】グルメ満載!北陸の小京都・金沢『ひがし茶屋街』を散策しよう」(ライター:numata)より

城下町に建つ「妙立寺」は、その複雑な建築構造と外敵を欺く仕掛けから“忍者寺”とも呼ばれているお寺。そのほか、美しい出格子のある建築が並ぶ「ひがし茶屋街」など、市内には江戸時代の暮らしを感じられる見どころが集まっています。





川越(埼玉県)

写真:「【埼玉】小江戸川越で食べ歩きに恋みくじを楽しむ」(ライター:ぱんだ)より

江戸時代に城下町として栄えた埼玉県川越市は、都心から1時間ほどで行ける、日帰り旅行にもピッタリな小江戸です。黒漆喰の重厚な商家が軒を連ねる「蔵造りの町並み」は、火事に強い建物として江戸で流行した「土蔵造り」に影響されたものだそう。

写真:「【埼玉】小江戸川越で食べ歩きに恋みくじを楽しむ」(ライター:ぱんだ)より

お菓子屋さんが集まった「菓子屋横丁」や、地酒の飲み比べができる「小江戸蔵里」、縁結びスポットとして人気の「川越氷川神社」など、市内には観光スポットが多数! 着物をレンタルできるお店もあるので、よりタイムスリップ感を味わいたい方は利用してみるのもいいかもしれません。





おはらい町(三重県)

写真:「【伊勢】レトロかわいい『おはらい町』『おかげ横丁』で食べ歩き観光!」(ライター:オルカ)より

宇治橋から五十鈴川に沿って約800m石畳の道が続く、三重県の「おはらい町」は、伊勢神宮の門前町として栄えた地。江戸時代には年間200〜400万人もの参拝客が押し寄せたといい、現在も連日多くの人々で賑わっています。

写真:「【伊勢】レトロかわいい『おはらい町』『おかげ横丁』で食べ歩き観光!」(ライター:オルカ)より

江戸時代の町並みを再現したという通りには、土産物店や飲食店を営む木造の古風な建物が連なっており、まるで時代劇のセットのよう。老舗「赤福」の本店や、名物「伊勢うどん」の人気店などが集まっており、見どころが盛りだくさんです。





近江八幡(滋賀県)

写真:「京都から40分!水郷の町・近江八幡でのんびりと水の古都めぐり」(ライター:Bremen)より

近江八幡は、江戸時代に近江商人の町として栄えた地域。現在も当時の碁盤目状の町並みが残っており、江戸時代末期から建築された近江商人たちの本宅や土蔵が立ち並ぶ「新町通り」は、重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

写真:「京都から40分!水郷の町・近江八幡でのんびりと水の古都めぐり」(ライター:Bremen)より

近江八幡市街地と琵琶湖を結ぶのは、かつて城下町の繁栄に大きく寄与した人工水路「八幡堀」。現在は観光用に整備されており、町並みを小型の船から眺めることができる「八幡堀めぐり」が運行しています。





琴平(香川県)

写真:「犬が代わりに参拝?! ながーい階段にも負けず、金刀比羅宮へ行ってきた」(ライター:オルカ)より

香川県の琴平町は、江戸時代から全国の参拝者が訪れるようになった、金刀比羅宮の門前町。当時は飼い主の代わりに犬が代参することもあったそうで、参道や境内には、可愛らしい犬の置物やおみくじがあるんです。

写真:「犬が代わりに参拝?! ながーい階段にも負けず、金刀比羅宮へ行ってきた」(ライター:オルカ)より

本宮までは785段の長い石段が続いており、そのうち大門までの道中にズラリと建ち並んでいるのは、レトロな店構えの土産物屋や飲食店。こんぴら参りのついでに、情緒ある町の中で食べ歩きやお買い物を楽しむことができます。





倉敷美観地区(岡山県)

写真:「【岡山】倉敷美観地区で江戸時代にタイムスリップ! 倉敷川で川舟流しが楽しめます」(ライター:Bremen)より

江戸時代に幕府の直轄地となり、物資の集積地として栄えた、岡山県倉敷市美観地区。物資の輸送船が航行していた倉敷川沿いには、塗屋造りの町屋や白壁の土蔵といった、当時の建築様式が残っています。

写真:「【岡山】倉敷美観地区で江戸時代にタイムスリップ! 倉敷川で川舟流しが楽しめます」(ライター:Bremen)より

倉敷川を運行する観光川舟に乗れば、川の両端に茂る柳並木や、江戸の風情が漂う景観をゆっくりと観光することも可能。ギャラリーや雑貨屋、喫茶店なども点在しており、歴史ある町の中にモダンな文化が溶け込んでいます。




江戸の風情漂うスポットでは、まるでタイムスリップしたかのような非日常が味わえます。川船の上でのんびり過ごしたり、食べ歩きやお土産探しをしたり、その土地ならではの体験を楽しんでみてはいかがでしょう。



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