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ゴッホやフェルメールなど数多くの有名画家を輩出してきたオランダは、 名画を所蔵する美術館も多く、西洋絵画好きなら絶対に訪れたい国。

そんなオランダで美術館巡りをしてきたので、私が訪れた5つの美術館と各美術館で見るべきオススメの作品、そして気になる写真撮影の可否やアクセスをご紹介します!




アムステルダム国立美術館(アムステルダム)

オランダ最大の美術館「アムステルダム国立美術館(Rijksmuseum Amsterdam)」。絵画から彫刻までおよそ8,000ものコレクションがあり、様々な時代の“傑作”と言われている作品が展示されています。オランダ芸術を語る上でここは絶対に外せません!

ネオ・ルネッサンス様式で設計されたアムステルダム国立美術館は、内装も壮大で美しい!まるで教会のようです。

『夜警』 / レンブラント・ファン・レイン

レンブラントの最高傑作で、世界三大絵画のひとつにも数えられる『夜警』。高さ3.6m×幅4.4mというかなり大きな作品で、圧倒的な存在感を放っています。全体的には暗い部分が多いですが、それによって明るい部分が強調される、レンブラントらしい光と影の使い方が見られます。

『牛乳を注ぐ女』 / ヨハネス・フェルメール

フェルメールの『牛乳を注ぐ女』も見るべき作品のひとつ。レンブラントと同じく“光の魔術師”と称されるフェルメールですが、フェルメールの方が絵全体が明るめ。光と影以外にも、手前のパンやカゴもかなり精密に描かれているので、注目してみてください!


【アクセス(行き方)】
徒歩:「Amsterdam Centraal(アムステルダム中央駅)」から約30分。
トラム:アムステルダム中央駅の駅前から出ている2番or5番のトラムに乗車し、約15分、「Rijksmuseum(ライクスミュージアム)」で下車。Rijksmuseumからは徒歩2分。

【写真撮影の可否】
写真撮影 可能 (フラッシュの使用は不可)




マウリッツハイス美術館(デン・ハーグ)

世界にわずか35点しかないと言われているフェルメールの希少な現存作品を3点も所蔵する「マウリッツハイス美術館(Mauritshuis)」。アムステルダム国立美術館とは違い、全ての作品をじっくり見ても2時間ほどで回ることができるコンパクトな美術館です。

マウリッツハイス美術館はもともと、17世紀中期に建てられた侯爵の邸宅でした。そのため、内装はとってもゴージャス!展示の仕方も工夫されており、特にたくさんの絵画に囲まれた部屋は素敵な芸術空間になっています。

『真珠の耳飾りの少女』 / ヨハネス・フェルメール

「オランダのモナ・リザ」と称され、シンプルながらも見る者の目を釘付けにする超有名作品。顔の造形美と真珠に目がいきがちですが、瑠璃色の鉱石・ラピスラズリを使った「フェルメール・ブルー」と呼ばれる鮮やかな青色のターバンにも注目です!

『楽園のアダムとイブ』 / ヤン・ブリューゲル(父)&ピーテル・パウル・ルーベンス

『楽園のアダムとイヴ』は、イヴがヘビにそそのかされ、禁断の果実であるリンゴを取るという有名なシーンを描いた作品。細部まで精密に描かれた大小様々な動物と鮮明な色使いは見事です。


【アクセス(行き方)】
徒歩:「Den Haag Centraal(デン・ハーグ中央駅)」から約10分。
トラム:デン・ハーグ中央駅の駅前から出ている2番or3番or4番or6番のトラムに乗車し、約2分、「Spui(スパウ)」で下車。Spuiからは徒歩5分。

【写真撮影の可否】
写真撮影 可能 (フラッシュの使用は不可)




エッシャー美術館(デン・ハーグ)

デン・ハーグにある「エッシャー美術館(Escher in Het Paleis)」。目の錯覚を利用しただまし絵で有名な画家・エッシャー。日本での知名度はあまり高くありませんが、2018年〜2019年にかけて日本の4都市で「ミラクル エッシャー展」という展覧会が開催されたことで知ったという人も多いのではないでしょうか。

今は美術館になっていますが、もともとこの建物はオランダ王室が所有していた「ランへ・フォールハウト宮殿」という宮殿。館内には、豪華絢爛な宮殿の面影を残している箇所がいくつも見られました。

『メタモルフォーゼⅡ』 / マウリッツ・エッシャー

エッシャーの傑作『メタモルフォーゼⅡ』。「METAMORPHOSE」という文字が色々なものに形を変えていき、最終的に「METAMORPHOSE」に戻るという、無限の循環をテーマに描かれた作品。

3階部分はエッシャーの世界観を体験できるコーナーになっており、エッシャーの代表作のひとつ『写像球体を持つ手(球面鏡の自画像)』風の写真を撮ることもできます。


【アクセス(行き方)】
徒歩:「Den Haag Centraal(デン・ハーグ中央駅)」から約10分。
トラム:デン・ハーグ中央駅の駅前から出ている15番or16番のトラムに乗車し、約3分、「Korte Voorhout(コルテ フォールハウト)」で下車。Korte Voorhoutからは徒歩2分。

【写真撮影の可否】
写真撮影 可能 (フラッシュの使用は不可)




ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館(ロッテルダム)

ロッテルダム最大の美術館「ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館(Museum Boijmans Van Beuningen)」。大規模な改修工事が行われる2019年の5月末から2025年までの6年間閉館します。しかし、改修中でもコレクションの一部は、近隣の7つの美術館で展示されるようなのでご安心を。

上着の預け方が斬新でびっくり!自分のコートがどこにあるか一目瞭然で、とても便利です。たくさん美術館に行きましたが、こんなクロークがあるのはボイマンス美術館だけです。

『バベルの塔』 / ピーテル・ブリューゲル(父)

旧約聖書に登場する架空の建築物、バベルの塔を描いた作品。塔の中で作業している人が米粒よりも小さいサイズで描かれているなど、細かい部分まで丁寧に作り込まれた作品です。

左:『漁師の家 ヴァランジュヴィル』 / クロード・モネ
中央:『モレのプロヴァンシェの水車小屋』 / アルフレッド・シスレー
右:『オーヴェルの丘』 / カミーユ・ピサロ

モネ・シスレー・ピサロという印象派を代表する3人の画家の作品が並んでいます。横並びで見ることで、ひとくくりに印象派といっても、ちょっとしたタッチの違いや光と影の使い方の差が見えてきて楽しいですよ!


【アクセス(行き方)】
徒歩:「Rotterdam Centraal(ロッテルダム中央駅)」から約15分。
トラム:ロッテルダム中央駅の駅前から出ている4番or21番or24番のトラムに乗車し、約3分、「Eendrachtsplein(エンドラクトプレイン)」で下車。Eendrachtspleinからは徒歩4分。

【写真撮影の可否】
写真撮影 可能 (フラッシュの使用は不可)




クレラー・ミュラー美術館(オッテルロー)

オッテルローにある「クレラー・ミュラー美術館(Kröller-Müller Museum)」。アムステルダムから電車で1時間半と少し離れていますが、この美術館には世界2位の規模のゴッホ・コレクションがあります!(最大はアムステルダムにあるゴッホ美術館)

館内は白を基調とした質素な造りで、作品に集中することができる環境になっています。展示室の後半には、部屋を目いっぱい使った現代アートのスペースもありました。

『夜のカフェテラス』 / ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ

ゴッホ・コレクションの展示室に入って、真っ先に目に飛び込んでくるのが『夜のカフェテラス』。明るいカフェテラス、夜空に優しく輝く星などが柔らかいタッチで描かれており、なんだか心温まる作品です。ずっと見ていても飽きない!

『自画像』 / ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ

肖像画家として生計を立てようとしていたゴッホが、1887年に肖像画の練習として描いた自画像。1880年代前半以前は暗い絵ばかり描いていたとは思えないほど、非常に明るい色使いの作品です。明るい色使いは、シニャックやゴーギャンなどから影響を受けたんだとか。


【アクセス(行き方)】
「アムステルダム中央駅」から「Ede-Wageningen(エーデワーニンゲン駅)」まで電車で約50分。エーデワーニンゲン駅前のバス停から出ている108番のバスで「Rotonde Otterlo(ロトンデ オッテルロー)」へ(約15分)。一旦下車し、同じ停留所から106番のバスに乗り換え、「Kroller Muller Museum(クレラーミュラーミュージアム)」へ(約15分)。Kroller Muller Museumからは徒歩1分。



【写真撮影の可否】
写真撮影 可能 (フラッシュの使用は不可)




今回ご紹介した美術館以外にも「アムステルダム市立美術館」や「ゴッホ美術館」など、有名美術館があったのですが、じっくり鑑賞していたので3泊4日で5か所が限界でした。
オランダに行く機会があったら、美術館を訪れて自分の芸術的感性を磨いてみてはいかがでしょうか?




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