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【兵庫】但馬の小京都!「出石」の楽しみ方・おすすめ観光スポット

兵庫県北部、豊岡市にある城下町「出石(いずし)」は、碁盤の目状の町に歴史的建造物が並ぶことから “但馬の小京都” と呼ばれています。雄大な山々に囲まれたレトロな町を歩けば、まるでタイムスリップしたような気分を味わえますよ。

実は私の実家が出石の近くで、先日帰省ついでに出石観光を楽しんできました!





まずは「出石そば」を堪能!

出石に来たなら、まずは名物の「出石そば」をいただきましょう!
出石そばのお店は多数ありますが、営業時間が夕方まで(売り切れ次第終了)のところが多いため、後回しにしないことをおすすめします。


★「出石そば(出石皿そば)」とは・・・

出石そばは、出石焼の小皿に盛り付けたお蕎麦を何皿も食べる、ちょっと変わったスタイル! つゆだけでなく、塩、わさび、ネギ、とろろ、卵などで味を変えながら楽しみます。この出石そばを食べるために、わざわざ出石まで足を運ぶ方が大勢いらっしゃるんです。


今回はこちらの「玄(げん)」というお店へ!
2017年にオープンしたばかりの新しいお店ですが、美味しいと評判です。メディアでたびたび取り上げられている老舗店と比べてスムーズに入店できたので、穴場なのではないでしょうか。

席に着いたらさっそく、出石そばを注文!
出石そばは一人前が5皿(税込 850円 / ねぎ・わさび・卵・とろろ付き)、そこに好きなだけ追加することができます(1皿130円)。今回は最初に2人で20皿注文しました。そんなにたくさん食べられるの!?と思ってしまいますが、それがペロリといけるんです・・・。

その理由の一つは、味の変化が楽しめるから。
まず一皿目のお蕎麦は塩だけで、次はつゆでいただきます。その後はお好みで、ネギやわさび、とろろ、卵を追加。このように違った美味しさが楽しめるため、まったく飽きが来ません!

たくさん食べた弟は、こんなものを貰っていました。

▲「玄皿そばの証」(描かれているキャラクターは、豊岡市のゆるキャラ「玄武岩の玄さん」 )

一人で20皿以上(子供は15皿以上)を食べると、「玄皿そばの証」がもらえます。これを5枚集めると、1回につき大人20皿、子供15皿まで一年間無料になるという嬉しいサービスが! 皿そばの証は何年かけて集めてもOKとのことですので、蕎麦好きな方はぜひ集めてみてください。






城下町をのんびり散策

美味しい出石そばでお腹が満たされたところで、城下町散策スタート! あまり大きな町ではないので、ゆっくり歩きながらでも2〜3時間あれば主要な見どころは制覇できると思います。

観光の拠点となるのは、上の写真の「いずし観光センター」。出石そばを始めとした出石土産・豊岡土産も揃っているので、ぜひ立ち寄ってみてください。

▲「辰鼓楼」

観光センターのすぐ近くには、パンフレット等で写真が掲載されることの多い出石のシンボル「辰鼓楼(しんころう)」があります。
もともとは廃城となった出石城 三の丸大手門石垣を利用して建設されたもので、当時はこの最上階から太鼓を鳴らし、町の人々に時刻を知らせていたそう。明治14年に大時計が設置され、同じ年に時計が設置された札幌時計台とともに “日本最古の時計台” として知られています。

▲ よしみ食堂の「但馬鶏からあげ」小カップ350円・大カップ500円

歩いている途中で美味しそうな唐揚げを見つけました。(出石そばを食べたばかりなのにまた食べる。) 食べ歩きも城下町散策の醍醐味ですよね。

▲「出石明治館(旧出石郡役所)」

昔ながらの渋い木造建築が並ぶ城下町で、可愛らしい水色の洋館を発見!
この建物は出石で唯一の、明治時代の洋風建築だそうです。残念ながらこの日は閉館日でしたが、室内では出石の歴史が展示されています。(入館料:大人 100円 / 高・大生 60円 / 中学生以下 無料)

このほか、近畿最古の芝居小屋「出石永楽館」や、明治時代の豪商の旧邸を活用した「出石史料館」など、歴史的な町並み・建築に興味がある方にはたまらないスポットが多数! 着物をレンタルして散策するのも良さそうです。






赤い鳥居の絶景を写真に収めよう

出石に行ったら必ず訪れるべき!と私が思うスポットは「出石城跡」。まさに “小京都” と呼ばれるにふさわしい、赤い鳥居の絶景が見られるんです。

出石城は1604年に築かれたお城。最上段には「有子山稲荷神社」があり、参道に赤い鳥居がずらりと並んでいます。城郭内の神社でありながら、江戸時代にも身分を問わず参詣が許されていたんだとか。

鳥居の数は京都の伏見稲荷ほど多くはありませんが、人が少なく静かであること、緑に包まれていることから、とっても神聖な空気が漂う場所です。

こちらが、赤い鳥居をくぐり抜けた先に現れる「有子山稲荷神社」。

この日は天気が悪かったのでここまでにしましたが、出石城跡・有子山稲荷神社よりさらに上には「有子山城跡(山名氏城跡)」があります。

「有子山城跡(山名氏城跡)」までは、ここから登山しなければ行けません。条件が合えば雲海を見ることもできるそう! 有子山城跡まで行ってみたい方はぜひ、登山可能な格好で出石へお越しください。






以上、兵庫県豊岡市「出石」の魅力をご紹介しました!
同じ市内の「城崎温泉」とセットで訪れるのもおすすめですよ。絶品のお蕎麦と風情ある町並みが楽しめる “但馬の小京都”、ぜひ今年の旅先候補に入れてみてください♪




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このしおりのライター

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