見渡す限り葡萄畑が広がる山梨県甲州市「勝沼ぶどう郷駅」周辺は、日本有数のワインの産地。多数のワイナリーが点在しており、徒歩やタクシーでワイナリー巡りが楽しめます。
新宿から直通バスなら片道1時間半ほど(1,650円)と、都内からの日帰り旅にもぴったり!
そんな勝沼でワイナリー巡りをするならぜひ寄りたい、「シャトー・メルシャン」のワインギャラリーをご紹介します!
ランチにもおすすめ!「シャトー・メルシャン ワインギャラリー」
「シャトー・メルシャン」は、日本ワインの原点とも言えるブランド。1877年に誕生した日本初の民間ワイン会社「大日本山梨葡萄酒会社」をルーツに持つ、長い歴史のあるブランドなんです。
今回訪れたのはワイナリーではなく、ショップやカフェのある「ワインギャラリー」。アクセスは、勝沼ぶどう郷駅やJR塩山駅からタクシーで10分ほど。(私は他のワイナリーから歩いて向かいました!)
▲ 入り口からもう素敵。
▲ カフェではワインに合うフードメニューが揃っています。
ワインのテイスティングだけでなく、軽めのおつまみからがっつりパスタまでフードメニューが充実しているので、ランチに訪れるのもおすすめ。
友人と「ベーコン薫る 和風しょうゆパスタ(フランスパン付き・1,200円)」と「3種のお肉盛り合わせ(1,000円)」をシェアしました。ワインによく合う!
まるで貴族! 素敵なお庭でワインを
シャトー・メルシャン ワインギャラリーの魅力は何と言っても、この広々とした素敵なお庭でワインがいただけること! 貴族みたいじゃないですか??笑
この日は猛暑だったため、冷房の効いた室内で。お庭で優雅なひとときを過ごすなら、もう少し涼しくなってからが良さそうです!
上の写真は、「シャトー・メルシャン ワイナリー限定品セット(700円)」。生産数が少なく、ここだけで販売されている限定品が3種類セットになっています。
他にも、ワインコンクールで受賞したワインがセットになったものや、シャトー・メルシャンの代表銘柄がセットになったものなど、ワイン初心者でも注文しやすいセットメニューが用意されていますよ!
お庭には、見本ぶどう園もあります。
ツアー以外では立ち入りが禁止ですが、背景の山々も美しく、眺めているだけでものどかな雰囲気が楽しめました。
「ワイン資料館」も覗いてみて!
カフェとショップの向かいにある立派な建物は、シャトー・メルシャンの「ワイン資料館」。山梨県の指定有形文化財に登録されている「旧宮崎第二醸造所」(明治37年築)が、日本ワイン黎明期の歴史を伝える資料館として残されています。
“資料館” っていう響きだけでつまらなそうだな〜と思ってしまったのですが、入ってみるとなかなか見ごたえがあって面白い場所でした!
映画に出てきそうな地下セラーや、ワイン造りに使われてきた道具、“現存する日本最古のワイン” も展示されています。ワインギャラリーを訪れたら、ぜひ資料館も見学してみてくださいね!
ワイン造りについてもっと深く知りたい!という方は、ワイナリーツアー(※要予約)も開催されていますので、シャトー・メルシャン公式サイトから詳細をチェックしてください。
次の休日は、勝沼で優雅なひとときを過ごしてみませんか?
*関連記事