都会にひっそりと佇む「甘泉園公園」
新宿区にひっそりと佇む、都会のオアシス「甘泉園公園(かんせんえんこうえん)」。甘泉園公園は、区立唯一の回遊式庭園でありながら、無料で入ることのできる日本庭園です。
都電荒川線「面影橋駅(おもかげばしえき)」から徒歩1分ほどの場所にありながら、都会とは思えないほど自然の溢れるスポットで、園内に一歩足を踏み入れると、都会の喧騒から離れることができます。
園の中心に据えられた大きな池
甘泉園公園の中心に据えられた穏やかな池の水面には周囲の景色が映り込み、美しい光景を生み出しています。この池から湧き出る水がお茶を淹れるのに適していたことが「甘泉園」という名前の由来になっていると言われています。
池には可愛らしい亀や魚などが生息しているので、庭園をのんびり散歩しながら水中を観察してみてくださいね。池の中に入ることは禁止されているので、景色を楽しみましょう。
緑の多い落ち着いた空間
池を囲むようにして生える草木は、周囲の喧騒をシャットアウトして別世界の静けさを演出しています。荒々しいありのままの自然というよりかは、細かいところまで手入れが行き届いた自然が広がっています。
林に続く小径など、ちょっとした探検気分が味わえるスポットもあり、少しワクワクしながら園内を散策することができます。
今の時期は“あじさい”が美しい
春にはツツジ、夏にはあじさいと青々とした草木、秋にはモミジの紅葉、冬には雪吊りなど、四季折々に見所がある甘泉園公園。園内で今、見頃を迎えているのが「あじさい」です。
園内のあじさいは1ヶ所に群生しているわけではなく、園内のあらゆるところに10株ほどの集まりでポツポツと咲いています。普通のあじさいだけでなく、ここでは色とりどりのガクアジサイにも注目してみてください!
都会のオアシスで癒されよう!
以上、都会のオアシス「甘泉園公園」をご紹介しました。
あまり遠出はできないけれど、人が少ないところでゆっくりしながら自然を感じたいという方は是非訪れてみてくださいね。