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【日光】こんなところに!? 世界遺産・日光山内にある古民家カフェ「本宮カフェ」

東京都内から日帰りで行ける人気観光地、日光。歴史ある寺社や滝が多いことで知られていますが、実は素敵なカフェも多数存在しており、カフェ巡りも楽しめる地なんです。

今回は、神聖な山の中にある古民家カフェ、「本宮(ほんぐう)カフェ」をご紹介します。


場所は、世界遺産エリアの中!

「本宮カフェ」が位置するのは、世界遺産・日光山内。

世界遺産「日光の社寺」に登録されている「神橋(しんきょう)」や「東照宮」のすぐ近くにあり、どちらからも歩いて向かうことができます。

神橋から日光東照宮に向かう途中に可愛らしい看板があり、迷うことなく辿り着けました。





神社の参道沿い、江戸時代の古民家を改装

「本宮神社」の参道沿いにあるこちらの建物が、築330年の古民家を改装して作られた「本宮カフェ」。もともとは神職用住宅だったそう。

ちなみに 今から330年前は江戸時代、5代将軍・徳川綱吉の頃。そう考えると、この建物がいかに長い歴史を持っているのかが改めて良く分かりますね。


奥に見えているのが「本宮神社」の鳥居です。

「本宮神社」はひっそりとした雰囲気ですが、日光二荒山神社の始まりとなった神社。川の氾濫等で度重なる修復を余儀なくされたため、東照宮の隣に新しく日光二荒山神社(新宮)が作られ、以前からあったこちらは「本宮神社」と呼ばれるようになったそう。

日光1,200年の歴史を静かに感じさせてくれる、まさに “日光の原点” と言うべき存在なのです。


そんな長い歴史と神聖な空気を肌で感じられる「本宮カフェ」。さっそく入ってみましょう。



木のぬくもりを感じる、居心地の良い空間

靴を脱いで店内へ上がると、想像以上に広々とした空間が広がっていました。(全体像を収められませんでしたが、写真に写っていない奥の方にも席があります。)

外から見えていたテラス席・カウンター席の他にもテーブル席が多数あり、一人でも気軽に入りやすい雰囲気です。

今回は、店内窓側の席を利用。
緑溢れる参道に面しているため、窓の外には木漏れ日が輝く爽やかな風景が広がります。

フードメニューはサンドイッチやパスタなどの軽食のほか、ぜんざいやクリームあんみつなどの和スイーツも用意されています。季節限定ですが、丸いフランスパンの中に入ったクラムチャウダーも人気だそう。ドリンクメニューも豊富で、コーヒーやラテの他にアルコールも楽しめるようでした。


様々なシーンで利用でき、あたたかい気持ちになれる「本宮カフェ」。徒歩圏内に観光スポットも多く、観光の合間のひと休憩に便利です。

日光へ行かれる際はぜひ、長い歴史と未来を繋ぐ素敵な古民家カフェへ寄ってみてください。


このしおりのライター

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