台北中心地から1時間もかからずしてMRTだけでアクセスできる猫空は「木柵鉄観音」で世界的に知られるお茶の名産地。動物園と隣接しているのでセットで訪れるプランを立ててもいいかもしれません。
4kmの空中散歩
何と言っても猫空ロープウェイが一番楽しめるのではないでしょうか。標高がさほど高い山ではないけれど、ボコボコした山の地形にうまいことロープが張られた山頂までの道のりはとってもユニーク!
MRT動物園駅の改札を出て左へ行くと乗り場があります。
土日ともなれば多くの人で賑わいます。ゴンドラに乗るまでに長蛇の列ができ、時には1時間待ちなんてのもザラ。チケットを購入するだけでも並ぶことがありますので、チャージ式悠遊カード(EASYCARD)を準備しておくことをオススメします。悠遊カードはMRTの割引の他、台湾ほぼ全土のバス、コンビニでの支払いでも使えますのでとっても便利!台湾旅行の必需品です。
ゴンドラには床が透明なタイプと普通のと2種類あり、それぞれのゴンドラ別に並びます。もちろん普通タイプの方が進みが早いです。往路は普通タイプ、復路は透明タイプに乗車しました。
ロープウェイのルートは起伏が激しく、ものすごい高低差があり、下って上っての勾配が激しいです。
高所恐怖症の私は冷や汗もの(^_^;)。同じくヒーヒー言ってる青年と同乗して恐怖を分かち合いました。
終点まで30分近く乗車するのでかなり乗り応えあり。途中90度近く方向転換させるための駅があったり、独特な道のりとスリルと眺望が楽しめます。
運休日や、強風での運休もありますので、運休状況をチェック してからお出かけください。
茶藝館でお茶を楽しむ
山の斜面に広がる茶畑の合間にお茶農家が営む茶藝館が点在しています。ここでは時間を忘れてのんびりお茶を楽しみましょう。
料金設定は茶藝館ごとに違うと思いますが、今回利用したところはミニマムチャージ200元/人(休日)(平日は150元)。グラスのお茶が90元くらいだったので、それを頼んでもプラス110元は払わなければなりません。ということで、二人で500元のお茶セットをオーダーしました。余った茶葉は真空パックしてお持ち帰りできます。
茶葉は急須の3分の1くらいを目安に入れ、大きなヤカンから熱々のお湯を注ぎます。急須を温める意味でも、急須の上からもお湯を掛けます。最初のお湯は捨て・・・と、手順がありますが、ご安心ください。一通りの流れをお店の方が教えてくれます。
すっかり入れ方もマスターし、香り高く美味しいお茶をたっぷりいただきました!
台北市街を一望
茶藝館選びで重要なのは、美味しいお茶を楽しむ他に、眺望の良し悪し。24時間営業の茶藝館もあり、夜は夜景を楽しむこともできるのです。緑の向こうに台北101を含む市街地の眺め。サイコーです!
時間が許せば何時間でも居座ってお茶&眺望を楽しむことができます。茶葉料理を提供する茶藝館もありますので食事の時間に合わせて登ってくるのもアリですね。
ハイキングルートもありますので、山道を少し歩きたい!という方にもオススメです。
眺望が楽しめる台北近郊の茶畑はショートトリップに最適です。