日本では今、空前の台湾ブーム!
LCCのおかげで非常に安く行くことができ、以前よりももっと身近な旅先となりました。
しかし、いくら近くて安いとはいえ、行きたいときにふらっと海外旅行へ行くのは難しいという方も少なくないはず。
そんな方に提案したいのが、
“横浜中華街で台湾ごっこ!”
今回は、横浜中華街で台湾を感じられるお店やスポットをご紹介します。
物産店で「豆漿」をゲット!
横浜中華街には中華料理レストランや屋台以外にも、中国・台湾のものを売る物産店がいくつか存在します。私がお買い物したのは、こちらの「安富物産店」。人通りがそれほど多くない、喫茶店などがある落ち着いた通りにあります。
日本ではあまり見かけない食材や調味料が綺麗に陳列されており、店内は異国の香りが漂っています。日本でなかなか売っていない調味料をゲットして、本格的な中華料理を作ってみるのも楽しそうですね!
私が購入したのは「永和豆漿」(税込 110円)。
「豆漿(トウジャン)」とは豆乳のことですが、日本のものとはちょっと味が違います!
甘味が強くて美味しい!私は日本の豆乳よりこちらの方が好きです。
ちなみに、買ったあと公園で飲もうとしたのですが、どう頑張っても銀の内蓋が剥がれず(笑)、持ち帰ってハサミを使って開けて飲みました。ストローを挿して飲むタイプなのでしょうか...?(誰か正しい飲み方をご存知でしたら教えてください!)
知る人ぞ知る、横浜中華街の「台南小路」
横浜中華街には「台南小路」というひっそりとした路地があるのはご存知でしょうか。細くて短い路地ですが、ここへ来ると台湾に来たかのような気分になれます。
まず、頭上の提灯が賑やかな「市場通り」へ。
似顔絵のお店の横、入って良いのか不安になるような細い路地へ入ります。
進んでいくと...
台湾の旗が可愛い!台南小路です。
ごちゃごちゃした生活感が溢れており、異世界に迷い込んだような気分になれます。
台南小路は本当に狭くて2〜3店舗しか無いのですが、そのうちの「福楼」というお店は芸能人も訪れる隠れ家的名店。店の外にある大きな蒸し器からはもくもくと湯気が立ち上り、思わずお腹が鳴ります。店員さんに席が空いてるか聞き、5分ほど待って店内へ入ることができました。
隠れ家的名店「福楼」で台湾料理を
「福楼」という店名の通り(?)、こちらのお店にはフクロウがいます! 入り口近くで大人しくしていて、しばらくその存在に気づきませんでした。店員さんいわく今ケガをしているそうなので、触らずそっとしておいてあげましょう。
店内は暗めで落ち着いた雰囲気。
12:00〜13:00ごろの店内は満席。観光客だけでなく常連らしきサラリーマンの方々もいらっしゃいました。ちょうどお昼休みの時間なのでしょう。観光客の方は少し時間をずらして行くと良いかもしれません。
平日11:30〜14:00のランチセットはとってもお得!
定食に点心をプラスしても税込630円。点心なしならワンコイン!
その他単品メニューも豊富でした。(セットと比べるとお値段は少々高めの設定。)2名以上であればコース料理も選択できるようです。
いただきます!!!
私はXO醤牛肉炒めのランチセットに、小籠包をプラスしました。
お水はセルフサービスです。お料理が出てくるスピードは結構早め。「小籠包は時間がかかりますが大丈夫ですか?」と聞かれましたが、小籠包もそれほど待たずに運ばれてきました。
お肉が柔らくて美味しい!
優しいお値段のわりに量は結構多めで、すぐにお腹がいっぱいに...
それでもパクパクいけちゃう、絶品小籠包!!
食べログの口コミを見たところ、餃子も美味しいようです。いろんな組み合わせを試してみたくなりますね。安くて美味しい、コスパ良すぎる台湾料理店。台湾好きな方なら一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
ちなみに、向かいの「你好」というお店の店員さんが、「同じお店ですよ〜」と案内していました。福楼と姉妹店だそうで、同じようにお得なランチメニューがある模様。
福楼があまりにも混んでいる場合、がっかりせずに你好も覗いてみてください。
お腹いっぱいで大満足。台南小路を後にします。
美しい「関帝廟」へお参り
▲ 道中で台湾茶の試飲が自由にできるお店を発見。
次は関帝廟へ向かいます。
関帝廟は三国時代に活躍した武将・関帝(関羽/関聖帝君/関帝聖君)を祀る廟で、中国大陸や台湾を始め、韓国やベトナムなどにもあります。
横浜中華街にある関帝廟は、こんなに派手で立派!
奥の方に立っている柱は台湾から運ばれてきたものだそうで、関聖帝君の活躍する姿のイメージや龍が彫られています。荘厳な雰囲気を作り出している装飾の数々には、台湾を思い出さずにはいられません。
荘厳な雰囲気でありながら、可愛らしいとも思えるカラフルな屋根。
関帝廟に祀られている神様・関聖帝君のご利益は、交通安全・商売繁盛・学問など。異国に来たような気分でお参りしてみてはいかがでしょうか。
タピオカミルクティーや台湾スイーツでシメ!
横浜中華街で台湾気分を味わう旅、最後は甘いものでシメ。
本当は「鼎雲茶倉」という台湾スイーツや台湾茶のお店に行きたかったのですが、この日は残念ながらお休みだったのでまたの機会に。
今回は甘〜いタピオカミルクティーを。
タピオカミルクティーは横浜中華街の至る所で売っています。値段はだいたい250〜350円といったところでしょうか。台湾と比べると高いなぁと思ってしまいますが、そこは我慢。
また、中華街を出て横浜駅の方まで足を伸ばせば、タピオカミルクティー発祥のお店「春水堂」が横浜ポルタの中にあります。タピオカミルクティーはお店によって味が本当に異なるので、飲み比べしてみても良いかもしれません。
これにて、横浜中華街で台湾気分を味わうショートトリップは終了。すっかり、弾丸で台湾へ行ってきた気分になりました。カメラロールも日本じゃないような写真でいっぱいに!
「台湾に行きたいけどなかなか行けない!」という方や、「台湾が好きすぎて日本でも台湾を感じていたい!」という方はぜひ、横浜中華街で台湾気分を味わってみてはいかがでしょうか。