懐かしさが魅力、「谷根千」エリアとは
「谷根千」とは谷中・根津・千駄木の略で、今もなお東京の下町風情を色濃く残すエリアです。都会の喧騒から離れた趣ある街には魅力がいっぱいつまっています!
ぽかぽか日和の中、一足先に春を探しに行ってきました。
出発はここから!京都気分を味わえる?!重要文化財
千代田線の根津駅から歩くこと5~10分、出発は重要文化財の根津神社です。5月頃になると、広い境内に色鮮やかなつつじが咲き誇るので、その時期に行くこともおすすめです。
本殿の横には桜の木が。もうほころび始めてました!
春、発見です。
この神社のおすすめポイントはこちら。
まるで京都の伏見稲荷大社のような連なる赤い鳥居。これは併設している乙女稲荷神社の中にあります。まるで京都にいるかのような写真も!
夕暮れ時に合わせて行きたい、魅惑の商店街
さて、夕暮れ時に合わせて谷中に移動。JR日暮里駅の西口から道なりに10分ほど進みます。道端では大人子どもが混じってベイゴマに夢中になっていました。懐かしい光景に思わず足が止まります。
歩いていくと目の前に見えてくるのが「夕やけだんだん」という階段です。ここから夕焼けが美しく見えることから一般公募で名前がつけられました。
訪れた日も美しい夕日が見えました。
夕やけだんだんを降りると、谷中銀座の入口へと続きます。地域に密着した下町感たっぷりのこの商店街には、美味しいものがいっぱいです。
私が訪れた時は残念ながら完売していましたが(泣)、「肉のすずき」さんのメンチカツ、谷中せんべいなど食べ歩きにぴったりのグルメで溢れてます。
思わず「ひみつ」にしたくなる絶品スイーツ
谷中銀座を訪れた際には、ぜひ寄ってほしいのが「ひみつ堂」。商店街入口の手前を左折した路地にひっそりと立っています。
このお店で有名なのが、かき氷!まだまだ風の冷たい日でしたが、たくさんの人が並んでました。だいたい席に着くまで40分ほど。
注文したのは春期間限定の「うぐいす桜」(左)と「桜姫」(右)。春を感じる桜風味のかき氷。ここでも春を発見です。中にはあんこやクリームが隠れています。これが絶品なのです!人生で1番美味しいかき氷でした。
狙い目の時間は16時過ぎとのこと。その日のかき氷メニューは、朝お店の公式ツイッターで発表されるので、訪れる人はあらかじめツイッターを要チェックです!
いつ開くかは店主次第、開いていたらラッキーな喫茶店
日が沈んだら千駄木へと向かいつつ、あのカフェがオープンしているかチェックしましょう。千駄木駅にほど近い場所に位置する「books&cafe BOUSINGOT」。古書店を兼ねたカフェは、フランスのシャンソンが流れ雰囲気バッチリです。店内の本を読みながら、美味しいコーヒーを味わえる上に、気にいったらその本を購入することもできるんです。
ただ、何時に開くかは店主の気分次第。開いてたらラッキーです。オープンを知る術は、お店のツイッターのみ。日が沈んだらツイッターを開き、「オープンなう。」のツイートを待ちましょう!
魅力たっぷり谷根千エリア
東京の下町風情が漂う谷根千エリア。しかし、昔の姿が残るだけではありません。懐かしさを感じる中に、変わったこだわりのあるお店が至るところにあります。
訪れる季節によって、全く違った表情を見せてくれるのもワクワクします。
ぜひ、下町をぶらぶらして、自分お気に入りのお店を見つけてみてください!