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2017-05-01

【オランダ】芸術が花開いた国で楽しむ美術館巡りとグルメ!アーティスティックな旅で感性を磨く

かつてオランダは、香辛料貿易で栄え、世界中の海の覇権を握る強国でした。17世紀にはアムステルダムに貿易が集中し、オランダは黄金期に突入します。この時期、フランドル絵画(現在のオランダで描かれた芸術作品)も繁栄の時代を迎えました。そのため、有名な作品を所蔵する美術館も多数あるんです!

今回は私が訪れた2都市の美術館とおすすめスポットを紹介します。

 

アムステルダム:観たい作品はリストアップしておくべし!圧倒されるほどの莫大な作品群

オランダ有数の都市、アムステルダム。ここで訪れたのが「アムステルダム国立美術館」。中央駅から少し離れているので、トラム(路上電車)かタクシーがおすすめです。莫大なコレクションと広い迷路のような敷地は、すべて回るのは時間がかかるので、コンパクトに済ませたい人は予習をしておくといいかもしれません。

博物館の中央館には、美しいステンドグラスも。

所蔵品は誰もが目にしたことがあるものばかり!その中でもこの美術館も目玉がこちらです。オランダを代表する画家レンブラントの『夜警』。一説によると、世界3大絵画の1つでもあり、作品の前には多くの人だかりが。ゆっくり鑑賞したい人は朝1番がおすすめです。

アムステルダム:どこも切り取っても美しい街、でも出歩く時は注意!

アムステルダムの1番の魅力は美しい街並み。運河と縦に長い建物が作り出す雰囲気は、どこを撮っても素敵です。運河の川沿いには人々が座って休んでいたり、クルーズで運河をくだることもできるようです。

 

そしてオランダといったら酪農!チーズ!街にはチーズ屋さんが点々とあり、スーパーマーケットにも豊富な種類が並びます。丸々買うのは難しいので、レストランで注文してその美味しさを味わいましょう。

雰囲気たっぷりの街並みは歩いているだけで楽しいですが、もちろん旅のお約束、スリには注意です!さらに、アムステルダムは治安が万全にいい方ではなく、大麻についても取り締まり強化の最中です、特に夜に出歩く時は特に気を付けましょう。

 

デン・ハーグ:世界一美しい少女、北のモナリザに会いに行こう。

デン・ハーグはアムステルダムから電車で1時間程度。十分日帰り可能な距離です。この都市はオランダの中枢機関が集まる、政治の中心地です。デン・ハーグで訪れたのが、「マウリッツハイス王立美術館」です。

ここには世界に30点ほどしかないヨハネス・フェルメールの作品が3点も展示されています。1つのお屋敷が丸々美術館になっているので、回りやすい構造となっています。ハーグ駅からは歩いて15分ほど。

フェルメール作『真珠の耳飾りの少女』

フェルメール作『デルフトの眺望』

この美術館で注目すべき作品はこの2つ!日本に来日したら、話題沸騰、行列間違いなしの作品。有り得ない近さで鑑賞できる貴重な機会です。訪れる際は、どこかの美術館に貸し出されていないか必ず確認を!

 

デン・ハーグ:コンテストで受賞したことも!絶品すぎるスイーツ

絵画を鑑賞して小腹がすいたら、ぜひとも食べてほしいのが「Dudok」のアップルパイです。お菓子のコンテストで何度も受賞歴がある名物スイーツです。

リンゴがぎっしりと詰まった温かいパイに、生クリームとシナモンアイスが絶妙です・・・。私はその美味しさに衝撃を受けて、これを食べるためだけに、もう1度オランダを訪れたいと考えていまうほどです。

テラス席もあり、広々とした店内です。食事メニューもあるので、ランチでもティータイムにも使えるオススメの1店です!

 

芸術が溶け込む、魅力的な国

オランダは芸術が生活に溶け込んだ美しい国でした。都市によって色が違い、中世にタイムスリップしたような街並みや建物は、この国が伝統を大切に守ってきたことがうかがえます。感性を刺激する、アーティスティックな旅をどうぞ!

 

このしおりのライター

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