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2023-01-09

【世界7大サイクリングロード】原付しまなみ海道、往復200kmの旅。- 2 -

しまなみ海道の人気観光スポット「耕三寺博物館」

3つ目の島「生口島」に到着した我々は、しまなみ海道の中でも人気の観光スポット、「耕三寺(こうさんじ)博物館」を訪れた。

耕三寺は、元実業家の”耕三寺耕三”が母の菩薩寺として建立した寺院で、現在は博物館の一部として公開している。

尚、耕三寺は博物館のため、参拝料ではなく入館料の支払いとなる。(入館料→大人:1,400円 / 大学生、高校生:1,000円 / 中学生以下:無料)

耕三寺には、日本各地の著名な歴史的建造物を模した建物が建設されており、色鮮やかで美しい建造物の周りには綺麗な蓮の花々が咲き、まるで極楽浄土に来たかのような美しい景色が見られる。

さらに奥へ進むと広大な大理石彫刻庭園「未来心の丘」があり、観光客に人気のフォトスポットになっている。

未来心の丘は、まるでギリシャのエーゲ海沿いの島を連想するようなとても綺麗な景色で、とても写真映えもしていた。

でも、8月の観光には白い大理石の太陽の光の反射もあり、とても、非常に、暑かったので、できれば訪問の季節は夏以外を推奨したい。あと、晴れる日はサングラス持参を推奨(なかったら目が死んでた)。

生口島の終わりに、「レモン谷」。

生口島の終盤、4つ目の橋へ向かう道にあるのは「レモン谷」

ここではレモンの木々がたくさん見られ、まだグリーン色のレモンの実をつけた木がとても可愛かった。(レモンの実を見つけるたびに一緒に走っている友人に向かって「レモン!!」って叫んでた。笑)

レモン谷ではレモンの木々だけでなく、レモンのオブジェのアートも楽しむことができる。(上の写真もその一つ)

日本一長い斜張橋「多々羅大橋」

4つ目の橋「多々羅大橋」は、特徴的なフォルムをしていて、しまなみ海道の7つの橋の中でも一番人気だそうだ。

白い巨大な塔から延びる沢山のケーブルが橋を支えている「斜張橋」という構造の橋で、その長さは国内最長(世界でも第5位)、全長は1,480mにもなる。

多々羅大橋には、「多々羅鳴き龍」という、自転車、原付、あるいは徒歩で渡る人だけが体験できる不思議な現象がある。

橋のある場所で手を叩いたり音を鳴らすと、その音が反射しながら空に向かって登っていくという不思議な現象を体験できるらしいが、私たちはうっかり完全スルーしてしまったので(涙)、行かれる方は是非忘れずに体験してみてください。

「多々羅大橋」を渡って、一息休憩。

多々羅大橋を渡り、4つ目の島「大三島」に到着!
ついに島も後半に入った。

橋を渡って下るとすぐのところに、大きな道の駅「今治市多々羅しまなみ公園」がある。

ここにはレストランやカフェ、特産品センター、フォトスポットや展望台などたくさん立ち寄り所があるので、休憩スポットに最適!

その近くにも歴史民俗資料館や、キャンプ場、RVパーク、ホステルもあるので、しまなみ海道中盤で宿泊したい人はチェックしてみよう。

私たちは道の駅の手前(多々羅大橋降り口と道の駅の間の道)にある「しまなみコーヒー」に寄った。

(※正確には翌日の復路で訪れましたが、今回のしまなみ海道旅に関する記事では往復で立ち寄った場所を片道として島の順番に纏めています。)

野外にオープンイートインスペースのあるワゴン販売のカフェで、多々羅大橋や海の景色を眺めながら美味しいコーヒーや他ドリンク類をいただける、ロケーション最高のカフェ!

おまけにお店のお二方の人柄の雰囲気も優しく柔らかで素敵・・・。
しまなみ海道を通る際は是非立ち寄ってほしい、イチオシのカフェです。


以上、「しまなみ海道原付旅」2本目の記事は、道の駅「多々羅しまなみ公園」横にある「サイクリストの聖地 記念碑」からサヨナラ〜!

このしおりのライター

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