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【京都】老舗喫茶の名物「ゼリーポンチ」って?アート鑑賞も楽しめる人気店へ念願の訪問

これまでに全国の500軒近いカフェやスイーツ店を訪問してきた私ですが、京都市にはずっと「一番行きたい」と願っていた喫茶店がありました。
念願かなって、ようやく関西周遊旅行の最終日に訪問することができた「喫茶ソワレ」さん。

京都の老舗喫茶であり、カラフルで写真映えする名物「ゼリーポンチ」は、雑誌や各メディアでもよく紹介されていますので、ご存じの方も多いのではないでしょうか?
今回は、実際に「喫茶ソワレ」を初訪問した時の様子をレポートします。

開店時間前からすでに行列が!高瀬川のほとりに建つ老舗喫茶「喫茶ソワレ」

1948年(昭和23年)に京都市に開店した「喫茶ソワレ」は、四条河原町駅から歩いて5分ほどの高瀬川のほとりにあります。
月曜日に京都へ到着した時は定休日だったので、翌日火曜日13時のオープンを待って待機しました。
私がお店の前に到着したのは12時半ごろ。
この時点ですでに3組ほど待っているお客さんがいて、このお店の人気の高さが伺えます。

お店の入口には「ゼリーポンチ」の写真が表紙に使われたリーフレットが置かれています。
順番待ちの間に目を通してみると、70年以上営業を続ける「喫茶ソワレ」の歴史や、名物「ゼリーポンチ」の誕生秘話などが紹介されていました。

いざ店内へ!昭和の時代のレトロ感が残る幻想的なブルーの空間でアートを楽しむ

この日は3番目の入店となり、2階席へ通されました。先着順で席の希望を受け付けてくれるようですが、希望がない場合は2階席→1階席の順に通されます。
2階へ向かう階段の壁面には、「ゼリーポンチ」を模した煌びやかなオブジェが飾られていました。

3組のみ座ることができる、高瀬川を臨める窓際の人気席。一番奥の1名掛けの席に座りました。
窓際にはレトロな雰囲気を醸し出す葡萄のオブジェが。
グリーンを基調とした客席の座面と少し低めのテーブルは、創業当時の日本人の体格に合った高さのままこれまでずっと使用しているのだとか。

梁に彫刻がほどこされた2階の天井部分。
クラッシックなデザインの照明や各所にちりばめられたアートも目を惹きます。

店内は暗めで、「女性が綺麗に見える灯りを」ということでブルーの照明を使用。
これは、「喫茶ソワレ」創業者の友人である、染色家・上村六郎氏のアドバイスなのだとか。

お冷のグラスやメニュー表の表紙に描かれているイラストは、昭和の洋画家・東郷青児氏が描いたもの。
元々「お店の雰囲気に合う」ということで東郷氏の絵を店内に飾っていたようですが、ご本人が来店したことがきっかけで、その後何枚も「喫茶ソワレ」のために絵を描いてもらい現在も使用しているそう。
多くの芸術家とご縁がある創業者の偉大さを感じることができるこのエピソードは、先述したリーフレットや「喫茶ソワレ」のWebサイトで詳しく紹介されています。

名物「ゼリーポンチ」は予想以上のおいしさ!ステンドグラスのような美しさに感動

「喫茶ソワレ」といえば、5色のゼリーとしゅわしゅわの炭酸でつくられたお店の看板商品「ゼリーポンチ」。
この「ゼリーポンチ」にも深いストーリーがあります。
元々は2代目オーナーの奥様がお子さんのために考案したものが、ゼリーのカラーバリエーションを増やし、ミルクやアルコールと合わせたメニューが登場し、現在販売されているゼリードリンクのラインナップとなりました。

「ゼリーポンチ」に使われている炭酸は昔ながらの製法で作られているため、のんびり写真を撮っていると炭酸が抜けてしまいます。
撮影をさっと終わらせ、やさしい刺激のソーダをあじわえるうちにいただきましょう。

トッピングのフルーツは、輪切りのレモンとキウイ、真っ赤なチェリー。
「ゼリーポンチ」のビビッドな色合いととてもよくマッチしています。

グラスにゼリーを詰める際も、同じ色が隣り合わないよう気を遣って詰めているのでしょう。
見た目のカラフルさの秘訣は、細かい気遣いと精密な作業にあったのですね。

せっかく窓際の席に座れたので、自然光をグラスに通してみました。
まるでステンドグラスのような美しさ!
この後は、炭酸が抜ける前においしくいただきました。

他にも気になるメニューがたくさん!また行きたくなる「喫茶ソワレ」の魅力

テーブルに敷かれたガラスの下には、スイーツや他ドリンクの紹介が掲載されていました。
また、写真撮影するお客さんが多いことも踏まえて、各テーブルに撮影時の注意事項が添えられているので目を通しましょう。

ゼリー商品のバリエーションは、実はこんなにたくさんあるんです!
シンプルな見た目のコーヒーゼリーですが、周りの他のお客さんの様子を伺っているとオーダーしている方が多く、こちらも人気商品のようです。

再訪している方も多いようで、名物「ゼリーポンチ」を堪能した次回は、他の気になる商品を食べに来ているのかもしれませんね。

お会計の際に目に入ったのは、「喫茶ソワレ」オリジナルデザインのステーショナリー。
お店のイメージであるブルー系のカラーを基調に、葡萄や女性のイラストが描かれています。
また、ショップカードは月ごとに絵柄が変更になるので、ショップカードを目当てに来店するのもひとつの楽しみとなりそう。
私も次回の訪問を楽しみに、後ろ髪引かれつつ京都を後にしました。

みなさんもぜひ、京都へ行ったら「喫茶ソワレ」で素敵な時間を過ごして下さいね!


このしおりのライター