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2021-10-23

【新潟】定番から穴場まで、秋の佐渡島で見た絶景11選!


新潟県の沖合に浮かぶ離島「佐渡島」は、国内の離島の中では沖縄本島の次に大きな島です。

「日本の縮図」とも言われる佐渡島は絶景の宝庫!
定番スポットから穴場まで、秋の佐渡島の美しすぎる風景11選をご紹介していきます!



北沢浮遊選鉱場跡

「北沢浮遊選鉱場跡」は、佐渡金山で栄えた地区・相川地区にあります。
佐渡の鉱山が現役だった頃に活躍していた鉱石の処理場である「北沢浮遊選鉱場」は、「東洋一の浮遊選鉱場」とも呼ばれていたそうです。

廃選鉱場となった今は、まるで天空の城ラピュタのような景観が見られる!と、佐渡の人気観光スポットのひとつとなっています。

実際に訪れてみると、噂通り、蔦が絡まるコンクリートの巨大な工場跡には、ラピュタの雰囲気が漂っています。
ジブリ好きの方や廃屋好きの方にはたまらないスポットなのではないでしょうか。

「北沢浮遊選鉱場跡」は、佐渡島の玄関口・両津港から車で1時間ほどとなります。
工場跡を正面から撮影したい場合は午後がおすすめです。(午前中は逆光)
また、夜間には工場跡のライトアップも行われます。
日中とは違った幻想的な景観を楽しみたい方はぜひ!



コスモスと棚田

ここは佐渡島の北端「二ツ亀」に向かう途中で見つけた絶景スポットです。
島の海沿いをグルリと一周する県道45号線(通称:佐渡一周線)沿いにあり、コスモスと棚田と海の組み合わせがあまりにも絶景だったため、思わず車を停めて撮影してしまいました。

ガイドブックに載っていない、穴場の絶景スポットです。



二ツ亀海水浴場

「二ツ亀海水浴場」は、先ほどご紹介したコスモスと棚田から更に島の北側へ向かった場所にあります。
海が綺麗な佐渡島の中でも随一の透明度を誇るコチラの浜は、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで二つ星を獲得しています。

2匹の亀がうずくまっているように見える「二ツ亀」へと続く砂浜の道は、潮の満ち引きによってその形を変えます。

今回は、到着した時には既に日没直前だったため、海のキレイさを上手に撮影できませんでした。
どんなに綺麗なのかはぜひご自身の目でお確かめください◎



宿根木集落

佐渡島の最南端に位置する「宿根木(しゅくねぎ)集落」は、入り組んだ路地に昔ながらの板壁の家々が並ぶ、風情ある街並みが人気の観光スポットです。
JR東日本が提供するサービス「大人の休日倶楽部」のロケで、吉永小百合さんが訪れたことでも有名です。

海に向かって開かれた小さな集落を脇の道路から見下ろしてみると、瓦屋根がびっしりと並んでいる様子が見られます。

集落内の「三角屋」前で、吉永小百合さんになりきって記念撮影をしてみては?



万畳敷

晴れていて風がなく、いいかんじに雲が出ている日には、「まるでウユニ塩湖のような景色を見ることができる」と話題になっている「万畳敷」。
特に夕陽の時間帯が人気のようです。

写真のゴツゴツとした岩は、なんと巨大な一枚岩なのだそう。

ウユニ塩湖のようなリフレクションを見られるかは運次第!?
(ちなみにワタシが訪れた日には見られませんでした・・・。)
タイミング良く噂の絶景を見ることができたらとってもラッキーですね!



佐渡リゾートホテル吾妻の庭園

相川地区の高台にある「佐渡リゾートホテル吾妻」は、夕陽にいちばん近い宿として親しまれています。
宿の広い庭園から見る、日本海に沈む夕陽は極上です!

庭園には海に向かってスウィングする「映え」必至のブランコや、目の前に広がる絶景を眺めながらのんびりとくつろげるハンモックやガーデンチェアが置かれています。
日程に余裕のある旅ならば、お宿で一日のんびりステイする日をつくってもいいかもしれません。

ちなみにこちらのお宿、お料理もとっても美味しいですよ。



矢島・経島のたらい舟

島の南側、小木港近くの「矢島・経島(やじま・きょうじま)」では、佐渡島伝統のたらい舟体験ができます。
たらい舟の底は一部が透明になっていて、舟に乗っている間、海中の様子を見られます。

透明度の高い海の中をのぞいてみると、フグの稚魚やウニ、イカなど、様々なお魚たちが泳いでいる様子を観察できます。

このたらい舟、昔の乗り物だと思っていたら、なんと今でも漁師さんたちが現役で使っているのだそうです。
舟に乗り降りする時のチョットの揺れでもおっかないのに、漁師さんのバランス感覚ってすごいですよね!

たらい舟は乗るのも楽しいですが、舟が海を漂っている様子を撮影するのもまたオススメです。
佐渡島ならではの風景をぜひ一枚、カメラにおさめてみてください。



虫谷の入江

矢島・経島から車で5分ほどの虫谷集落にある「虫谷の入江」は、佐渡島の超穴場絶景スポットです。
凪いだ入江の海の色は神秘的なブルーグリーン。
静かで時を忘れてしまいそうな、プライベートビーチのような空間です。

虫谷の入江はとってもわかりづらい場所にあります。
アクセス方法は、小木ダイビングセンターのカヤックか、力屋観光汽船のモーターボート、または車で虫谷集落まで行き、徒歩で入江に向かう方法の3種類となります。
徒歩で向かう場合には、集落の民家の敷地を通り抜けることとなるので、ご迷惑にならないようにマナーを守って通らせてもらいましょう。



セイタカアワダチソウとススキの草原

秋の佐渡島には、いたるところにセイタカアワダチソウが群生しています。

セイタカアワダチソウはブタクサと見た目が似ていますが、アレルギーの原因となる花粉を飛散させることはなく、むしろアトピーなどの症状を緩和させる効果のある薬草です。
なので、花粉症の方も安心して撮影してくださいね。

セイタカアワダチソウとススキの草原は、島をドライブしていればいろんな場所で発見できますよ。



長者ヶ橋

深浦地区にある「長者ヶ橋」は、高所恐怖症の方は足がすくんでしまうかも!?な絶景スポットです。
橋の上から真下の湾をのぞき込んでみると、信じられないくらい透明度が高く美しい海が目にとびこんできます。

海底の藻や海藻がハッキリと見えるほど透明な湾は、一見の価値あり!
海に見とれてスマホやカメラを落とさないように注意してくださいね。



豊岡尾戸バス停

ここはたまたま通りかかり、岩の上に小さく可愛らしい松の木が見えたので、寄り道してみた場所です。
島内を走る路線バスの「豊岡尾戸」バス停のすぐ近くでした。

ダイナミックな絶景!というわけではありませんが、なんだか心がほっこりとするような風景で、お気に入りです。
佐渡島にはこのように、ガイドブックに載っていない絶景がたくさんあります。
島内どこを走っていても絶景に出会えるので、自分だけのお気に入りスポットを見つける旅に出てみてはいかがでしょうか。



このしおりのライター

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