環境省による全国星空継続観察で「星が最も輝いて見える場所」として全国第1位に認定された、長野県阿智村。「日本一の星空、見てみたい!」と思い、去年の秋に長野県阿智村に行ってきました。
星空だけでなく他にも魅力がとってもたくさん!な場所だったので、今回は実際に旅行した一泊二日のスケジュールと共にご紹介させていただきます。
▶︎ 7:30 - 15:00 移動
阿智村へは車で行かれる方が多いと思います。
私は車の運転ができないのですが、阿智村の星空を見たい一心で大阪から電車とバスを利用し、片道7時間半かけて行ってきました。笑
同じく車を利用できない方もいると思うので、関西から電車とバスを利用する場合のアクセス方法も載せますね。
名古屋での乗り換えがスムーズに行かなかったため、その時間を利用して名古屋にある人気の喫茶店「コーヒーハウス KAKO 花車本店」であんバタートーストをいただきました!
とっても可愛い&美味しくて、名古屋に来るときはこのお店であんバタートーストを食べると決めています。
【大阪(難波) → 長野県阿智村 アクセスとスケジュール例(※電車とバスの場合)】
8:00 - 10:08 | 大阪難波駅 → 近鉄名古屋駅 (近鉄電車特急「ひのとり」利用 / 1人2,410円) |
10:08 - 13:00 | 名古屋の街ブラとカフェランチ |
13:00 - 14:48 | 名古屋 → 昼神温泉 (名鉄バスセンターより高速バス利用 / 1人2,400円) |
14:48 - 15:00 | 宿から送迎があり宿へ移動 |
▶︎ 15:00 チェックイン → 温泉入浴、夕食
今回宿泊する旅館「懐石と炉ばたの宿 吉弥」へ。
とっても可愛いコタツが置いてあるお部屋に案内していただきました!
広縁(景色を眺められる窓際のスペース)からの眺めも抜群!!
浴衣に着替え、浮かれ気分のまま大浴場へ向かい、まだ明るいうちから温泉を楽しみます。
昼神温泉は全国有数の強アルカリ性の温泉で、美肌効果があるそうです。
お風呂から上がって一息ついたら、17時前から楽しみにしていた夕食!
炉端焼きか懐石料理か、宿の予約時点で選べましたが、今回は懐石料理をいただきます。
わーーーー!!!美味しい!!!美味しすぎる!!!!
「あれ?このごはんを食べに阿智村に来たんだっけ?」と思ってしまうほど、美味しかったです。到着してまだ2〜3時間なのに、もう満足してうっかりこの旅の一番の目的を忘れて帰ってしまいそうです。笑
▶︎ 18:30 星空ツアー「天空の楽園 ナイトツアー」
温泉も入ってお腹いっぱいに美味しい懐石料理も食べて、もう部屋に戻ってゴロゴロしよう・・・と思わずなってしまいそうですが、これからが本番です!
いざ、日本一の星空ツアーへ・・・!!!
星空の観測会場へのゴンドラ乗り場までは車で行く方が多いですが、有難いことに宿泊した宿には「マイカープラン」だけではなく「送迎バスプラン」もあったので、車がなくてもゴンドラ乗り場に行くことができました。
19時前、いよいよゴンドラに乗って山の上の星空が見られる会場に行きます。
ちゃんと見れるかな、期待しすぎてないかな・・・。
ドキドキとワクワクでいっぱいです。
ゴンドラに乗っている間は外は真っ暗なのできっと星空が見られるはずなんですが、私達は楽しみにとっておきたいので下を向いたまま乗っていました。
しばらくゴンドラに乗り、会場に到着。
お手洗い等がある施設が電気がついているため、まだ星はほとんど見られません。
ツアー参加者が全員会場に到着するまで待つため、星空を見る場所を選んで確保してから1時間くらい待ち、20時にいよいよ30分間の「ライトダウンタイム」!
芝生の上にレジャーシートを広げて寝転がり、
カウントダウンが行われ、
3、2、1、、、、、、
あたりの電気が一斉に消され、満天の星が!!!!!!!!
ワーーーーーーー!!と会場中大きな歓声が溢れます。
そのあと皆星空に見とれ、徐々に静かになっていきます。
私たちも漏れなく感激の声とため息・・・。
天の川も、流れ星も、見られたのはいつぶりだろう。
「今日の晴天率」はなんと100%。
天候ばかりは運次第なので、本当に幸運でした。
夢のような時間はあっという間。
ライトダウンタイムはあっという間に感じ、とっても名残惜しいですが帰りのゴンドラに乗車。
すると驚いたのが、ゴンドラからの景色!
無数の小さな星で埋め尽くされた、会場とは全然違った星空を見ることができました。
▶︎ 22:00 宿へ戻り、温泉入浴
宿に戻ったら、冷え切った身体を温めるため再び大浴場へ。
(チェックイン後の入浴では風邪を引かないようにさっと浸かるだけにしていました)
なんと露天風呂でも星がしっかり見られました。
星を見ながら露天風呂なんて最高ですよね。
まだ興奮と感動が残ったまま、まだ夢見心地のまま、日付が変わった頃にようやく就寝。
▶︎ 星空ツアーに参加する際の注意点
もし行かれる場合は、季節にもよりますが、防寒対策はしっかりと!!
私たちが行ったのは11月中旬ですが、カイロ(背中、足の裏)、セーター、ウルトラライトダウン、ダウン、ヒートテック(一番極暖のもの)、マフラー、手袋と、かなりの防寒対策をしていきましたが、ちょうどいいくらいでした。
寒い寒い・・・と星空どころじゃない人も見られたので、多すぎるくらいでいいと思います。あと芝生に寝転ぶので大きめのレジャーシートもあったほうがいいです。
写真以上の星空が実際には見られたので、是非皆さんのその目であの星空を見て欲しいです!
星空だけではなく宿も充実していて最高の1日目でしたが、昼神温泉郷の魅力はこれだけでは終わりません。次回に続きます。
《後編》
>>【長野県阿智村】昼神温泉朝市と自然と宿場町を楽しむバスツアー