昨年の11月、韓国の釜山へ2泊3日で行ってきました。
大阪からだと、飛行機でたった1時間半。 朝に家を出たらお昼ごはんの時間にはもう釡山。
あっという間に着いてしまうのに、飛行機を降りるとそこには言葉も文字も、景色も食文化も違う街。
今年の週末旅行の行き先にぜひお勧めしたく、今回は「うまいもんだらけ」だった釡山で食べたグルメを紹介します。
1. 韓国チキン「キョチョンチキン」
空港から出て市街中心地へ行き、真っ先に向かったのは「キョチョンチキン」。 韓国全土に店舗を構える韓国チキンの大人気チェーン店です。
色々な種類や組み合わせがありますが、私たちは人気メニュー「ハニーコンボ」を注文!
お、、、美味しすぎる・・・・・!
絶妙な甘辛いタレの味もサクサク具合も最高!日本のフライドチキンとも、日本で食べたことのある他の韓国チキンともまた全然違う、キョチョンチキンのハニーコンボだけで味わえた美味しさ!!
数えていないけれどおそらく20本程あって、箱を開けた時には「夜ごはんの時間も近いし、お腹いっぱいになったら残しておいてまた明日以降食べようね・・・。」なんて友人と言っていたのに、二人共あまりの美味しさに手が止まることもなく、ペロリと完食。
初めての釡山旅行で観光も散策もせず、いきなり真っ昼間からホテルの部屋で日暮れまでチキンパーティー。
贅沢な時間の使い方、楽しい思い出になりました。
2. 屋台韓国おでん
1日目の夜に行ったのは、BIFF広場。
ホットク、フルーツ飴、カフェや居酒屋まで、いろんな屋台がずらりと立ち並ぶエリアです。
釡山は旅中どこへ行ってもあまり人混みに遭遇せず、旅行しやすいな~という印象だったんですが、BIFF広場は韓国人も外国人観光客も沢山いて、旅中にあまり見かけなかった日本人観光客もちらほら見かけて、とにかく賑わっており活気のある場所でした。
釡山に来てやってみたかったのが、「屋台の韓国おでん立ち食い」!
おでんにトッポギ、キンパ・・・・全部美味しい~~~!
さらにおでんの出汁は写真にある赤い小さい容器で掬って飲み放題。
この時点での気温は0度(!!)近かったんですが、冬の寒空の下食べる熱々の韓国おでん。とっても美味しく、屋台立ち食いも楽しかったです。
3. お粥
二日目のお昼、「釜田市場」内にある「コソン粥店」で食べたのは、韓国粥。
釜山旅で印象に残っているおいしかったごはんの一つです。
お店には「かぼちゃ粥」がメニューにあったので注文。かぼちゃ粥は初めて食べたけれど甘くて優しい味でとてもおいしかった。
このお店で食べたお粥が忘れられず、お土産でもレトルトのお粥を買い、さらに日本でも通販サイトやコリアンタウンでお粥を買い、現在一緒に釜山へ行った友人共々お粥ブーム中です。
4. 機張市場でカニ一匹
帰国後、釡山の話を友人にする度に、第一声に発した感想は
「蟹。蟹がやばかった。」
本当に美味しいものだらけ、好きな景色だらけ、楽しい思い出だらけ。
・・・の、釡山でしたが、その中でも蟹はいわゆる「優勝」だった。
蟹、蟹、蟹。
お店の前の大量のカニだらけの水槽が並ぶ市場「機張市場(キジャンシジャン)」。
釡山から電車で1時間ほどで行けます。
(尚、人気スポット「海雲台ビーチ」からは40分ほど。)
ここではズワイガニやタラバガニをお手頃な価格で食べられます!
日本と比べてもとても安い価格なんですが、釡山の中心地と比べても1/3~半額ほどの値段で食べられるそうです。
店の前にいる客引きのお兄さんたちと値段交渉や食べるカニの種類の相談。
私たちの行ったお店の人たちは日本語や英語も話せました。
ズワイガニの方がメジャーなのかな?と思いつつも、今回はサイズと予算的にちょうどよかったタラバガニに。
コロナ前と比べてかなり値上がりはしていそうでしたが、タラバガニ一杯とおまけのホタテ2枚で約150000~160000ウォン(17000~18000円)でした。(※一人当たりは半額)
地下へ案内されて席に着くと、すぐにずらりとおかずの数々。
これは全部「おまけ」です。おまけの量がすごい!
そして、さっきまで水槽にいて一緒に写真まで撮ったカニが美味しく茹でられて卓に・・・(カニさんに感謝)
新鮮も新鮮、茹でられたてホヤホヤの蟹は、本当に本当にほんとーーーーうに!!!美味しくて最高でした。
そしてこのカニを丸々一杯いただいた後には・・・
残した蟹味噌で作った〆チャーハン!
カニのおいしさの記憶が早々に吹っ飛ぶくらいの美味しいチャーハン!ごま油の風味を感じる韓国ならではの味付けがまたすごく美味しいんです。
もし釡山に行ったらちょっと遠いけれど機張市場も行ってくださいね。
行ったらチャーハンも絶対写真見せて頼んでくださいね!笑
デジクッパ
3日目、最終日。
空港に向かう前、最後に食べたのは釜山の名物「デジクッパ」。
訪れたのは人気店「ポンジョンデジクッパ」。釡山駅のすぐ裏側にあります。すごい行列でびっくりした・・・!
でも席数も多いこともあり、並んでみると意外と30分ほどで店内に入れました。
デジクッパは「豚スープごはん」。ごはんをスープの中に入れて一緒に食べます。
(そしてすっかり忘れていて普通にごはんとスープ別々に食べた気が今更しているマヌケは私です。)
テーブルにある調味料で自分好みに味付けや味変しながら食べます。
優しい味で、朝ごはんにもぴったり。
【おまけ】
韓国ドラマお馴染みのシーン「コンビニの前で韓国ラーメンを食べる」。
やりました。韓ドラごっこです。笑
意外とベンチを設置しているコンビニが少なく、googleマップ「コンビニ」検索からのストリートビューで大捜索!笑
コンビニにはたくさんの種類のラーメンがずらり。
それぞれ適当に好みそうな食べたことがないラーメンを選びました。
コンビニ内には、すぐに食べられるためのラーメン用の給湯器や、中にザルが設置されている残り汁を捨てられる専用のゴミ箱までありました。
余談ですが、釡山で特に好きだった点の一つが、「何処となく漂う昭和感」。
渋めのフォントや暗めの蛍光灯の照明がそうさせているのか、懐かしい雰囲気やレトロ感のあるお店や風景を沢山見かけて、旅が終わる頃にはすっかり釡山のファンになっていました。
気軽な距離と期間で行ける韓国の釡山。今年の旅行先の候補にいかがでしょうか。
カニを食べたい人は早速この冬にでも、おすすめです!