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2020-10-10

1日でまわれる!「津軽半島周遊ドライブ」モデルコース


本州最北端・青森県の津軽半島には、素敵な景色を見られるスポットが目白押しです。

今回は新青森駅からスタートし、1日でまわれる津軽半島周遊ドライブのモデルコースをご紹介いたします!



新青森駅からスタート!

東北新幹線「新青森駅」には佞武多が飾ってあり、駅に到着して早々、津軽地方に来た実感がわいてきます。

駅1階にはお土産屋さんがたくさん並んでいて、青森土産ならなんでも揃いそう。

早速駅前でレンタカーを借りて津軽半島周遊ドライブに出かけましょう!



青森ベイブリッジをチラ見

まずは新青森駅から車で10分ほどの場所にある「青森ベイブリッジ」を見ておきましょう。
晴れている日なら、白いベイブリッジと青空のコントラストが美しく、フォトジェニックな1枚を撮影できます。

青森ベイブリッジの近くには青森市名物の「のっけ丼」をいただける市場があるので、時間とお腹に余裕のある方は是非食してみてください。
市場内にズラリと並ぶ新鮮な海の幸を自分好みでチョイスして盛り付けていく「のっけ丼」は、お腹も大満足、テンションも上がります!



五所川原へ

青森ベイブリッジを見たあとは、五所川原市まで1時間ほどドライブします。

五所川原市は、作家・太宰治ゆかりの地として有名な場所です。

市内では太宰治記念館の「斜陽館」をはじめ、「太宰治疎開の家」や「太宰治文学碑」など、太宰治にちなんだ建造物を見学できます。


五所川原市で見ておきたい場所がもうひとつ。
それは、津軽鉄道の停車駅のひとつ「芦野公園駅」です。

その名の通り公園内にある「芦野公園駅」では、列車が森の中を走っているかのようなメルヘンな風景を見られます。


日本ではないような雰囲気のコチラの駅、実は桜の時期が一番人気なんです。
満開の桜のトンネルの下を津軽鉄道のオレンジ色の列車が走る姿はとってもフォトジェニックで、毎年多くのカメラマンが撮影に訪れる人気スポットなんですよ。

青森の桜の見頃は例年5月上旬です。
ワタシもいつか桜と津軽鉄道のコラボを見てみたい!



津軽半島を一気に北上!

さて、五所川原を観光したあとは、津軽半島を一気に北上し、今別町にある岬「高野崎」へやってきました。

五所川原から今別町までは1時間くらいで、走りやすい道が続く快適ドライブです。
高野崎には赤と白のボーダー柄が可愛らしい、小さな灯台がたっています。


灯台から海へと続く階段を降りて行くと、津軽海峡の岩場と岩場を繋ぐ赤い橋「潮騒橋」と「渚橋」が見えてきます。
青い空と海に映える2つの赤い橋、そしてはるか遠くに青森県の下北半島が見えます。
絶景ですね~!

高野崎埼ではキャンプも楽しめるそうです。
夕陽の観賞スポットでもあり、星空も綺麗に見えそうな高野埼でのキャンプ、気持ち良さそうですね。



あの名曲にも登場する「龍飛崎」へ

石川さゆりさんの名曲「津軽半島冬景色」に登場する「龍飛崎」は、先ほどの高野崎から車で35分ほどの場所にあります。

津軽半島に来たならば龍飛崎にも行っておかなくては!


龍飛崎は、「龍が飛ばされるくらい強い風が吹く」というのが地名の由来となっているそうです。
確かにここに来て突然、風が強くなったように感じます。

ここは津軽半島最北端。
龍飛崎の展望台を散策していると、無意識に「津軽海峡冬景色」を口ずさんでしまいます 笑


ちなみに龍飛崎灯台から歩いてすぐの場所に、日本国内唯一の「階段国道」があります。
車が通ることのできないとても珍しい国道、時間に余裕があれば散策してみるのもおすすめです。



津軽半島を南下

さて、津軽半島最北端の龍飛崎を見たあとは、「竜泊ライン(たつどまりらいん)」経由で津軽半島を南下していきます。

山道の最高地点にある「竜泊ライン展望台」からは、晴れていれば津軽海峡や北海道を見渡せる大パノラマを楽しめます。

お手洗いも完備されているので、ドライブの休憩にも最適ですよ。
竜泊ラインは急カーブが続く山道なので、運転には充分気を付けてくださいね。



十三湖を通り過ぎ、高山稲荷神社へ

龍飛崎の次に目指すスポットは、千本鳥居を見られる「高山稲荷神社」です。

龍飛崎から高山稲荷神社までは1時間ちょっとのドライブ。
途中、青森県内で3番目に大きい湖「十三湖」を通り過ぎるので、寄り道してみるのもおすすめです。


目的地の高山稲荷神社は、商売繁盛や五穀豊穣、海上安全の神様がいるパワースポットです。

境内にある千本鳥居の景観が素晴らしいので、是非立ち寄ってみてください。
千本鳥居といえば京都の伏見稲荷大社が有名ですが、青森の千本鳥居も見事です。
しかも京都と違い、観光客の姿が少ないのもおすすめポイント!
素敵な1枚を撮影できること請け合いです。



最終目的地は「鶴の舞橋」

津軽半島周遊ドライブ、最終目的地は北津軽郡の絶景スポット「鶴の舞橋」です。

高山稲荷神社から鶴の舞橋までは車でだいたい40分くらい。
ゴールまであと少し!


鶴の舞橋はメディアでも度々紹介される名所です。
まるで鶴が羽を広げたかのような優美な景観の鶴の舞橋は、木造の三連太鼓橋としては日本一長い橋なのです。


橋の奥には「津軽富士」とも呼ばれる岩木山を望むことができ、津軽半島ドライブの最終地点にふさわしいあっぱれな景色を観賞できますよ。



まとめ

今回ご紹介したモデルコースは、「1日しか時間がとれないけれども津軽半島の見どころを制覇したい!」という方におすすめです。

それぞれの場所をゆっくりと観光したい場合は、2日間にわけて計画をたててみてくださいね。



このしおりのライター

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