先日、京都に行く機会がありました。
観光できる時間は半日ほどでしたが、京都の有名な観光名所ばかりではなくローカルな場所にも行きたいと思い、地元の人が集まる銭湯に行くことにしました。
今回は、私が訪れた京都の銭湯「栄盛湯(えいせいゆ)」をご紹介します!
地元民に人気の銭湯「栄盛湯」
京都下鴨にある銭湯「栄盛湯」。外観は“ザ・銭湯”という感じではなく、普通の民家っぽいです。アクセスがあまりよくなく、駅自体は周囲にいくつかあるのですが、どの駅からも徒歩20分ほどかかります。だからこそ観光客よりも地元の方が多いのかもしれません。
ちなみに駐車場はもちろん駐輪場もなかったですが、銭湯の前には自転車が重なるように駐車してありました...笑
「ゆ」と書かれた暖簾にテンションが上がります。また、「本日営業しています」とか「営業中」とかではなく、「本日有ります」という言い回しもとても素敵!
入り口から男湯・女湯に分かれている珍しいタイプです。
入り口前はちょっとした庭園のようになっていて、小さな池では鯉が悠々と泳いでいました。
ちなみに栄盛湯のTwitterアカウントは「@koinoOfuro」。鯉のお風呂。
池の鯉は栄盛湯のシンボル的存在なのですね。
手ぶらでも大丈夫!
暖簾をくぐって中に入るとすぐに番台の優しいおばさんがいるので、入浴料(大人450円)を払います。シャンプーやボディーソープを持っていない人向けに使い切りサイズのものが売られているので、入浴料を払うときにシャンプーとボディーソープも購入しちゃいましょう。定かではないですが、ハンドタオルも販売していたような気がします...!
レトロな雰囲気が漂う昔ながらの銭湯だと、棚に服を入れるカゴが置いてあるだけで、貴重品が心配...となることがありますが、栄盛湯の靴箱やロッカーは鍵付きなので安心です。
すでに先客がいたので、お風呂の写真はありませんが、浴槽は3種類(1つは水風呂)あり、サウナもありました。サウナはそこまで温度が高くなくて心地よかったです(温度計がヒーターの近くにあったせいか、とても高い温度が表示されていましたが)。
ちなみにサウナを利用する場合でも追加料金は必要なかったです。
飲み物のバリエーションが豊富でびっくり。風呂上がりはやっぱり冷たい飲み物をぐびぐび飲みたいですよね。
自動販売機ではなく、冷蔵庫に入っているのもレトロで素敵!
「栄盛湯」は、京都のローカルな一面を味わえる素敵な銭湯でした。
銭湯好きな方や、観光で時間に余裕ができた方はぜひ足を運んでみてください!