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2020-10-22

【北海道】最高級の絶品ウニ×美しすぎるコバルトブルーの海


ウニって好きですか?
こんな旅のしおりを謳っておいて…
実は私、ウニ、苦手なんです。
そんな私でも、なにこれ!おいしい!と衝撃を受けたウニがあります!

最高級のウニ丼、食べてみたくないですか?

しかも、このウニ丼、神の岬という名前を持つ絶景のある北海道の海で獲れるんです。

今回は、北海道の美しい海が産んだ絶品ウニをご紹介します。



そう、ウニといえば積丹。

北海道のウニはおいしい!とよく言われますが、特に有名なのは積丹(しゃこたん)。全国各地から、わざわざ食べにくるほどのおいしいウニが食べられるんです。
積丹半島は札幌から小樽へ向かい、さらに超えたところにあります。車では2時間半ほど。

積丹の海の色は、透き通る美しい青で、シャコタンブルーと呼ばれるほど。
透明度が高い海は、太陽の光をたくさん取り込み、海藻の光合成が盛んに行われます。そのため、ウニの栄養も豊富に蓄えられて美味しくなるんだとか。


積丹でウニ漁が解禁されるのは6月〜8月。積丹で解禁されると、旬の美味しいウニが食べられます。その前に小樽でのウニ漁が解禁されるので、5月ごろから小樽産のウニが食べられるお店もあります。



漁師さんの店『みさき』

積丹にはウニを食べられるお店が山ほどありますが、その中でも人気のお店はここ、『みさき』。
ウニ漁師の店主さんが経営しており、獲れたての天然ウニを食べられるんです。

8月頭の13時30分ごろにお昼を食べに行きましたが、その時にはもうすでに駐車場は満車状態。
お店の前には長蛇の列。
すごい待つのかなぁ…と思いきや、20分も待たずに入れました。


まずは、食券を買います。
お店の中はこんな感じ。奥にもまだ席があり、回転率がいいのもうなずける広さです。
席についてからも、5分ほどでウニ丼到着!



幻の赤ウニ!

積丹で獲れるのはほとんどが白ウニと呼ばれるキタムラサキウニ。写真の左側です。
写真の右側の赤ウニと呼ばれるエゾバフンウニは北海道や東北でしか獲ることができず、積丹で獲れるウニのうち、たった1〜2割ほどなんだそうです。

稀少な赤ウニは、白ウニの数倍の価格がつくこともあります。

赤ウニ丼は6月中旬〜8月末までで、1日20食限定。お値段5400円!
そのお味は…とーっても濃厚!!とろっとした口当たりで、ふわっと広がる甘み。臭みや苦味が全くなく、旨味が詰まっています。


先ほどの写真は白ウニ丼と赤ウニ丼を並べて撮った写真でしたが、セット自体はこんな感じ。お漬物とお味噌汁がついてきます。
ここのウニは本当に別格です!
ウニが大好き!な人も、臭くて嫌い!と思っている人も、ぜひ一度は食べてほしい一品です。



コバルトブルーの神威岬

積丹といえば、神威岬(カムイミサキ)。アイヌ語で神の名前を持つその海の色は、透き通る美しいコバルトブルー。

かつては、女人禁制だった場所で、入口の門にその歴史が刻まれています。
その入り口から、片道約20分の散策がスタートです。


岬なだけあり、とても風が強く、予想以上に寒かったです。防寒必須です!
すれ違うのも難しいような細い道で、木道の階段や砂利道を進みます。アップダウンも激しいです。なので、スニーカーじゃないと厳しいかもしれません。


岬に到着。その海の先には、凛とそびえ立つ神威岩。
激しい波や風が作り出した景観が、地球の雄大さを感じさせます。


帰りに見える景色も、絶景。
岩肌がゴツゴツしていて、地球の背骨みたいです。
写真の通り、9月中旬に行った時にはススキが咲いていて綺麗でした。



おいしいウニが食べられる北海道の絶景スポット。
来年の夏休みには、ぜひ積丹へ足を運んでみてください。



このしおりのライター

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