青森を代表する景勝地の一つ、「奥入瀬(おいらせ)渓流」。
てっきり森の奥深くまで歩かなければ辿り着けないものと思っていたのですが、車で簡単に訪れることができたので驚きました。
こんな大自然が、車道のすぐ横に広がっているなんて...!
(↑ この車道のすぐ横に、渓流と遊歩道がある。)
これからの紅葉シーズンは特に人気の奥入瀬渓流。その魅力をご紹介します!
美しい流れに癒される! 奥入瀬渓流
奥入瀬渓流は、十和田湖畔・子ノ口から焼山までおよそ14km続く渓流。滝や岩など見どころが点在しており、渓流沿いには遊歩道と車道が整備されています。
がっつり歩くもよし、バスを利用して一部だけ散策するもよし。それぞれに合った方法で楽しめるのが奥入瀬渓流の良いところ。
豊かな緑、澄んだ空気、水のせせらぎ...。ゆっくり深呼吸して、全身でめいっぱい自然を楽しみましょう。
春夏秋冬それぞれの魅力がある奥入瀬渓流ですが、特に紅葉シーズン(例年10月下旬ごろ)が人気だそうです。
私が訪れたのは10月上旬。紅葉を楽しむには少し早かったようですが、それでも多くの人で賑わっていました!
周辺の車道はやや渋滞している箇所もあったので、行楽シーズンの土日に訪れるのであれば時間に余裕を持ってプランを立てるのがおすすめ。
雲井の滝
奥入瀬渓流には有名な銚子大滝をはじめ、いくつもの滝が点在しています。そのうちの一つである「雲井の滝」を訪れました。
木々に囲まれた断崖から三段に屈折して流れ落ちる、高さ約20mの滝。すぐそばまで近付くことができ、迫力満点!
水量が豊富で、とても見ごたえのある滝でした。
奥入瀬渓流周辺のスポット
奥入瀬渓流の周辺にも、美しい自然を楽しめるスポットが多数!
・十和田湖
奥入瀬渓流の源である「十和田湖」。青森県と秋田県にまたがる、国内で12番目に大きい湖です。周囲の山々を映し出す穏やかな水は、近くで見るとかなり透明度が高く神秘的。奥入瀬渓流と比べて観光客が少なく、静かに過ごせました。
・十和田湖マリンブルー
十和田湖のほとりにあるカフェ「十和田湖マリンブルー」。春〜秋のみ営業されています。十和田湖に面したテラス席があって、こちらで手作りアップルパイをいただきました。大きめにカットされたリンゴがゴロゴロ入っていて贅沢!
・八甲田
十和田湖や奥入瀬渓流から青森市街へ続く道路(国道103号)は、絶景ドライブルート。「八甲田・十和田ゴールドライン」と呼ばれているそうです。標高が高い場所は、奥入瀬渓流より早い時期に紅葉の見頃を迎えます。10月上旬のこの日は見事な紅葉が楽しめました!
奥入瀬渓流とその周辺は絶景の宝庫!
周辺の人気スポット「蔦沼」も紅葉シーズンに見に行きたいと考えている方は、今年は混雑緩和のための対策(早朝の事前予約制や協力金徴収など)が導入されるそうなので注意が必要です。
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