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2020-07-15

スーパーフード天国のメキシコでおすすめのお土産!


今、世界で注目される「スーパーフード」。
栄養価が高く、健康や美容の為に気になっている方も多いと思います。

メキシコではスーパーフードがアステカ、マヤの時代から貴重な栄養源として食されてきました。
代表的なもので言うとチアシードやカカオは、メキシコが原産。
南米まで地域を広げるとインカに伝わるキヌアも身近な存在で、キヌアの仲間であるアマランサスを使ったお菓子がメキシコにも古くからあります。

ヘルシーなイメージはあまり無いメキシコ料理ですが、サルサソースをはじめ、野菜や栄養価の高い食材を上手に使った料理も多くあります。

日本では、ほとんどのスーパーフードは輸入品となる為、価格が高くなってしまいますが、メキシコへ来ると手頃な価格で購入できますよ。
カンクンのスーパーには健康食品を並べたコーナーがあり、チアシードやキヌアをはじめ、様々なスーパーフードが並び、女性であればテンションが上がるはず。

自分用は勿論ですが、お土産としても喜ばれると思います!
それでは、いくつかご紹介させて頂きますね。





『チアシード』= CHIA

最近、定着してきたスーパーフード。
メキシコのお土産として話題に上る事も多い代表的な存在です。
水を含むとゼリー状に10倍近く膨らむ不思議な種で、ダイエットにも良いと紹介されています。

ビタミンやミネラルを豊富に含むのは勿論。
注目の効能については、血圧や血糖値を下げる、便秘解消や整腸作用やアンチエイジングも期待できます。


沢山ある商品の選び方のポイントとしては、黒と白2種類の色がありますが、白の方がより栄養価が高いそうです。
種の他に、チアシードのオイルも売っていますよ。
オイルの方が日本では珍しいかもしれませんね。





『カカオ・ニブ』= CACAO NIBS

言わずと知れたチョコレートの原料であるカカオはメキシコが原産となります。
マヤ、アステカの時代では王様の飲み物や、貨幣の代わりにもされた程、貴重なものでした。

ビタミン、ミネラル、ポリフェノール、カフェインを豊富に含み抗酸化作用、美肌にも欠かせません。
その他、集中力アップや精神安定、整腸効果も。
ただ、カフェインを含んでいる為、食べるタイミングには注意しましょうね。





『アマランサス』= AMARANTO

古代アステカでは神への捧げ物、とうもろこしと並び主要作物の1つだった穀物。
最近になり、その栄養価の高さ、必須アミノ酸を豊富に含んだバランスの良い食品として注目され、NASAの宇宙食としても推奨されるようになりました。
カルシウムや鉄などミネラルも豊富な為、子供の栄養補助食としても優秀です。

メキシコでは、アマランサスを蜂蜜や砂糖または、チョコレートで固めたお菓子があります。
スーパーやコンビニでも見かける事が出来るので、手軽に手に入れる事が出来ますよ。
シリアルコーナーにも、トッピングとしてアマランサスが袋入りになっているものや、シリアルバーになったものなど種類も豊富です。





『ノパル・うちわサボテン』= NOPAL

ノパルは、メキシコ人にとっては欠かせない食材。
スーパーに行けば、野菜売り場では365日、1年中欠かす事なく並んでいます。


カンクンでは、軽く茹でてトマトや玉ねぎ、パクチーなどと合わせてサラダにしたり、タコスのトッピングとして使われたりします。


地域が変わって、メキシコ中部にあるケレタロ近郊ではサボテンの中にサボテンの身とお肉、チーズをサンドして炭火で豪快に焼いた郷土料理「Nopales en Penca」があります。

痩せた土地でもたくましく育ち、栄養価に優れたサボテンは、飢饉などで食べ物がとれなかった時に人々の飢えを満たしてくれたと言います。


ノパルの効能としては、食物繊維による整腸作用、ネバネバした粘液には胃を保護する働きもあるようです。
勿論、アルコールからも胃を守ってくれるそうで、テキーラと相性ピッタリ(笑
他にダイエット効果、抗酸化作用や美肌効果にも優れています。

生のノパルは、お土産として持って帰るのは難しいですが、パウダーになっているものやスナック、ドライノパルなどもあるので、メキシコ土産のネタとしても面白いかもしれません。
味は大体、メキシコ人の好きなチリ&レモン味です(笑
味のインパクトが強すぎて、健康的ではなく感じるのが難点です…なので、あくまでもこちらはネタ的な感じですね…





以上、メキシコ産のスーパーフードでした!
カンクンに来た際には是非、スーパーの健康食品コーナーを覗いてみて下さいね。




このしおりのライター

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