はじめに
シンガポールに行ったことのある人も、そうでない人も、一度はこのホテルを目にしたことがあるのではないでしょうか。
マーライオンとともに今やシンガポールのシンボルとなった、「マリーナベイサンズ」。
その最大の特徴は、地上約200メートルに位置するインフィニティプール。
客室がびっちりと詰まった3本の棟の上に、まるでプールがただちょこんと置かれただけのように見える設計は、まさに常軌を逸しています。(誉め言葉)
今回はそんな憧れのマリーナベイサンズでの宿泊体験をご紹介!ただ有名なだけのホテル?いえいえ、そこでの滞在はそれそのものが旅のメインイベントとなるほど、素晴らしいものだったのです!
いざチェックイン
チェックインは1階のカウンターで午後3時から可能。
遠くから見ていたマリーナベイサンズの、3本の棟部分に実際に入ってみると、思わず上を見上げてしまいます。
カウンターで部屋番号を伝えられる際、その部屋がどのタワーにあるのかを教えてもらえます。Tower1~Tower3それぞれのエレベーターで、早速部屋に向かいましょう。
私たちが宿泊したのは、最もスタンダードなデラックスルーム。3名での宿泊だったため、シングルサイズベッド2台にエキストラベッドが1台のお部屋でした。
ベッドの反対側にはテレビとデスク。
そして同じデラックスルームであっても、選べる眺望が5種類あります。
・低層階(2階~9階)
・ガーデンビュー(10階~39階)
・ハーバービュー(40階以上)
・シティービュー(19階~39階)
・スカイビュー(40階以上)
ビューによって階が異なるため、値段も異なるようでした。
私たちのデラックスルームはガーデンビューであったため、バルコニーからの景色はというと
巨大な人工ツリーが特徴の大型庭園、「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」が美しい!
バルコニーは広々としていて、ソファーやイスもあり最高の居心地!
日中の景色はもちろんですが、段々と日が沈みガーデンズ・バイ・ザ・ベイの美しい夜景が見られるのが、このお部屋最大の魅力です。夜風にあたりながらバルコニーでのんびり過ごすのもいいかも!
お部屋のその他部分の様子としては・・・
広々としたバスルームには洗面台を挟んで両端にシャワーとトイレ。
シャンプー、コンディショナーや歯ブラシ等、ベーシックなアメニティが揃っています。
スリッパがあるのがありがたいですね。
ベッドサイドには無料のお水が付いてくるので、外での購入の必要はないでしょう。
またチェックインの際に一人一本こんなフルーツジュースも貰えます。(冷たくてとっても美味しい!)
念願のインフィニティプールへ!
お部屋そのものも、眺望含め大満足のマリーナベイサンズ。
しかし!!!
ここに泊まる人々の一番の目的と言えば、やはり「あの」プールでしょう。
早速行ってみましょう!
インフィニティプールは57階。(なんだその階数は・・・) 私たちが宿泊したTower3からは、34階で一度上層階へのエレベーターに乗り換える必要があります。
「57」の数字に胸の高鳴りがおさえられません・・・。
そうそう、プールエリアに入るために、必ず「一人一枚カードキーを持参」することを忘れずに!まるで駅の改札のようなゲートがあり、宿泊者でなければ入れないよう、厳密に管理されています。(写真は夜の様子)
ゲートを通っていざプールが見えてきました!!!
チェアーはずらーっと3列。プールに近い側が人気で、時間帯によって結構埋まっています。
そして念願のインフィニティーーーーーー!!!!!!(ミ〇ティーーーーーーのノリで)
高層ビル群と同じ目線でプールに入っているなんて、信じられません!
ちょいとへりに足をかけて、無礼にも高層ビル群に足を向けて写真をとってみれば、一気に富裕層まで上り詰めた気分になること間違いなし。
インフィニティプールで必ずチェックしたくなる横からのアングルはこんな感じ。ちなみに私はかなりの高所恐怖症なので、普通にしていればプールのへりから落ちることはないと分かっていても、この高さに慣れるまで小一時間かかりました・・・。
マリーナベイサンズのインフィニティプールは、やはり夜こそ本領を発揮します。
夜は少し涼しくなるためか、チェアーも空いていてプール間近のチェアーを確保。
そして何といってもこのビュー!!!
この夜景は、ちょっとお高い宿泊料金を払う価値があったと確信させてくれます。
昼・夜ときて、一回寝たら朝も懲りずにプールを目指しましょう。だって元を取らないといけませんからね。
朝のプールは夜同様比較的人が少なめ。朝日とともにスイスイ泳ぐのは気持ちがいいですよ。
そしてちょっと肌寒い朝のプール後にはぜひジャグジーがおすすめ!
朝日も相まって、一瞬温泉旅館の朝風呂に来たような感覚になりほっと一息。
サンズ・スカイパークも無料で楽しめる!
宿泊者の特権であるインフィニティプールをこれでもかと楽しむのはいいとして、実はインフィニティプールのある57階にはサンズ・スカイパークという展望デッキもあります。
宿泊者は無料で行くことができるので、ここからの眺望を楽しむことも忘れずに!
屋上レストラン「CE LA VIE」の隣にあるのがサンズ・スカイパーク。
デッキの端まで歩いていくと
美しい夜景を、プールからよりも広範囲なアングルで楽しむことができます。
そこに宿泊することそれ自体が、極上の体験になるマリーナベイサンズ。シンガポール旅程で一泊だけ組み込むだけでも、十分満足できると思います。
次回のシンガポール旅行の際には、ぜひ検討してみてくださいね!