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2020-05-21

【宮古島】こんな海が日本にもあった!国内最大級のサンゴ礁群“八重干瀬”とは?


「綺麗な海」と聞くとどこを思い浮かべるでしょうか。
ハワイ、グアム、オーストラリア・・・など、どこもとても素敵ですが、沖縄の海も世界でトップクラスの綺麗さを誇ります!

その中でも今回は、皆さんご存じの宮古島からさらに船で向かった場所にある“八重干瀬(ヤビジ)”についてご紹介します!


※2020年5月現在は新型コロナウイルスの感染防止対策の為、来島自粛を呼び掛けています。今の状況が落ち着き、島民の皆様が私たち観光客を歓迎してくださる時が来たら、足を運んでみて下さい。





八重干瀬(ヤビジ)とは?

宮古島と橋で繋がる「池間島」の北側に広がる、周囲約25kmのサンゴ礁群です。現在の日本では地球温暖化などが原因し、サンゴの白化現象が問題になっています。残念ながら、綺麗なサンゴを見ることが出来る場所がどんどん減ってしまっているのが現実です。
しかし!そんな日本でも八重干瀬にはまだまだ元気なサンゴ礁がたくさんあります♪





船に乗って出発!

八重干瀬へのアクセスは船で行く方法しかありません。
定期船はないので、シュノーケルなどのアクティビティツアーを催行するショップが船を出しています。
宮古島からは40分~1時間、池間島からは15分~30分程で到着です。
船酔いが心配な方は池間島発のショップをオススメします。
私自身、ダイバーになりたての頃に船酔いをみくびっており・・・とても辛い思いをしました。(今でもどうしても船には弱いですが、酔い止めを飲めば大丈夫です。笑)

池間大橋をくぐり・・・

どんどん海の色が変化していきます。
ゼリーかな?というようなキラッキラした海、日差したっぷりの太陽と青い空と白い雲。
最高の景色・・・!

実はこの日、台風通過直後で天気予報は雨。私達が到着したこの前日も停電により信号がついていなかったり、電波が上手く繋がらなかったりと台風の影響をもろに受けていました。
そのため船を出せない可能性もある…そんな状況での予約でした。

当日の朝、少し天候が回復したとはいえ、ドン曇り。しかし!いざ、船に乗ったらどんどん太陽が…!!!!!

島の天気は変わりやすい!雨予報でも気を落とさずに!(もちろん晴れ予報⇒大雨の可能性もあるのでご注意を。笑)





青しかない世界!

八重干瀬までの道のりも天国です。
エメラルドグリーンから薄い水色、濃い青、と場所によって様々な色を見せてくれます。
風に当たりながらそんな景色を眺めていると、あっという間に到着!
船の上からでも海の中がはっきり見える!海の透明度に驚かされます。
早く飛び込みたい!!!





出迎えてくれるサンゴ礁

色とりどりのサンゴと魚たちの世界。


水深1m程にもサンゴ礁が広がっているので、泳げない方でも浮き輪などにつかまりながら、十分楽しめると思います♪
水深が浅い方が太陽の光が届いて、より色とりどりのサンゴを見ることが出来ます。


私のカメラとカメラセンスでは本当の綺麗さを伝えきれません。もどかしい…(笑)


その日の海のコンディションによって、よりベストなポイントに船長さんが連れていってくれます。

サンゴ礁だけでなく、綺麗な砂地が広がるポイントも幻想的です。


水深は深くなりますが、こんなポイントも。

↑魚の住処としてあえて沈めているニライ15号。

台風直後ということもあり、さすがに少々濁っていましたが上から見る景色は異世界です。

心ゆくまでたっぷり泳いで、大満足の1日でした♪





最後に・・・

船でしか行けないからこそ、手付かずの姿が残っています。
沖縄の海はどこもとても綺麗ですが、その中でも上位に食い込む場所だと思います。
宮古島に行った際はもう少しだけ足を延ばして、ぜひ、ご自身の目で新しい海の世界を覗いてみてはいかがでしょうか。





このしおりのライター

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