マレーシアの有名な観光地といえば首都のクアラルンプール、マラッカ、ランカウイ島、ペナン島などがありますが、あまり知られておらず、外国人観光客もそこまで多くない秘境の島がいくつか存在します。
今回はその中の1つ、プルフンティアン島(マレー語:Pulau Perhentian)を紹介します!
プルフンティアン島とは
プルフンティアン島は、西半島の東側トレンガヌ州に位置し、クチル島(kecil)と、ブサール島(besar)の2つの島のことを指します。それぞれ、小さい島、大きい島という意味で、名前の通り大きさの異なる2つの島に分かれており、私はブサール島の方へ訪れました。
プルフンティアン島には、ビーチと少しのレストランくらいしかなく、リゾート地として開発されすぎていない自然豊かな小さな島です。
透き通るきれいな海でシュノーケリングをしたり、砂浜で遊んだり、ハンモックで海を眺めながらゆったりしたりと、癒しの時間を過ごすことができます。
(お店も少ないので島に入る前に両替を済ませたり、お菓子などご飯以外に何か必要なものがあれば買って行くことをおすすめします。)
プルフンティアン島の行き方
直接飛行機で島に行くことはできず、トレンガヌ州本土のジェット乗り場から、スピードジェットに乗り、島に向かいます。
クアラルンプールからコタバルまで飛行機で行き、タクシーでジェット乗り場まで向かう方法もありますが、ここでは私が用いたクアラルンプールからバスでトレンガヌのジェット乗り場近くまで行き、そこからスピードジェットで島に向かうというリーズナブルな方法を紹介します。
まずは、クアラルンプールからジェット乗り場近くまで長距離バスで向かいます。
TBSというクアラルンプール市内の大きなバスステーションからバスに乗ります。チケットはその場でも購入可能ですが、Easybook.comというサイトから購入することもできます。ちなみに、このバスターミナルからマレーシア内のいろんな都市、シンガポールにもバスで行くことができます。「Kuala LumpurからKuala Besutまで」のチケットを購入します。値段はバス会社にもよりますが、大体「RM45(約1190円)」です。8時間近くかかるので、夜行バスをおすすめします。明るいうちのバスは、バスの中から移り変わる景色も楽しめるのでそれも楽しいと思います。個人的には、トロピカル植物が生き生きと育つ田舎の街並みが大好きなのでバス移動もそれほど苦ではありません。
Kuala Besutに着いたらジェット乗り場を見つけ、20分ほどスピードジェットに乗るときれいな楽園プルフンティアン島が見えてきます。
プルフンティアン島での過ごし方
過ごし方については、基本的にシュノーケリングをしたり、ビーチでゆっくりだらだらとします。ショッピングをしたりするような場所は一切なく、島にあったのはホテルやコテージ、最低限のレストランとシーシャ屋さん、プルフンティアン島内の他の場所へ移動するためのボートタクシー屋さんのみでした。
私はマレーシアの友人に教えてもらったインスタグラム上のツアー会社のアカウントで、パッケージを見つけ、申し込みました。2泊3日の宿泊費、島へのジェットの往復費、シュノーケリング費などが含まれてRM199(約5300円)でした。
こちらがコテージです。コテージからも海が見えるほどの距離に宿泊することができます。
レストランもビーチのすぐそばにあり、1日中海を眺めながら過ごすことができます。
そして1番の見どころは、楽園気分を味わえる、きれいに澄んだ海です。
人がそこまで多くないので、きれいな海を独占するような気持ちで思う存分ビーチではしゃぐことができます。
ボートで水深が深いとこまで連れていってもらい、シュノーケリングを楽しむこともできます。
サンセットもビーチで楽しみ、日が沈むと、ファイヤーショーが始まります。
ビーチのそばにハンモックがいくつかあるので、波の音を聞きながら、リラックスした時間を過ごせます。
まとめ
あまり知られていない小さな島ということもあり、観光客も多くないため、普段の忙しい生活では経験できないような、ゆったりとした時間の流れを楽しむことができます。
この自然豊かなプルフンティアン島で、ぜひ素敵な楽園島生活を体験してみてください。