高知県の山奥に素敵なカフェがあると聞いて、行ってみることにしました!
店名は「おちゃくりcafé」。ネットで口コミを見てみると、どうやら “道の駅” に併設されているカフェのようです。
田舎の道の駅にオシャレなカフェがあるなんて、ちょっと珍しくないですか...?
道の駅内のカフェだからと侮るなかれ
「おちゃくりcafé」があるのは、高知県高岡郡四万十町、「道の駅 四万十とおわ」の敷地内です。
この地域でとれた野菜や特産品が並ぶ「道の駅 四万十とおわ」。
駐車場側だけ見ると、よくある道の駅なのですが...
なんと道の駅のすぐ裏手に、“日本最後の清流”ともいわれる「四万十川」が流れているんです! こんなに近いとはびっくり。
「おちゃくりcafé」は、そんな贅沢な立地を活かしたカフェ。
四万十川向きに席が設けられており、雄大な景色を眺めながらティータイムが楽しめます。
四万十の栗を使用したモンブラン
こちらのカフェのウリは「モンブラン」。
ここ四万十町では、大粒で甘い栗が育つのだそう。また、良質な茶葉が育つことでも知られており、「おちゃくりcafé」ではこの地域の栗や紅茶を使用した手作りスイーツがいただけるとのことです。
(今更ですが、店名の「おちゃくりcafé」って “お茶” と “栗” のカフェということだったんですね...!)
▲「しまんとモンブラン」(500円)と「有機栽培アイスコーヒー」(450円)
私は「しまんとモンブラン」とアイスコーヒーをいただきました。
「しまんとモンブラン」は、やや固さを残した栗ペーストの上に、ふんわりなめらかな口どけの栗ペーストがのせられたスイーツ。2種類の栗ペーストが味わえます。
「一番好きなケーキは?」と聞かれたら「モンブラン!」と即答するほどモンブランが大好きなのですが、モンブランの上の部分の栗ペーストをもっとたくさん食べたいなあといつも思っていたので、これは私にとって最高のモンブランです...。
▲「アイスモンブラン」(650円)と「しまんと紅茶」(350円)
こちらは栗アイスの上に栗ペーストをしぼった「アイスモンブラン」と、四万十の茶葉を使用した「しまんと紅茶」。
他にも、四万十の栗と他の産地の栗を食べ比べできる「しまんとモンブラン 地栗くらべ」(500円)や、四万十の栗と紅茶をつかったロールケーキ「しまんとロール」(400円)など、さまざまな栗スイーツが用意されています。
旅先の美しい風景を眺めながら、その土地の美味しいものをいただく。
なんて贅沢な時間なのでしょう...!
食後は四万十川沿いをお散歩
カフェでのんびりしたあとは、豊かな自然の中をお散歩。カフェの横の道から、四万十川のすぐそばまで下りられるようになっています。
意外と深そうだったのと、この日は台風が近づいているせいか流れがとても早かったので、川遊びはせず眺めるだけで我慢しておきました。
ちなみに、「道の駅 四万十とおわ」のすぐ横の乗り場からは、手漕ぎの舟に乗って川下りが楽しめるようです。(四万十かっぱ川舟下り)
カフェとセットで、四万十川でのアクティビティを楽しんでみるのも良いですね。
四万十の風景と食材を存分に活かした「おちゃくりcafé」は、わざわざ行きたくなる素敵なカフェでした。四万十川周辺観光の際はぜひ寄ってみてください。