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日本最西端の島、与那国島。
別名は「渡難(どなん)」。島に渡るのも難しいほどの海域に位置するため、地元ではこう呼ばれています(島の泡盛の名称にもなっています)。
日本の果てに位置するこの島には、いったいどんな魅力があるのか。

電動アシスト自転車でまる1日かけ巡った島の見どころを、島南部の集落、比川(ひがわ)から反時計回りに紹介します。




Dr.コトー診療所

2003年放送開始のテレビドラマ「Dr.コトー診療所」のロケに使用された診療所のセットです。
撮影当時の姿のまま保存されており、中を見学することができます。ドラマを見ていた人にはたまりませんね。


急な階段を上った屋上からは海が見渡せますよ。

防波堤の向こうは、はるか太平洋が広がるのみ。




与那国海塩

与那国島で塩を作っている会社です。
Dr.コトー診療所のすぐ近く。倉庫のような小さな建物です。
小さめの釜で時間をかけて製塩作業されているそうです。製塩方法によって形も味も異なる4種類の塩を作り分けているそうです。すごいですね。

「お塩好き」には見逃せませんよ。もちろん、お塩の販売もやってます。




立神岩(たちがみいわ)

島の観光ガイドブックの表紙にもなっている、島の象徴でもあります。
断崖絶壁が続く海岸のすぐそばで、まるでそこに「ポンッ」と置かれたかのように、海の中にこの岩だけが存在を強く主張していました。

違う展望台からも見ることができ、いろんな形の立神岩を楽しめますよ。




軍艦岩

海の中から突如浮上した潜水艦のような形をした岩。
立神岩もそうですが、なぜ海の中でこの地形、この岩だけがこのような形で残っているのか。大自然の奇跡というほかありません。

サンニヌ台展望台という展望台から眺めることができます。
同じ展望台からは断崖絶壁の谷も間近で望むことができますよ。

ただ、千畳石が並ぶ「サンニヌ台」は、遊歩道が立ち入り禁止となっているため見ることができませんでした。残念。




東崎(あがりざき)

だだっ広い場所に小さな灯台がポツンと建っているだけの、一見何の変哲もない岬です。
が、岬に行くまでの小道では、与那国馬が出迎えてくれます。

天気のいい日には海の向こうに西表島が見えるそうです。

島の北側の海岸沿いには、与那国島には珍しく、浅瀬と砂浜、そしてなだらかな丘陵が広がっていました。




ティンダバナ

丘の上に「ドンッ」と置かれたかのような、謎の巨岩です。
祖納(そない)集落を見守るかのようにそびえ立っていました。

実際に訪ねてみると、ゴツゴツとした岩肌を間近に見ることができます。圧倒的な迫力です。

中世にはサンアイ・イソバという女酋長がこのティンダバナを拠点として統治していたという伝説もありました。

先にある展望台からは祖納集落と東シナ海を一望できます。




久部良(くぶら)バリ

久部良集落の北方、海岸の岩場にある割れ目です。
その昔、人頭税に苦しむ島では、妊婦をここに集めてこのバリ(割れ目のこと)を跳ばせて口減らしをしたという悲しい伝説が残っています。
そんな伝説などなかったかのような、静かな場所でした。

すぐ近くには「日本最後の夕日が見える丘」もあり、きれいな海が広がる景勝地でもあります。




西崎(いりざき)

久部良漁港の先の、かなり高台にあります。
日本最西端の碑があり、天気のいい日にはなんと、はるか向こうに台湾を望むことができるそうです(この日は残念ながら見えませんでしたが)。
高台にあるので、360°見渡せる展望台からの眺めは最高!


眼下には、色鮮やかなエメラルドグリーンの海も見えますよ。




久部良漁港

島の西側にある久部良集落の漁港です。港には澄んだ色の海が広がっており、すぐ横にはナーマ浜という小さなビーチがありました(泳いでいる人はいませんでしたが)。
カジキマグロが有名で、毎年7月には「国際カジキ釣り大会」が開かれているそうです。

漁港近くの食堂で食べたカジキマグロのトロのお刺身定食は絶品!




与那国馬

最後は場所ではありませんが、島特有の与那国馬です。

島内では東崎と西崎のあたりで見ることができました。写真は西崎の南側のあたりです。
古くから島にいる小型の在来馬で、昔から重い荷物を運んだり畑を耕したり、島では貴重な家畜だったそうです。
今ではその役割を終え、のんびりと暮らしているようですね。

馬が道路に出てきていると、道を空けるまで車は一旦停止。のどかな風景です。





まとめ

与那国島の見どころスポットをまとめてみました。いかがでしたか?
島の周囲の多くが断崖に囲まれているという特有の地形から、他の島ではあまり見られないスポットがたくさんありました。

周囲約28kmの島は、レンタカーなら2,3時間で、電動アシスト自転車でも1日あれば回ることができます(島の道路はアップダウンが激しく、普通の自転車で回るのはかなりたいへんそうです)。

日本最西端の島を、自転車で体感してみるのはいかがでしょうか。



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